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参加者の感想

 最終日 チャンギ空港へ向かうバス内の様子です。(46秒の映像です)




シンガポールにまた来る、とみんな口々に言っていました。

この国は本当に魅力的。

特に、伸び盛りの学生たちにはぴったりです。


参加者からの声が届いています。(許可を得て、そのまま全文掲載しています)

「私は今回の留学を通して、英語を学ぶ必要性を初めて感じました。世界に出ると日本語は通じず、やはりコミニュケーションのツールは英語なのだと実感しました。
そして私は今まで日本が1番良い国だと思っていましたが、シンガポールに訪れたことで、新しい文化に触れその国の魅力を感じることの素晴らしさに気がつきました。そのためもっと日本以外の国の文化に触れ自分自身の視野を広げ世界に通用する人間になりたいと思うようになりました。そのためには絶対に英語が必要なので、この旅を今後のモチベーションに勉強に励みたいとおもいます。
観光は、シンガポールの美しい街並みや人気の観光地を多く回れて濃い四日を過ごせました。とくにセントーサ島は最高に楽しかったです。
学校は授業が個性的で日本では受けることのできない授業を受けられて良かったです。ホームステイの家族には本当によくしていただけて幸せでした。全員の似顔絵を渡したらとても喜んでくれたのが印象的でした。
本当に一生忘れることのできない最高に幸せな日々を過ごせました。
この高校生の時期にこのような貴重な経験をさせていただいた有り難さと責任をわすれず今後の糧にしていきたいです。
今回のチャンスをくれた全ての人に感謝したいです。
本当にありがとうございました。」  
(16歳 女子)


「とにかく楽しかった!行く前は不安も多かったけど、友達もできてホームステイ先の人達にも優しくしてもらえた!シンガポールに行ったばかりの頃は現地の人に話しかけるのが躊躇われたけどすぐに慣れて英語を喋ることに抵抗が無くなった。学校もめんどくさいな〜と思っていたけど先生がとても面白くて楽しんで学校に通うことができた。放課後もショッピングやBBQをしたり映画を見に行ったりしてすごく充実していた。帰る前は帰りたくなくて、帰ってきたらまた行きたいと思った。」 
(15歳 男子)



「前半ではUSSやモスク、セントーサなどを巡り、まだ出会って少ししかたっていなかった友達とも仲良くなれた良い機会となり、とても楽しめました。色々なローカルフードを食べることが出来たのは良い経験となったと思います。学校の授業では、面白い先生とゲームをしたりするなど日本ではやったことのない授業が出来て新鮮でした。また、他の国の子達ともペアワークを通して仲良くなることができて嬉しかったです。ホームステイ先の家族は上手く英語が喋れない私をあたたかく迎えてくれるとても優しく良い方々で、美味しい料理を出してくれたり、散歩に連れて行ってくれたり、私と積極的にコミュニケーションをとってくれたり、とても楽しく過ごすことが出来て本当に感謝しています。帰るのがとても惜しく、またシンガポールに行くならば、もっと長い期間滞在したいです。今回の経験で、英語で話すということの難しさを実感しましたが、それよりも自分の話した英語が伝わるという嬉しさ、喜びを感じることが出来ました。今回の経験をいかして、今後英語をもっと深く学んでいきたいと思います。」
(16歳 女子)

「まずついた時に感じたことは’暑い'と言うことだった。正直初日は暑すぎてぐだっていた。しかし日が経つに連れて暑さが気にならなくなるくらい毎日が楽しくなって行った。シンガポールでの経験はどれも順位付けなどできないほど楽しいことばかりだったが、その中でも特別楽しかったのはセントーサの one day pass だ。セントーサに行く電車のチケットを買う時、機械が壊れてお金を入れたのにチケットが出て来ず、係りの人に文句を言ってチケットを出してもらったことなども今となってはいい思い出の一つだ。またシンガポールに行ける機会があったら行きたい。」
(15歳 男子)

「最初は希望と不安でいっぱいだったホームステイも2日もすれば慣れてきました。ジェニファーさんはとても優しくて忙しい朝も丁寧に朝食を作ってくれました。美味しい!と言うと嬉しそうにたくさん追加してくれました。自分が想像しているよりもはるかに早く10日間は過ぎ、お別れの時になってしまいました。思い出してみると、一緒にご飯を食べたり話したりしたことはとてもとてもいい思い出でした。ジェニファーさんだけでなく、シンガポールの現地の人々はとても優しく道を聞いたら丁寧に教えてくれました。このホームステイを通して私は英語力以上にもっと大切なことが学べた気がしました。私たちがこのホームステイを安全に楽しくやり遂げられたのは新美さんや関根さん、そしてジェニファーさんのおかげだと思います。ありがとうございました。」
(16歳 女子)


「僕は今回シンガポールに行き、たくさんの人種がいてそしていろいろな言語が使われているということをすごく実感することができたと思います。そして英語はこれから多くの人と関わって行く上で必要なんだということを改めて実感しました。また英語だけでなくホストファミリーも使っていましたがいろいろな国の言語がとびっかていることから英語だけでなく他の言語も学んでみたいという興味がわいたことが一番うれしかったです。(英語を学びにきたのに笑)この経験をいかして次海外にいくときにはもっと自分の英語力をのばしてもっといろいろなことが自分でできるようになっていたいです。」
(15歳 男子)

金曜日 最後の授業 夜はマリーナ・ベイ・サンズで夜景を楽しむ

金曜日 今日は授業のまとめです。

午前中、英検2級から準1級レベルのクラスを見学しました。

このクラスではこの2-3日、少人数でディスカッションをしながら、プレゼンの準備をしていました。

テーマは「教育」です。日本人の学生は、アジアからの学生と一緒に教育に関する様々なテーマを議論し、まとめて、発表します。

「今日の学校では、どの教科に一番力を入れて教育すべきか」

「理想の学校とは?」 などテーマは5つ。

最終日はプレゼンです。

パワーポイントを使ってプレゼンをする授業は、この学校にかぎらず、インター校でも広く行われています。

日本人の学生たちも、一生懸命、発表していました。

海外の教育でいいなと思うことは、すぐには答えの出ない問題を調べて、深く考えて、議論して、発表する、という形の授業が多い点です。

この方法を取ると、問題の本質をつかめる生徒とそうではない生徒がすぐに分かります。

私は日本の高校教育に批判的です。

スマホで何でもすぐに調べられる時代。 先生から一方的に教えられたことを覚えてテストで再現する能力にどれだけの意味があるのでしょう。

もちろん知識も大切です。 英単語など機械的に覚えなければならない教科もあります。

でも、それだけではとどまらない考える力、調べる力、議論する力、発表する力を、情報化社会の子どもたちは学ぶ必要があるのではないでしょうか。






英検準2級から2級クラスを見学してみると、恋愛問題の授業をしていました。

これも頻出ですね。異なる国籍の異性がどんなことを考えているのか知るチャンスでもあります。

興味深い意見がたくさん出ていました。(私の時代とは理想像があまりに変わっていて愕然)

同じ英語を学ぶのであれば、興味のある分野で学ぶのが効果的です。



さて、最後の授業が終わると、修了書がカリーナ校長先生から手渡されました。

その後、各地のお菓子が振る舞われました。

洋風、中華風、マレー風、インド風、カリーナ校長のお手製のケーキも!

これは今回のツアーだけの特別なサービスだそうです。

私のツアーは、私がシンガポール時代に築いた人間関係で成り立っています。

学校も、ホストファミリーも、ボランティアの皆さんも、参加者の保護者の皆さんも、

中高生をシンガポールに連れて行きたいという私の使命感を理解し、応援してくださいます。

心から感謝するとともに、生徒たちを成長させねばという責任感で身が引き締まる思いです。


夜はみんなでマリナベイサンズの夜景と光のショーを見に行きました。

子どもたちは自分たちで地下鉄を乗りまわせるようになりました。

7時半の集合時間まで、オーチャードでおみやげを買うグループやホームスティに戻るグループ。

自分たちで動ける自信が出ると、やりたいことがどんどん出てきます。

そのたびに私はホストファミリーやボランティア学生との連絡に追われます。

大変ですが、子どもたちの自主性を伸ばす喜びには代えられません。

最初は不安げだった生徒たちの顔が、自信と楽しさで輝いています。

木曜日、日本占領統治下時代のシンガポールを学び、夜はBBQ

私のツアーには明確な5つ目的があります。

1)英語(シンガポールでしか受けられないようなインテンシブな授業を受ける)

2)歴史(日本に占領統治されていたシンガポールを学び、アジアの現代史を学ぶ)

3)文化(多種多様な宗教文化が共存するシンガポールで異文化理解を深める)

4)教育(シンガポールの学生の勉強のレベルや頑張り具合を知る)

5)友達作り(ホームスティ先や現地の学生と仲良くなる)

あらゆることに挑戦させ、小さな成功体験を積み重ねることで、自信をつけてもらいます。



さて、木曜日は、授業を30分早めに終わってもらい、歴史の勉強をしました。

1942年2月15日、シンガポールは日本に敗戦し、1945年8月の日本敗戦まで占領統治の時代がつづきました。

そのことを、私達は学校では学びません。

しかし、シンガポールでは何ヶ月もかけて学びます。

私達はアジアの歴史を「知らない」ではすまされないのです。

将来、世界を舞台に活躍するであろう、私のツアーの参加者はなおのことです。

アメリカ人を恨まない私達も仮にアメリカ人が原爆を落とした事実を知らなかったら辛い思いをします。

加害者が無知でいることは罪です。

でも、それだけを教えるのではありません。

史上最大の

シンガポール博物館のガイドをしている友人に講義をお願いしました。

感情的にならず、事実だけをゆったりとした口調で伝えてくれましたが、生徒たちの心には深く届いたようです。

「どうしてこういうことを学校で教えてくれないんだろう」というコメントが多く出ました。

しんと静まり返ったクラスにシンガポール人の先生が入ってきて、

「私達は日本人のことを恨んでいないよ。日本の製品が好きだし、日本人が好き」と慰めてくれました。

攻める側、攻められる側、両方の視点から、また当時の時代背景も考えながら歴史を学ぶことは大切です。

戦争が人を狂気に追いやること、勝っても負けても不幸であることを教えるのは子育て世代の務めです。

この授業を経て、子どもたちがまた一回り大人になりました。





夜はホストファミリーたちと一緒にBBQをしました。

牛肉、豚肉、鶏肉、野菜、焼きそばなど食べられないほどの料理がありましたが、

一番人気だったのは、私が用意したサーモンの手巻き寿司でした。

みんなそろそろ和食が恋しくなってきているようです。

ドリアンにも挑戦しましたよ。


ローカルの子たちともすっかり仲良くなりました。


第2週目 授業、授業、授業


クラス別の授業が始まりました。 9時から16時まで英語漬けです。

英検2級から準1級レベル、英検準2級から2級レベル、英検3級レベルにわかれて、午前中は、語彙とライティングを中心に、

午後は合同で、スピーチとドラマとプレゼンテーションの授業をしてもらいました。

どれも日本では学びにくい授業です。1週間では短すぎますがそれは仕方がありません。

日本では一日に1時間、日本語で英語を学んでいることを考えると何ヶ月分かの効果はあります。

ところで、先生方が前回の生徒よりも今回の生徒は英語の発言ができる、と褒めてくださいました。

それを聞いて私はとても嬉しかったです。

前回のツアーで引率した生徒たちは英語の成績は悪くなかったのに、話すことに慣れていなくて、大きく苦しみました。その時の様子はこちら

ですから、その時の反省を活かして、今回は申し込んでくださった生徒に、オンラインのマンツーマン英会話を毎日するように事前指導しました

多くの参加者が受講してくれて、その効果は私の目にも明らかでした。

内気な生徒でもきちんと反応して受け答えをしているのです。

それでも、ほとんどの生徒は、まだ言いたいことが十分に言えない。ホストファミリーや先生の言っていることがわからない、とつらい思いをしています。

それでいいのです。1週間で英語力を格段に上げるなんて無理です。

ツアー前に準備したり、自分の足りなさに気がついてツアー後努力することが大切なのです。

行きに「私は英語が話せないけど、ジェスチャーで意思疎通する自信があります」と言っていた生徒がいました。

でも、そんなにも甘くはありませんでした。

中高生ともなると話の内容は高度かつ、抽象的なものになります。

授業の内容、ホストファミリーの話がわからないと訴えてきました。

英語を学ぶ必要性に気がついてもらうことができました。

海外から日本に来た旅行者が、「若い人に道を聞けば英語が通じると思ったのに通じない」

と言うのを聞くと、私は悲しくなります。オリンピックまであと7年を切っています。

オンラインの英会話。映像教材、映像の字幕キャプション、

私の時代にはなかったものばかりです。

今の時代の若者が英語ができないとしたら、それは怠慢ではないでしょうか。

私は高校生のうちに英検準1級を目指してほしいと思っています。少なくとも2級は欲しい

少子化によって大学入試が簡単になっても、10代までに語学を学んでほしい。

歳を取ると覚えにくくなりますから。



5日目 初授業

さあ、授業の始まりです。

ホームスティ先のコンドから、学校までは地下鉄でひと駅。学校は駅の中のビルにあります。

この学校のお陰で、私の子どもたちはインターナショナルスクールに付いていくことが出来ました。

あちこちで繰り返していますが、この学校はただの語学学校ではありません。

外国人の小中学生が、シンガポールの公立学校に入学する試験に合格させるための塾です。

外国人と言っても、すべてアジア人です。親元を離れ、ホームスティをしながら、勉強しています。

10月に試験に受からなければ大変です。 ですから学校も生徒も親も必死です。



さて、生徒たちは昨日からとても心配そうです。

どうやらクラス分けテストが気になるようです。 

せっかく仲良くなった友達と自分だけ違うクラスになるのではないかと心配しています。


さて、クラスが始まりました。

私が一番好きなダリル先生が、私のツアーの生徒を受け持ってくれることになりました。

先生の名前はDarril Rの発音とLの発音ができないときちんと発音できません。

RとLは曖昧にして置くとDaily(毎日) Dairy(乳製品)、Diary(日記) などが一緒になってしまいます。
 
半分以上の生徒が上手に発音できませんでした。

テスト開始 みんな必死に受けています。

採点をしている間、学生は学校の周りを見学します。

また、HDBというシンガポールの90%が住むという公団住宅を見学します。

高いビルに登って、シンガポールの街を眺めます。

その間に学校は、採点をします。

今回のツアーでは、あらかじめ参加者全員に英検の過去問をといてもらっていたので大体予想はしていたのですが、テストの結果もそのとおりでした。

テストの内容は、リスニング・ディクテーション、語彙、文法、英作文です。

語彙力がないと聞き取れません。学校の勉強をきちんとしていないと文法が取れません。



午後の授業は、クラスを分けずに行いました。

先生は性格に関する単語を配ります。 それを、いい性格、悪い性格、どちらとも言えない、にわけます。

mean (意地悪な)adventurous (冒険心のある)、sociable(社交的な)、good tempered (機嫌がいい) などの単語を24個


いい、悪い、どちらとも言えない の3つのカテゴリーにわけます。



感情の語彙は 辞書ではなかなか覚えられませんが、先生の表情豊かな説明は実にわかりやすいです。聞き取れればの話ですが。

放課後は、ホームステイ先の会議室に集まって、一緒に宿題をしました。


最初にたくさん遊んだせいで、みんなとても仲良しです。

シンガポール人の学生や次男の研二がみんなの勉強の世話をしてくれるので助かります。

私はホームステイ先を一軒一軒まわったり、一人一人の子供の要求に対応して大忙しです。

そのためにブログの更新が遅れてごめんなさい。

関根さんがFacebookの毎日エデュケーションのページで子供達の元気な様子をリポートしていますので、そちらをご覧ください。








4日目 フリータイム in セントーサ!!!

今日は、日曜日 終日フリータイムです。

ほとんどの生徒は、セントーサに行きます。 

One day play passで16種類のアトラクションを遊びつくす体力のある生徒 

セントーサには行くけど、昼間は休むグループ

Adventure Coveというプールでゆったり過ごす生徒

カトンでショッピングし、アジア文明博物館を訪ね、夕方からセントーサに来る生徒

大きく4つに分かれて自由行動です。(同行してくださったボランティアさん、感謝です)

まずは何にでも挑戦
午前中は4Dのアトラクションを十分に楽しみ、歴史と文化が学べる博物館をすっ飛ばし(こらっ!)

マクドナルドでランチを取り、



女の子チームは休憩


その間に男の子チームは人工のサーフィンをしました。










その後、女の子チームと合流。 レーザータグでお互いを撃ちあうシューティングゲームをしました。












空中ブランコもしました。









最初は勇気がでなくて挑戦しないと言っていた生徒も、挑戦者たちが名前をコールされた励まされているのを見ると、「やります」

そうだよね。 励まされるって嬉しいよね。

やり終わったあとの満足そうな表情

私は挑戦する子が好きです。

これからもどんどん励まして行きたいと思っています。

その後は、ビーチを走り回り、ビーチフラッグスをやったり、泳いだり。

セントーサのマーライオンに登ったグループもいます。

家についたのは夜の10時過ぎ

明日から授業です。



3日目 異文化を知る

3日目

今日はイスラム文化 ヒンドゥー文化 中国文化を学ぶてんこ盛りの一日です。

毎朝、8時15分に、マンション群敷地内の集合場所に集合



これまでの3日間で、何度となく繰り返してきた「集合」。

最初はちょっと遅れる生徒もいました。

でも、私のツアーは分刻みのスケジュールです。遅刻は困ります。

そういう生徒には次の集合時間を10分早めるというペナルティを課します。

自由時間が減るだけではなく、待つ人の気持ちがわかるからです。

お陰で3日目には誰も遅刻はしません。

相手の気持がわかるようになる。 大人になるためにの大切な訓練です。

今では集合時間の5分前には全員揃っているようになりました。




さて、最初はモスクに行きました。



ただモスクをみて終わり、の観光ではありません。

私の友人で、経験な仏教徒の家庭(お祖父さんは神主さんだったとか)にそだったやすこちゃん、

シンガポールのマレー人(イスラム教徒)と恋に落ち結婚、改宗。

そして今は経験なイスラム教徒です。

彼女の話を聞くと、本当にイスラム教のことがよくわかります。


ノーラさんの説明(日本語)を聞く生徒たち

モスクの前ではいポーズ。 写真を撮るよ!というと、3秒以内に集まる中高生、あ、2人、間に合いませんでしたね。


お昼は、リトルインディアへ。

バスで3駅です。

シンガポール人のウィーハウさんに案内を頼んだので、日陰を通って行くことができました。

途中でアイスを食べ、



リトルインディアでは、
フィッシュヘッドカレーは辛過ぎたようです。これもひとつの体験です。

 でも、このあとで、あまり辛くないカレー「チキンバターカレー」と「マトンカレー」とナンとビリヤニライスをたくさん食べました!









ヘナタトゥーをし、インドの雑貨を買いました。






食後はみんなでチャイナタウンへ。

ここでは、ボランティアの学生が、街を案内してくれます。



チャイナタウンの中に、ヒンズー寺院やイスラムモスクがあります。

もちろん、仏教寺院もあります。

この国の素晴らしいところは、小さい時から互いの宗教を尊重するように教育されていることです。

自分とは異なる信条や人種を尊重する。 

3年間の滞在中、インターナショナルスクールやローカルスクールで、息子たちがいじめに遭遇しなかったのは、そういう教育のおかげだと思っています。

異文化教育はバイリンガル教育と並んで、日本がシンガポールから学ばなければいけないことです。


















異文化体験 (ホームスティ)

異文化理解は英語教育とともに国際教育の要です。

ツアーの後で、アンケートをとっていますが、いつも一番好評なのがホームステイ体験です。(2018年11月追記:2016年以降は「シンガポールの学生のとの交流」2018年以降は、「ビンタン島」になりました。)

シンガポールのツアーは数多かれど、シンガポール国内でひとつの敷地で全員泊まれるホームスティを持っているのは私のツアーだけだと、現地の旅行会社も驚いています。

初めてこのマンション群にホームスティをしたのが2014年の春。

最初は預ける方も預かる方も初体験でドキドキでしたが、私がすべてのご家庭を回って、自分がなぜ中高生をシンガポールに連れてきたいと思っているのか(英語、歴史、文化、教育を教えたい)を伝えたところ、すべての家が私の思いを理解してくれて生徒たちを預かってくれました。(有料です。でも洗濯も会話も食事もしてくれるので助かります。)


ホームスティの敷地には大きなプールやテニスコートもありますよ。特に夜のプールは大好評



リリーケスマさん

アリスさん

キンさんとトミーさん

クア・リー・ファさん

クリスティーヌさん
ドリアンさん 犬がいます。


寝室の一例





インドネシアのビンタン島でもホームスティをします。

どの家にも同じくらいの年齢の子どもがいて、楽しく過ごすことができます。インドネシアの時にはホームスティにも慣れているので、大抵の生徒は一人ずつばらばらになってバディのインドネシア人と宿泊します。

トイレの水洗は、柄杓で水をすくって流す家庭もあります。
水がとても貴重で、体を洗うのも貯めた水を使う家庭もあります。
シャワーから、お湯が出る、という家庭は少ないです。
私がこの夏、ホームスティしたご家庭は、ご両親が亡くなっていて、おばさんが姪2人を支えていました。
学校は朝から夕方まであるのに、家事は全部高校生がしていました。

豊かさに慣れてしまった生徒たちにはショックがあるかもしれませんが、水や親などあって当たり前だと思っていたことがない生活をみたり体験したりすることはとても大切です。