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「ファクトフルネス」ブッククラブ用の質問集

私はこれまで、アメリカ人やフランス人のブッククラブに入ってきました。意識して読もうしますし、アウトプットすることで自分の考えもまとまります。そして、何よりも他の人の見方を学べるのがブッククラブの1番の魅力です。

私がこれまで所属した3つのクラブは以下のようでした。
(英語かフランス語です。日本語のブッククラブにはまだ縁がありません)

  1. 本好きの人、仲良しグループ、学び好きの人たちがグループを作る。人数はグループによって異なる。(8人から16人ぐらいがいいとこちらには書いてあります)本のジャンルを決めているグループ(ノンフィクション、フィクション、新刊、教育系など)もある。
  2. 定期的に集まり(月に一回が多い)一冊の本について語り合う。あらかじめ1年分、本を選ぶ会もあれば、毎月、次に読みたい本を選ぶ会もある。
  3. 会う日までに本を読んできて、食事やお茶をしながら自由に話す。オンラインも可。
  4. 人気の本には大抵ブッククラブ用の質問集がネット上にあるので、それに従って感想を語り合うこともある。
質問集は、本のタイトルと Bookclub Discussion questions で検索すると出てきます。

「ファクトフルネス」の質問集を訳してみました。

「Fact Fulness ファクトフルネス」(ハンス・ロスリング著)の質問集。

1.この本のはじめに、著者がこれまで何千人に尋ねた世界についての質問が出ています。多くの人が誤答しますが、 あなたはこれらの質問に自分で答えましたか?
クイズの結果はいかがでしたか?一番驚いたのはどの質問ですか?

2. それぞれの章では、データに注意を払わなければ陥る可能性のあるさまざまな罠が取り上げられています。これらのよくある思い込みで、 あなたが最も共感した本能はどれですか?そうした本能はこれまでどのようにあなたの世界の見方に影響を与えてきましたか?

3.ロスリングのデータは、主に2つのことを証明しています。
1つ目は、ほとんどの人が、世界は実際より恐ろしく、暴力的で、残酷だと考えていて、つまり、世界は実際よりもドラマチックだと思っているということ。
2つ目は、世界は大きな課題に直面しているが、私たちは目覚ましい進歩を遂げている、ということ。
これらの真実は、あなたを驚かせましたか?私たちが直面している世界の主要な課題を見る時のあなたの見方をどのように変えましたか?

4. ビジネスリーダー、政治家、変革の担い手が、このような偏った世界観を持つことが、なぜ危険なのでしょうか?グローバルな問題に対する「事実に反した」理解が、国の政策、ビジネス上の意思決定、戦略計画にどのような影響を与えているのでしょうか。
そして、これを変えるために何ができるでしょうか?

5.  この本を読んで、あなたが一つ変えられることがあるとしたら何でしょう。研究、考え方、話し方、世界の見方などは変わりそうですか? 変えようとしていることを一つあげてください。より「ファクトフル(事実に基づいた)」な世界観を磨き、実践するようになるために、どのようなステップを踏みますか?


上の質問は、こちらの質問集を訳しました。

何人かで読んで、話し合ってはいかがでしょう。





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