中高生のためのシンガポール留学: 日本を説明する

先日は、フランス語婦人会（Les Amies de Langue Francaise)で出会ったフランス人と会いました。役員を引き受けたので、その引き継ぎです。

10時に溜池山王のスターバックスで会い、外のテラスで話し始めました。（全てフランス語）

引き継ぎの打ち合わせは30分ほどで終わり、それからは、文化、宗教、経済、政治、いろんな話をしました。

話が尽きないのでランチをすることになりました。

11時半の開店時から溜池山王タワー最上階の「春秋」で、富士山を見ながら1300円のランチを食べて、ほとんど誰もいなくなる2時まで話し続け（テレワークのせいか、満席にはなりませんでした。いつもは大行列のレストランです）、

日枝神社を案内して、

たまたまTVの仕事もなかったので、キャピトルホテルのORIGAMIでお茶をして、

17時半　真っ暗になっても話が尽きず、また会う約束をして別れました。

もう、頭はすっかりフランス語です。とてもいい勉強になりました。

実に7時間半　こんなに一人の人と話し続けたことはないと思います。（日本人とは無理です）

最初は当たり障りのない質問をされたりしたりするのですが、信頼関係ができてくるとどんどんそれまで他の人には聞きにくかった質問になってきます。

私は日本のことをもっと理解してもらいたいと思いながら説明をします。

彼女を始め、フランス人は文化や伝統に対し、好奇心が強い人が多いと思います。

時には、こんな質問をされました。　みなさんだったらどうお答えになりますか。

などなど。こうしたことをわかりやすく答えるのは難しいです。でも、これらは本当にこれまでいろんな人に何回も聞かれている質問で、いろいろ調べて、外国人の人に納得してもらいやすい答えを用意しています。自分の体験や意見を加えることもあります。

戦争の話をシンガポールで聞かれて中国共産党の人に話をした時は、「自分は日本人を誤解していたかもしれない。日本は嫌いだったけど行ってみたくなった」と言われて嬉しかったです。

シンガポールで、ローカルの20家族以上がホームスティをさせてくれるのも、私が彼らの疑問に真摯に答えたからです。

よく、宗教と政治の話はするな、といわれますが、それは相手の考えに配慮せず、自分の意見を主張するのがいけないのであって、聞かれた時に、相手を思いやりながら、説明する力は必要だと思います。

今回は答えられないときにはインターネットで調べながら説明しました。

幸い、フランスに住んだこともあるので、比較しながら話しました。

異文化研究の本を読むのは好きなので、ホフステードの六次元モデルは大活躍です。

フランスの歴史を知らないとついていけません。

できるだけ、事実（特に外国との比較）を示すようにします。

（この日は話題に上がりませんでしたが、外国人（特に西洋人）を100％驚かせるちょっと恥ずかしいデータも持っています（笑））

彼女とは、冬休みが終わったら、週に一回、会おうということになりました。

私はこのようにしてお金をかけずに（時にはお金を稼ぎながら）語学力をキープしています。

みなさんにも、外国人とお話することをお勧めします。

英語は繋がるから楽しいのです。

自分の国、自分の文化って意外と知らないことが多いのですが、必要に迫られて調べると自分のことがわかりますよ。

オンライン英会話はベテランの先生が話をつないでくれます。

無料のコースをお探しなら、最近、RSSで知り合ったアキさんの無料のオンラインコースをお勧めします。

その名も「Ohanashi-kagawa」　

日本語学習中の外国人と英語学習中の日本人が、同じ時間、交換して話をします。

日本人の方が外国人よりも少ないそうなので、日本人、大歓迎だそうです！

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