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帰国子女でなくても偏差値80をとるには。

先日、14万人が受験する、ある塾主催の高2模試の結果が返ってきました。

問題は準1級レベル。語彙レベルとしては準1級より易しいです。

中学の3年間、シンガポールで過ごした次男の偏差値は94.4 (200点満点で平均点の116点超え)

高1の3学期に英検2級に合格し、春休みのツアーに参加し、この秋、準1級をめざす生徒さんの偏差値は80 (平均点の80点超え)

つまりこういうことです。

帰国子女でなくても、高校1年生までに2級を取得し、そこで満足せずに準1級を目指してコツコツ学べば、大学入試でとても有利になるのです。

一流大学受験を目指す学生は、まず英検準1級を目指しましょう。TOEFLもいいです。

塾の問題や大学入試の問題は奇問が多く、あまりおすすめしません。

英検の指標によると、2級で高校卒業程度、準1級は大学中級程度、ということですが、

2級と準1級には大きな隔たりがあるので、一流大学や留学を目指す方は遅くとも高校の早い時点で2級はとっておきたいです。

日本で普通に生活をしている学生にとっては簡単なことではありません。

入試や塾の問題が、英語力よりも受験のテクニックが必要な問題であることが多く、

英語の先生の英語力レベルが高くないからです。

一クラスの人数が多く、英語力以上の指導力が求められ、授業の他にも仕事が沢山あるので仕方がないとは思いますが、準1級をめざすレベルになったら、よほどいい学校や塾でなければ、頼らないほうがいいと思います。

文法は中学までの内容で大丈夫。難解な構文でも読み下すように読んでいきましょう

あとは愚直に、語彙力と読解力を自学自習で高めていけば着実に合格に近づきます。

リスニングとスピーキング力は、オンライン英会話でネイティブの先生につけてもらいましょう。

英作文力は、オンライン英会話とシンガポールの留学で伸ばしましょう。

シンガポール留学は英検の一つ上の級への合格を応援します。