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アメリカのTESOL(英語教師養成講座)で学んだこと(1)

アメリカの授業は楽しい! シンガポールの授業は楽しい! 日本の授業は時に退屈だ!
と3人の息子が言うので
自腹を切って、アメリカの教師養成講座に英語の教え方を学びに行くことにしました。

私が受講しているのはOXFORD SEMINERSというところが主催しているコース
土日朝9時から夕方6時 宿題もたっぷり。
お値段は6日間で1200ドル (涙)
生徒は7人 5人がアメリカ人 日本人と韓国人
元を取るために学びますよ。そして、学んだことをここに惜しみなくシェアします。
仕事の時はPCでノートをとるのですが、今回は手書きでノートをとったら、A4ノートに27ページ、ボールペンが2本インク切れしました(笑)。

大切なのは先生の個性 Teacher's Personality is the most important factor !

Vincent先生は言います。教師にとって最も大切なのはPersonality 個性だ!
つまらない授業しかできなければ、それは失格。
よく通る声で、わかりやすく、生徒たちとうまくコミュニケーションをとりながら、時間内に、スムーズに授業を行う先生が求められるそうです。あたりまえか。

予測できるような授業はするな Don’t be predictable !

順番に当てていったり、同じパターンの授業を行なうと生徒は退屈する。
様々なソースを使う。

そこで教えてもらったのが、KAHOOT  やQUIZLET LIVE 
子どもがよく家で話してくれるのですが、実際に遊んでみて初めて楽しさがわかりました。早押しクイズです。

生徒たちがスマホやタブレットを持っていなければできないので、日本の学校では導入は難しいかもしれませんが、塾などでは使えそうですね。

TESLとTEFLとTESOLは違う

①TESL Teaching English as Second Language (第2言語としての英語)
②TEFL Teaching English as Foreign Language(外国語としての英語)
③TESOL Teaching English for Speakers of Other Language (①と②を網羅)

アメリカに来た外国人に英語を教えるのは①のTESL この場合は学校以外でも英語に触れ、アメリカ文化も教える必要があります。
日本人に英語を教えるのは②のTEFL 英語は教室の中だけ。ですから教師はできるだけ英語を話し、文法をきちんと教える必要があります。
それを網羅するのが③のTESOL 

これを聞いて気がついたことがあります。
アメリカやイギリスで売られている文法などの問題集がシンガポールの問題集と比べてなぜかしっくりこなかったのです。

やはり、日本人は、アメリカやイギリスでその国に住む外国人向けに作られた問題集ではなく、外国語として学ぶ生徒用の問題集を使うべきなんじゃないかなと思います。

先週から、シンガポールの教材を使って実際に英語を教え始めたので、もう少し研究を続けます。

形容詞の順番

これは今まで考えたことありませんでした。でも、このテストを受けてみたら満点だったので感覚ではわかっていたのでしょうが、形容詞が5つも並べられるともうわかりません。

数量 意見 サイズ 温度 新旧 色 製造国 素材 ブランド 目的 名詞

One  pair of nice medium-sized new black Japanese leather Mizuno soccer shoes
なのだそうです。
私はサイズを色の後に持っていってしまいましたが、アメリカ人はみんなあっていました。
数量は別にして、主観が強いほど前、客観性が強いほど後ろと私は憶えています。