ページ

シンガポール・インドネシア留学始まりました!

3月23日(土)

夜10時に羽田空港に集合 親御さんに感謝の気持ちを伝えてから出発です

チェックイン、出国手続き、全て自分でやらせます。
お年寄りにできることが中高生にできないわけがありません。
ここで意外と簡単だということがわかれば、自由に世界に出ていくことができます。
私の留学に参加した後、個人留学で海外に飛び立った生徒が何人もいます。

搭乗口では、英語の宿題のチェックをします。
ただの観光旅行ではありません。
大切なお子様を私に預けてくださったご両親のために結果を出したいと私も真剣です。

12時半離陸
すぐに寝てもらいます。ゲームや映画を見る生徒を注意します。
翌日から、予定がいっぱい入っています。

3月24日(日)
DAY2

6:30 シンガポールに到着  
空港では自分で案内板を見ながら歩きます。みんな元気です。
7:30 まずは本場のバクテー
日本でも人気の料理。苦力(クーリー)を救うために編み出された料理です。 バス移動中の、ガイドのアルフレッドさんの話がとても面白い


9:30 マーライオン公園 
改装中でしたが、マリナベイサンズなどはよく見えました。


10:30 シンガポールフライヤー


観覧車からガーデンバイザベイの太陽光パネル、マリーナバレージの貯水池、コンドミニアムや公営住宅を見ながらシンガポールの課題とその解決努力を学びます。

11:30 リトルインディアに行き異文化体験、


ヘナタトゥーをしたり、


ヒンドゥー寺院を訪ねます



12:30 現地の学生とランチ  本場のカレービュッフェ  スパイスが芳しい。現地の学生と一緒に食べます。


14:00 国立博物館  
アクティビティーシートを埋めながら、シンガポールの歴史と発展の理由を探ります。

シンガポールは1942年2月から1945年8月まで日本の植民地でした。
シンガポール国立博物館では、Teamlabが作った美しいデジタル映像を体験することができます。
15:30 旧フォード 戦争記念館
ここでは、なぜ戦争になったのかを学べます。世界史で第一次世界大戦を学んでいる生徒とそうでない生徒とでは理解に差が出ます。

17:00 それぞれホームスティ先に

ホームスティ先はどこも日本好きの優しいホストファミリーばかり。私は家族構成から得意料理まで把握しています。

ホストファミリーと話をしたり、プールに入ったりしてゆっくりと過ごします。

FACEBOOKのページも作りました。「中高生のためのシンガポール・インドネシア留学」です。















FInd the Edge 限界を見つけろ

Find the edge. 限界を見つけろ

イチローの言葉
「人より頑張ることなんてとてもできない。自分に限界を生みながらちょっとそれを超えていくと、いつの間にかこんな自分になっていく。少しずつの積み重ねでしか自分自身を超えていけないのではないか」

同感。
私がヨガを愛する理由もそこ。
人は関係ない。
自分の限界を見つけて超える修行。
1日1mm体が柔らかくなり、強くなれば、以前は一生できないと思っていたポーズができるようになる。

アメリカのヨガのクラスでは、難しいポーズに挑戦してよろけたり転んだりすると褒められる。それは自分がどこまでできるのか知る(Find the Edge)挑戦をしたから。日本の先生は「無理しないでください」とおっしゃる方が多い。怪我を心配していらっしゃるのかな。アメリカは怪我をしたら生徒の自己責任。

中高生のためのシンガポール•インドネシア留学
生徒の一人が、基本例文50の暗記は無理ですって連絡をしてきた。次は準一級に挑戦する生徒だ。
本当に無理? 無理ならいいけれど努力しないで英語がペラペラになりたいなんて思わないでね。シンガポールで使える表現が言えたら楽しいと思わない? できないって諦める前に一回やって、いくつ覚えられるのか自分の限界を見つけてごらん、ってアドバイスした。早速挑戦してくれている。明るいメッセージもきた。

私は笑顔で厳しい。
それが私の優しさだ。
優しくなんでも許して甘やかして後からその結果を子どもに負わせる方がよっぽど残酷だと思う。

そんな私を信じて大事なお子さんを預けてくださった保護者のために、2週間頑張ろう。


画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、山、空、自然、屋外
説明を追加

ペラペラになりたければ基本例文を覚えましょう。

いよいよ出発は明日の晩

参加者には、現地で使う短い会話文を覚えてもらっています。
50くらいの文章ですが、よく使う文章ばかりピックアップしていますし、覚える分量は英語レベルによって変えてあります。
中高生たちは「暗記苦手ー」と言いながら覚えてしまいます。
短い文の暗記はとても大切です。
英語がペラペラになりたかったら基本例文の暗記以外に道はありません。

窓を開けていいですか? Can I open the window?
がすぐに口から出てくるようになれば、
食べてもいいですか?
あなたのスマホを使っていいですか?
プールに行ってもいいですか?
などスラスラ言えるようになるのです。

大人と子供に英語を教えるといつも思うのですが、大人は文法を理解しないとなかなか文章を覚えられません。
子どもは文章を比較的すぐに丸覚えできますが、第一言語のレベルが高くありません。
そして、その間の10代は暗記も文法理解もできます。抽象的な文章も理解できます。
暗記した文章を文法の知識で応用することができるのです。

語学が最も身につくのは10代だと思います。
中高生の皆さん、犬だって芸を覚えるのは生後半年までと言うように、大人になってからでは遅いのです。今のうちにたくさんの基本例文を覚えてください


生徒一人一人の成長を促すプログラム作りを心がけています。

シンガポール留学2019年春 出発まであと4日です。
この半年間、教育セミナーに何度も参加して、いろいろ学びました。
どうしたら生徒たちが、より積極的に、より深く学べるのか研究しました。

これまで一方的に教えることが多かったのですが、これからはバージョンアップです。

  1. 生徒たちが自ら問題を見つけて、
  2. 解決方法を話し合い、
  3. 行動し、失敗し、反省し、また挑戦しながら
  4. 世界に貢献できるようになる。

そんなPBL(Project Based Learning」を取り入れます。

前回、ビンタン島にいってゴミ拾いをしました。
日本のポイ捨てをしない文化を伝えることは大切だと思います。
でも、それだけでは、なにか足りない。

そこで、今回は事前に、参加者全員にTEDトークのビデオを見てもらいました。

動画のリンクはこちらです。



インドネシアのの高校生が、プラスチックゴミを減らすためにバリ島のレジ袋を禁止にした話です。年末にテレビ朝日で取り上げられていました(素材を訳しました)。
今回の参加者にその感想を送ってもらったのですが、気づきを得てくれたようです。
よければこちらを見てください。

シンガポールの学校や、インドネシアの学校でも、授業の内容にリクエストをしています。
特にシンガポールでは、これから日本で問題になるだろうカジノ、お年寄りを孤立化させない都市計画、移民政策、子どもの自殺防止策など 発展クラスは調べて発表する授業を取り入れます。
基礎クラスは、そんな話ができるようになるように、英語を勉強します。

企画と引率者が同一人物というのはメリットが本当にたくさんあります。

今回参加者の英語のレベルは全員分わかっています。
自己紹介文を英文で提出してもらっているので、性格や趣味や親御さんの希望もわかっています。
彼ら、一人一人が、それぞれ力を伸ばせるように、計画を立てられます。

以前、ある日本の旅行会社と組んでこの留学をしたとき、
旅行会社の担当者は「一般の会社ではここまでできない」といいました。

でも、集客して、外国に送って、現地の学校や旅行会社、雇った添乗員にお任せ、だとしたら、細かな調整も難しいでしょうし、一人一人の生徒の人生にコミットできないと思うのです。

今回もいいツアーになりそうです。

2019年夏のツアーも応募を受け付けます。
こちらをどうぞご覧ください。




「考える力」を伸ばしたい その2

去年の夏に、帰国してから、 三男の良い教育を探してリサーチをする過程で、いろいろな教育イベントに参加し、素晴らしい教育者の方々にお会いすることができました。

長男と次男の時は、 偏差値や進学実績しか見ていなかったのですが、三男の時には、私も目が肥えて(笑)、 教育の内容までこだわりを持って探すようになりました。

進学先に決めた武蔵野大学付属千代田高等学院は、東京でもまだ数が少ない日本語IB校です。21世紀型教育を推進していて、三男の能力を伸ばしてくれると信じています。
21世紀型教育について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

さて、いろんな イベントに参加して気がついたことは、

偉い人の話を一方的に聞くのはつまらない、 同じ問題に関心のある人と議論したい。

ということです。

そこで、今回からはアプローチを変えます。

これまでは、私やガイドが説明してしまっていましたが、これからは反転教育です。

私は質問を出します。あらかじめ調べてきて、現地で見たことを、現地の学生と話し合って、 プレゼンしてもらいます。

テーマは、こんな感じです。

1)【国防】シンガポールは第二次世界大戦中、日本に敗れ、大変辛い思いをしました。国土が狭く、人口も少ないこの国は、至近距離で他国に囲まれています。どのように国を守っていますか?

2)【外国人受け入れ】日本でもこの4月から外国人労働者の受け入れが始まります。シンガポールは昔から 多くの外国人労働者を受け入れてきました。人口比で外国籍はどのくらいでしょう。 外国人受け入れには、どんな工夫をしているでしょう。

3)【カジノ】日本で、カジノが認可されました。シンガポールにもカジノがあります。カジノの良い点、悪い点、そしてシンガポールはどのように問題を解決しているでしょうか。

4)【資源】シンガポールは水も足りません。 どのようにして解決していますか?

あらかじめ、できる範囲で調べてきてください。




「考える力」を育てたい その1

中3の三男が英検1級に合格しました。とても嬉しいです。
受かったという事実より、受かるだけの思考力がついたことが嬉しいのです。
英検1級の2次試験は難しいです。
次のような紙が渡されます。これは2014年に私が引いたカードです。1分間でこの中から一つのテーマを選び考え、2分間でスピーチをして質疑に答えるのです。
  1. Will the continued loss of biodiversity lead to environmental catastrophe?
  2. Is corruption an inevitable part of modern society?
  3. Should taxpayer money be used to support the arts?
  4. Can world peace ever be achieved?
  5. Agree of disagree: A university degree is necessary for success
上の5題の訳は、以下のようになります。
  1. 生物多様性が減少し続けていることは、環境上の災難につながるか。
  2. 汚職は現代社会で避けられないか。
  3. 税金で芸術を支援すべきか
  4. 世界平和は達成可能か。
  5. 成功のために大学卒業は必要か。
結局、私は、上記の1番を選んでプレゼンしました。きつかったです。
仮に日本語であってもこれらのテーマで2分間のプレゼンをするのは難しいです。
たまに小学生で合格したという人がいますが、英語力以前にこのような問題を考えられる思考力に脱帽します。

今回の息子の1級の勉強は私は全く関与しませんでした。
反抗期で私からの干渉を極度に嫌がるからです。
でも、落ちたら次は私が教える、と言ったら、必死で問題集を使って自習していました。

1級に合格した三男は今度は、WSC(World Scholors' Cup)という思考力を競い合う大会への出場を決意したようです。3人チームを作り、5月の国内大会に向けて準備を始めました。WSCについてはこちらのリンクをご覧ください。

今年のテーマは World on the margins (周辺の世界)

このテーマで、歴史、文学、社会、科学、芸術、総合の6分野で、筆記、作文、ディベートで戦うそうです。すべて英語です。もう私の教えられる範囲を大いに超えています。

このイベントに参加するきっかけは、ある教育イベントに参加して意識の高い高校生から刺激を受けたからです。
もう私は親として子供に教えられることはすべて教えたので、あとは、いろいろな人々に伸ばしてもらえたらと思っています。

もう、私は自分が引率する生徒たちの教育をしたいと思っています。




母校の、職業人と語る会

(Facebook の投稿より)
母校の愛知教育大附属中の「職業人と語る会」で日帰り帰省しました。中1の可愛い生徒たちに、中学で学ぶ英語の重要性を説き、中3までに英検2級取得を目指すくらい頑張れと励まし、厳しい就職活動の現実を伝え、様々なことに挑戦するようにハッパをかけました。
講演中、3社のエージェントからの電話の振動が続き、何かと思ったらゴーン氏が保釈されるかもで英仏語の通訳が必要とのこと。その日は名古屋の親孝行をする約束なので日中はお断りして(代わりのいる仕事って有難い) 夜勤が決定。中学生のみなさん。やっぱ一番大事なのは体力です。 私が中学時代、保護者会のテーマはいつも、「部活と勉学の両立」をどうするか、でした。私はいつも早めに寝て、残りの勉強は朝していました。お陰で今でも仕事と家庭の両立ができています。

追記;副校長先生が書かれているブログで紹介されました!
https://fuchu30.exblog.jp/27472863/

テレビの仕事

業務規定があり、あまり詳しくは申し上げられないのですが、私は帰国して、三男の高校が決まって以来、テレビ局での仕事に復帰しています。

どんな仕事かと申しますと、海外の映像を訳したり、情報の裏付けを取ったり、著作権元に放送の許諾を取ったり、電話でインタビューをしたりする仕事です。
子育て中は、ドキュメンタリー番組の素材を在宅で延々と訳していました。

映像翻訳の仕事は、好奇心の強い私にはたまらない仕事です。
米朝会談、コーエン被告の証言、ゴーン事件、EU離脱、大坂なおみのインタビューなど、
ニュースや情報番組で流れる数十秒の映像の元は、何十分ものオリジナル映像であり、それを何時間もかけて、何人もの通訳が聞き取って訳しているのです。
ずっと画面を見ながら、色々な発音の英語やフランス語を聞き取り、黙々と訳すのはきつい仕事ではありますが、私は好奇心が強いので気になりません。

できるだけいい素材をたくさん集めて、いい報道番組を作ってもらいたいと思って仕事をしています。大量の素材をできるだけ生かしながら偏りのないニュースを作るディレクターさんたちの技量にはいつも本当に感心します。私たちはいい情報を集める買出し係、ディレクターは素材を生かして料理するシェフと言った感じです。

この仕事もインターネットのおかげでかなり楽になりました。
これからは音声認識も進み、なくなる分野の仕事でもあります。
でも、若者には英語は学び続けて欲しいと思います。
その理由は、次にお話しします。