ページ

シンガポール留学 1日目 自分たちで出国手続き

シンガポールに来ています。
保護者の方々には毎日できるだけタイムリーに写真を送って、こちらの様子を伝えています。
中高生にもなると、特に男子なんて、家の中でむすっとしていることが多いので、笑顔いっぱいの写真は嬉しいでしょうし、高いお金を払ってもらっているので、保護者の方にも旅行気分を味わってもらえたらってと思っています。母親目線のサービスです(笑)

私のツアーの内容は、少しずつは変わっていますが、大筋では最初と同じです。
① シンガポールの英語塾に入れて、英作文、読解、文法を中心とした授業を受ける。
② 日本で馴染みの薄い宗教文化に触れ、偏見をなくす(特にイスラム教)
③ 日本に占領されたシンガポールの歴史を学ぶ
④ ホームスティを通して、シンガポール文化に浸る。できれば教育水準に驚く。
⑤ デジタルデバイスを禁止して、コミュニケーションスキルを伸ばし、違う国籍の生徒とも友達になる。

英語、宗教、歴史、教育、友達作り
この5本柱は変わりません。

5日間で、自分の殻を少しずつ破る中高生を見るのが私の生きがいでもあります。

ツアーのレポートをします。

3月26日(土) 
羽田空港に、夜9時半に集合。
方法を教えると、すぐに自分でチェックインができるようになりました。その後、自分たちで手荷物検査、出国、搭乗ゲートまで行きます。私は保護者の方々と色々とお話をして、後から搭乗ゲートに向かいました。
私が搭乗ゲートに着くと、参加者のみんなはとっくについていて、ちょっと誇らしそうな表情でした。
親や添乗員について行くと、その後姿ばかりを目で追いますが、自分で行くとなると、様々な標識が目に入ります。
何よりも、次からは自分で海外に行かれるようになります。

今回は、全日空。エコノミークラスでも、映画、ゲームなど楽しいコンテンツがいっぱい。 しかし、今回は夜行便、翌日からは予定がいっぱい入っているので寝てもらいます。

今回、私は窓側で、通路に出るには2人の生徒を越えなければいけません。
離陸して水平飛行になったら席を変わると言っていたのに、私の指示でスクリーンを消した二人はすぐに離陸前に爆睡。 通路側に出られなくなりました。

何人かの生徒が、映像を見ながら起きているので、小声や手紙で「寝なさい」とか「寝ないと明日が大変よ」とか、最後には「寝ないと罰ゲームよ」と伝えて、ようやくみんなを寝かせました。

スクリーンを見ていると本当に眠たくならないものです。
夜は寝る。夜は子どもに、スクリーン(ゲーム、パソコン、テレビ)を見せない、というのは私が最も強く守っている教育方針のひとつです。