ページ

フランス語を身につけた方法

最近は毎日のようにテレビ朝日の様々な報道番組で働いています。
私はフリーランスの通訳翻訳者なので、日々ライバルたちと厳しい競争をしています。仕事が遅かったり、出来が悪かったりすると次からは呼ばれません。
私の仕事は、ニュースに使われる映像を訳したり、外国のリサーチをすることです。
スピードと質が勝負の仕事です。
語学力が直接仕事につながっているので、息子たちの語学を学ぶモチベーションにもなったようです。

今日は朝10時半からパリのデモと日産ルノーについての経済相のコメントを訳し、続けて16時から22時半まで水事業スキャンダルと公営化のリサーチをしました。その間に別の仕事の依頼も入りましたがもちろんお断りしました。最近依頼が多い理由のひとつは、フランス語もできるからです。私は2-30代はフランス語の通訳でした。

今日は私がどのようにしてフランス語を学んだかを書こうと思います。

高校生の時 私は理系科目が得意でした。
でも 外国に行ってCISVという国際キャンプで会った友達に会いたい気持ちが強く、志望校は東京外国語大学に絞っていました。英語はもうわかるから英語以外を学びたいと思い、ロシア語かフランス語か中国語か少し迷ってフランス語にしました。

大学では毎日3時限以上フランス語の授業がありました。フランス人や日本人のフランス語教育の第一人者ともいえる先生方です。放課後は語学学校に通いました。
ですが、フランス語はなかなか身につきませんでした。暗記が苦手だったからです。

大学3年生の夏にフランスに3週間留学しました。
ホームステイをして 語学学校のクラスメイトとフランス語で話して3週間して帰国すると先生方が驚くほどフランス語が上達して成績も上がりました。

その後大学を卒業して航空会社に就職、 2年後に結婚してパリに駐在します。たった1年間でしたが、とてもインテンシブな学校に通い フランス語で経済を学び 商工会議所の資格も取得しました。この1年の留学は外語大の4年間以上の効果がありました。

こうした体験から、仕事で使えるレベルの外国語を身につける方法は、
若いうちに
文法をしっかり学んだ上で、
できれば現地に行き、
きちんとした教育機関で学ぶこと
だと考えています。

事実、シンガポール留学に行くまでは英検2級や準2級を難しいと思っていた生徒たちが、2週間の留学を経るだけで、合格していくのです。若いって素晴らしいと思います。

世界の公用語は英語なので、まずは英語を身につけるべきという考えは変わっていません。でも外国語がわかると世界が広がるのは確かです。特に若い時に覚えたことは忘れません。だから時間を有効に使おうね、と、生徒たちには伝えています。

中高生のためのシンガポールインドネシア留学では、中国語やインドネシア語も飛び交います。
ぜひこちらの案内をご覧になって、ご参加をご検討ください。


帰路は六本木ヒルズのライトアップを楽しむことができます。仕事がうまくいった日は綺麗に見えます。