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「嫌われる勇気」

「フェイスブックで家族の自慢をするとひんしゅくを買うのでは?」
と親に言われました。

「真理子のエネルギーの強さと行動力は素晴らしい資質だけど、コントロールしてより良い形で使わなければ、ときに弱みになったり、相手を遠ざけてしまう」
と親友に言われました。

大切な人だから言ってくれた貴重なアドバイス。
それだけに正月早々悩みました。

親からのフェイスブックに関するアドバイスに関しては即解決。
私は友人の家族の自慢や仕事の成果を見ると自分のことのように嬉しくなるし、幸せな家庭は励みや目標になるし、私の友人たちには自分の子供たちのことを見守り続けてもらいたい。
私の投稿を見たくない人はそのように設定できる。
だからこのままでいい、という結論。

親友からのアドバイスは、もう少し難しい問題。
私の強すぎる思いから出る言葉が、人を傷つけてしまったからです。

外国では意見を交わしあえたのに、日本に帰ったら言いたいことを言えずに悩む帰国子女の気分でした。

嫌われるのが怖いのです。

それ以上に、

人を傷つけるのが怖い。

そんな悩みを夫に伝えたところ、一冊の本を勧めてくれました。



読んでみたら、これが実に救いとなるのです。

フロイトの心理学は知っていましたが、アドラーの心理学はよくわかっていませんでした。
哲学者と悩む若者の対話形式になっていて、とてもわかりやすい構成になっています。

大人にも子どもにも読んでもらいたい本です。

これまでのシンガポール留学で、私に悩みをそっと語ってくれる生徒が何人もいました。

同調圧力に悩みを持つ生徒

過去の出来事がトラウマになってしまっている生徒

そんな生徒たちにできるだけ寄り添い、励まし、力になろうとしてきましたが、この本を読んでもっと上手にサポートできる気がしてきました。

この本について語り合いたいと言ったら、読書会開いてくださるお友達もできました。

ぜひ、一冊の本について、意見を交わしましょう。

この本を読んだ方、ご意見をお聞かせください。

中高生のためのシンガポール・インドネシア留学、まだまだ募集中です。

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