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シンガポール留学5日目 授業 モスク見学

英語の授業を朝9時から夕方4時まで頑張ります。
そろそろ耳が慣れてきたようです。
発言ができるのは2週間目くらいからでしょうか。
テキストを見せてもらいますが、本当にためになる内容です。

シンガポールは世界一物価の高い国になりました。
ですが、この授業を見るとやっぱりここを目的地に選んでしまいます。

放課後はモスクに行きました。
あいにく、見学の時間は過ぎてしまっていて中を見ることはできませんでしたが、イスラム今日の基本的なことは教えました。
一番伝えたかったことは、一般的なイスラム教徒と、各地でテロを起こしている過激派は、全く違うということです。
そして、どの宗教を信じる人も、認めて、尊重しなければいけないということです。

シンガポールは日本と比べて条件がいい国とは言えません。
食料をはじめとする様々な生活物資の自給率が極めて低く、民族構成も複雑です。
こんな暑くて、狭い国に、現在550万人の様々な民族がぎゅうぎゅうに住んでいて、不満がでないはずもないのに、「調和しながらともに発展する」という目標に向けて一丸となっている印象です。
シンガポール政府の諸政策には感心することが本当にたくさんあります。
日本の政府にもぜひ学んでもらいたいものです。

夕飯は、ザムザムというお店でロティプラタとムルタバというマレー料理を食べました。今回の参加者は、特に女子を中心に新しい料理にどんどん挑戦してくれるのが嬉しいです。
これからも、異文化に寛容な人に育ってもらいたいと思っています。

私ごとで恐縮ですが、様々な国の友達がいます。
ただの友達ではなくて、頼み事ができる友達です。(私が図々しいのかもしれませんが)
今回もシンガポール人の友人たちは、私の生徒をホームスティをあずかってくれるだけではなく、次に来たら、シンガポールの高校生を20人用意して、ボランティアで街案内をさせてくれる、という申し出をしてくれる人までいるほどです。
インド人や中国人の友人も多く、アラブの王室の友人もいます。
中国人とは、戦後責任について語り合った後、その人(共産党員でした)
「これまで、日本のことはメディアで知るだけで、実際に日本人と話したことはなかった。もっと大勢の中国人が日本人と実際に話したら、考えが変わると思う」と言われました。

外国の人と友達になるコツは、まず、笑顔で、相手の文化を受け入れ、理解し、尊重することです。
自分の文化や考えを英語で伝えられる人が少ないせいか、語学力や知識は重宝します。
書き出したらキリがないのですし、私も至らないところ満載なのですが、私のツアーに参加した生徒にはこのようなことを伝えていきたいと思っています。