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中学生が見たEduvation x Summit 2018

2018年11月4日(日) 教育者向けのイベントEduvation x Summit 2018が東京で開かれました。(11月5日までです)
私も行きたかったのですが、用事があったので、中学生の三男に行ってもらいました。
こうした教育を受ける側である中学生はどんな技術を面白いと感じたのでしょう。
以下は、三男が作ったレポートです。

Eduvation x Summit 2018


千代田区で行われた教育サミットEdvation x Summit 2018に参加してきました。
中学生の視点で気になったブースを紹介してきます。


Qooco Edu

5歳から小学6年生までの英語教育のプラットフォームを提供する会社。毎日15分の英語を習慣化することで英語力の向上を図るプログラム。親が進捗を確認できたり、1日の時間を設定できる。3歳から5歳の耳がよく、聞いたイントネーションをそのままアウトプットできる期間に英語教育を始めることを推奨している。実際やってみて、かなり面白かった。特に発音のレッスンではどの単語がしっかり発音できてたか、どの単語がうまく行かなかったかをかなり高い精度で表示してくれる。早期英語教育におすすめ






Pi-top


日本に新規参入してきたイギリスの会社。コンピューター教育を進めるためのパソコンやサーバー、Wifiのアクセスポイント、Scratch教材をパッケージで提供するサービスを行ってる。パソコンがキーボードをスライドしてラズパイを実際に見たり付属する部品でカスタマイズするなどの工夫ができる。YouTube、教育用Minecraft、Scratchが標準アプリが入っていてSTEAM教育に特化したパソコンになっている。実際触ってみて、問題があるとしたらメモリが少ないため演算、プログラムの実行を行った時非常に重くなったのを感じた。それが解決されれば非常にいいパッケージなのではないか。情報はこちら



NEC
個人的に一番おもしろかった場所。教室内やディベート中の班の発言をマイクで拾って文章化し、リアルタイムでデータ化するというサービスを展開。具体的な機能を羅列していくと
  • 文章化された文章をタイムライン表示(Lineのチャット機能風)
  • 声を登録することで誰の発言かを認識
  • 声の強弱、抑揚から怒り、悲しみ、喜びの感情を判断。タイムライン表示時に色で識別
  • 特定の言葉を登録することでその言葉が発言された時に先生に通知
  • 授業後にデータをみて、発言量、個人の発言の割合、感情の推移などをグラフ化。

ざっと羅列するだけでこのような機能がある。また、これらのデータと先生のノウハウを噛み合せることでかなり効果的な指導ができるのではないかと思う。例えばフリーディスカッション中に班ごとの進度の確認、怒った声をだした生徒がいたらサポートができるしくみなど例を挙げれば枚挙にいとまがない。確実に『教育改革』だと確信した。https://jpn.nec.com/event/edvationsummit2018/index.html


Adobe Creative Cloud
ご存知Photoshopなどのデザインサービスと知られる企業。今回は彼らのソフトウェアをどうやって「STEAM」のAに繋げるかのワークショップ。彼らのデザインソフトウェアを教育機関向けにライセンス付与するという形で教育に関わっていく様子。実際にそのソフトウェアを使って自分でデザインした缶バッジを実際にプリントできるという面白いワークショップだった。

中学生のレポートは以上です。


2018年春のシンガポール留学の募集を開始します。
募集要項はこちらです。