ページ

2016年春ツアーを実施します。

「中高生のシンガポール留学」のシンミです。
普段はテレビ局で、英語とフランス語の通訳として仕事をしています。
夫の仕事の都合で、3年前までシンガポールに3年間住み、シンガポール式の英語教育の効果を目の当たりにし、以来、日本の中高生を春休みと夏休みに引率して、次の春休みで6回目となります。
中高生の英語で大切なことは、まずは正しい文法を身につけることですが、それ以前に英語を学ぶ必要性、楽しさ、そしてできない悔しさ、上手に話せる人を見て憧れを感じることだと思っています。
今のところ、参加者は目標級にほとんど合格しています。
目安としては、中1で3級 中2で準2級、中3ー高1で2級に合格しています。
個人的な目標としては、中学生で留学した場合は、高校2年生までに英検準1級を目指せるレベルにして、高校の最終学年は英語に時間をかけずに受験に臨めるようにさせてあげたいと思っています。

実は、また夫の転勤が決まり、4月からアメリカに行くので、今度のシンガポール留学を最後にしばらくはできなくなります。
定員は20名ですので、お申し込みはお早めに。
チラシはこちらからご覧ください。
実施要項はこちらです。




日本の高校からイギリスの名門大学に進学する方法

先日、ある講演会の通訳をしました。素晴らしい情報だったのでシェアします。
UCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)というイギリスの名門大学のファウンデーション・コース(進学準備コース)の案内です。
このコースに1年間通えば、50%がUCLへ、30%がラッセル・グループと呼ばれるイギリストップ24の大学(オックスフォード、ケンブリッジを含む)に、20%がその他の大学に入ることができます。つまり80%の可能性で、イギリスの名門大学に進学できるのです。

foundationコース入学に必要な要件は、
  • 文系コースはIELTS 6以上(理系コースは5.5以上)、文理コースは7.5以上
  • 学校の通知表の該当5科目が5段階評価で4以上、
  • 学科試験(文系コースは、批判的思考テスト、経済学部は加えて数学、理系コースは生物、数学、化学、物理学など。リンク先にはサンプル問題もでています。)
  • 面接 です。

費用は、ファウンデーションコースも大学も(医学部を除く)だいたい16000〜18000ポンド。全員が学生寮に住むことができて、その費用は食事付きで、月600−800ポンド(2015年)です。担当の方によると、学生割引が使える上、勉強が忙しすぎて、お金を使うことはあまりないそうです(笑)。しかも大学が3年で卒業できるのも嬉しい。

日本の高校からイギリスの大学に直接入ることはほぼ不可能ですが、このファウンデーションコースを使えば可能です。
イギリスの大学は、3年間で学士が取れ卒業できる学科が多いので、ファウンデーションコースを教養課程と考えればいいと思います。

それでは、ファウンデーションコースでは何を学ぶのでしょうか。
必須モジュール
①アカデミック英語 (文献の読み方、レポートの書き方、ノートの取り方などを講義、クラス、ゼミ、個人指導で行う)
②研究、学習スキル(クリティカル・シンキングの鍛錬、各々の関心に応じた研究プロジェクトを行いながら深く考察しながら研究する思考力や研究手法を学ぶ)
学科モジュール
理系 生物、科学、数学、物理から2つを選択。
文系 古典文明(哲学、歴史など)、経済学、地理、数学、現代ヨーロッパ文化、ヨーロッパ現代史と政治 から2つを選択

問題は時期です。
申し込みは11月から3月、授業の始まりは翌年9月で終了はその翌年の6月です。日本の高校を卒業してからでは全てが後手に回ってしまいます。
そこで、私は考えました。
東京の進学校は、授業は高3の11月末までです。それまで学校を休まずに真面目に通っていれば2ヶ月ほど休んでも卒業はできるのではないでしょうか。もしくは高校はイギリス留学を単位とみなしてくれないでしょうか。ファウンデーションコースでは、英語のみならず、クリティカルシンキングや学科などをみっちり学びます。学校と交渉すれば、9月末からの留学は可能だと思います。
高校3年生の9月末からのイギリス留学が可能だとしたら以下のようなウルトラCの道があります。

0)日本の大学ではなく、英 豪の大学で学びたいと思ったら、
1)何を学びたいのか明確にする。英豪の大学は1年生から専攻が始まるので、ファウンデーションコースを申し込む時点から、自分が学びたい学科を明確にしておく。学校の通知表で専攻に関係する5教科の4以上の成績を取っておく。

2)高校2年生までに、IELTSのテスト文系は6、理系は5.5 建築、ビジネス、統計などでは、7.5のスコアを取る。経済的に余裕があれば、サマースクールなどに参加して、現地の生活を体験する。

3)高校2年生の9月から3月までに、ファウンデーションコース(UPC)に申し込む。

4)無事合格すれば、高校3年生の9月末から6月初めまでのファウンデーションコースで学ぶ。

5)現役合格生から半年遅れて9月からは大学生。3年で卒業できる学科の場合、卒業は現役合格生より半年早く卒業。

シンガポールで就職、なんて考えている人は、こちらの方が圧倒的に就職の可能性が高いです。
そもそもシンガポールでは、大学評価ランキングのトップ200までしかワーキングホリデーのビザすら出しません。詳しくはこちら
UCLの世界大学ランキングは2014/2015で世界5位!2015/2016で世界7位。
日本は国立大学は何校か200位以内に入っているものの、慶応大学も早稲田大学も今年は200位に入れませんでした(涙)

長男と次男は間に合わなかったので、三男にはこの道を、と考えています。

調べていくと、UCLには日本人クラブもあるようです。日本に住んでいる卒業生から話が聞ければ素敵ですよね。ちなみに、伊藤博文も夏目漱石も森有礼もUCLの卒業生です。

IELTSの勉強は日本の大学の受験英語を勉強するよりも何倍も何倍も将来の役に立ちます。そのことは、後日書きます。








21会(21世紀型教育を創る会)

みなさん、「21会(21世紀型教育を創る会)」をご存知ですか?
IB(インターナショナル・バカロレア)型思考力育成のためのプログラムを実践している私立校のグループです。
文科省は、IB校を増やそうとしていますが、それはなかなか簡単な事ではありません。 IBは世界水準なので、IB校として認められるにはまず先生のトレーニングから始まり、様々な要件を満たさなければならないからです。
そんな中、今できる範囲で、日本にあった形で、IBの素晴らしさを取り入れた教育を実践している学校が、21会校です。
我が家は来春からアメリカに転勤しますが、そうでなければ、三男は21校のみを受験する予定でした。
三男は暗記中心、処理力重視の20世紀型の教育は合わないタイプだからです。
「答えのない問題に取り組む力」を育てたい、頭だけではなく、IBが育てる10の資質を育てたいと思っているからです。
21校の何校か説明会に行ってきましたが、実際に、生徒たちは楽しそうに能動的に学習しており、教えている先生たちが教え方を工夫している様子が伝わってきました。
子の受験校を選ぶとき、親はつい大学進学実績や偏差値表を見て判断してしまいがちです。それも大切な指標ではあります。でも、新しい教育に関心のある方は21校を訪問されることをお勧めします。












IB教育とは


幸運なことに、長男と次男はシンガポールでIB教育を受ける機会に恵まれました。
長男は、Australian International School in Singapore (AISS)の9年生から12年生まで通い、IBDP(IBディプロマ)を取得(45点満点中38点)、次男は、7年生をオーストラリアン・インターナショナルスクール、8、9年生を、St.Joseph Institute Internationalに通いました。
IB教育では、従来の暗記型教育とは全く異なり、人間としてあらゆる面が鍛えられます。
脳のあらゆる部分、体、心、全てが鍛えられるプログラムでした。
先生が一方的に教えて、テストをする、といった授業ではなく、答えのない問題をあたえられ、調べ、考察して、レポートする授業がメインでした。
答えのある知識なら、スマホがあればすぐに答えが見つかります。与えられた仕事をただ正確に早くこなすだけの人は生き残れません。
変化の激しいこの時代、必要な能力は、答えのない問題を解決していく力です。
では、具体的に、どんな力が必要なのでしょう。

IB教育では、育てたい能力が明確に示されています。10のIB学習者像です。





長いのですが、大切なことなので引用します。詳しくはこのパンフレットをご覧ください。

探究する人 私たちは、好奇心を育み、探究し研究するスキルを身につけま す。ひとりで学んだり、他の人々と共に学んだりします。熱意 をもって学び、学ぶ喜びを生涯を通じてもち続けます。

知識のある人 私たちは、概念的な理解を深めて活用し、幅広い分野の知識を 探究します。地域社会やグローバル社会における重要な課題や 考えに取り組みます。

考える人 私たちは、複雑な問題を分析し、責任ある行動をとるために、 批判的かつ創造的に考えるスキルを活用します。率先して理性 的で倫理的な判断を下します。

コミュニケーションができる人 私たちは、複数の言語やさまざまな方法を用いて、自信をもっ て創造的に自分自身を表現します。他の人々や他の集団のもの の見方に注意深く耳を傾け、効果的に協力し合います。

信念をもつ人 私たちは、誠実かつ正直に、公正な考えと強い正義感をもって 行動します。そして、あらゆる人々がもつ尊厳と権利を尊重し て行動します。私たちは、自分自身の行動とそれに伴う結果に 責任をもちます。

心を開く人 私たちは、自己の文化と個人的な経験の真価を正しく受け止め ると同時に、他の人々の価値観や伝統の真価もまた正しく受け 止めます。多様な視点を求め、価値を見いだし、その経験を糧 に成長しようと努めます。 思いやりのある人 私たちは、思いやりと共感、そして尊重の精神を示します。人 の役に立ち、他の人々の生活や私たちを取り巻く世界を良くす るために行動します。

挑戦する人 私たちは、不確実な事態に対し、熟慮と決断力をもって向き合 います。ひとりで、または協力して新しい考えや方法を探究し ます。挑戦と変化に機知に富んだ方法で快活に取り組みます。

バランスのとれた人 私たちは、自分自身や他の人々の幸福にとって、私たちの生を 構成する知性、身体、心のバランスをとることが大切だと理解 しています。また、私たちが他の人々や、私たちが住むこの世 界と相互に依存していることを認識しています。

振り返りができる人 私たちは、世界について、そして自分の考えや経験について、 深く考察します。自分自身の学びと成長を促すため、自分の長 所と短所を理解するよう努めます。

インターナショナル・スクールの保護者会での校長先生の話が忘れられません。
「これからの時代必要なのは、答えのない問題に果敢に取り組み、協力し合いながら解決していく力です。その力を育てるために、我が校では、この10の資質を育てます。そのために、次のような授業をしていきます。云々」

日本に帰国したら、次男の高校では、30年前に私が使ったのと同じ「山川の世界史」や「スタンダード 数学」が使われていました。
大学入試が変わらないのですから、仕方がないのでしょう。

かわいそうなのは、子どもたちです。
どこから変われば変わるのでしょうか。


「思春期」の中高生との接し方 

私には大学3年、高校3年、小学6年の息子がいます。結婚、出産が比較的早く、両方の両親も近くにいないので、相談できる人があまりいなくて、一人目の育児は大変でした。(特に思春期)
たくさんの失敗と苦労を重ねて、そのおかげで双方がたくましい母親と息子に育ちました(笑)。

長男の思春期。私の思い(心配や不安)はことごとく拒絶され、母子関係は最悪でした。
今、冷静になってみれば当然の帰結でした。今ならいえます。私に原因がありました。
少年が青年になる時、家庭から社会にでようとする時、子ども扱いする母親は彼らの成長にとって障害です。
例えるならば、当時の私は、ハイハイし、歩こうとする赤ちゃんを無理やり抱っこ紐で縛り付けていたのです。 「イヤ、自分で!」とゴネる自立心の芽生えかけた子を、「成長している」と喜ばず、「手のかかる子」と悩んでいたのです。
勉強にも部活にもやる気を見せず、成績が落ち続ける長男の将来が心配でならず、絶えずイライラとし、監視をし、喧嘩をしていました。大きな過ちでした。勉強に身の入らない時期だと知らなかったのです。
ま、言い訳ですが、バトルがあった分、長男は一番大人っぽいです。人生、失敗から得るものは多いのです。
それでも 二人目以降はあの苦労はもう繰り返したくないと思っていますし、その方法もわかっています。
私の場合、「怒らない技術」という本を読んだら、怒るのが馬鹿らしくなって、怒らなくなっただけで、不思議なくらい家の雰囲気が良くなり(爆)、そうしたら、子どもたちが途端に自主的になりました。
バトルはイヤ、その方法を知りたいという方のために、今日は、私が好きな誕生学の青木先生の言葉をプレゼントしたいと思います。
ちょっと長いですが、コツが満載です。中高生との関係に悩む親御さんに読んでもらいたいです。


(以下、引用)

おはようございます。
『思春期』のご相談も多いので、今日は記事を書かせてください。
先日お逢いしたお一人の方が
「うちの子、思春期(中学生の頃)が何もなかったので、19歳の浪人生の今、思春期が起きたようです。苦しいです。もっと早い時期に(思春期の時期)に出すのって大事ですね」と。
思春期は陣痛の波に似ていると思っていて・・・(勝手に想っているだけですが)
ひとりひとり皆違う
陣痛の起き方も始まり方も陣痛の波の高さも大きさも。
19歳の今が
その子にとっては
ベストなタイミングだったのでしょう。
思春期…思春期…
春を思う時期…
思春期が起きた時
皆、親ってあれこれ思います、悩みます、今までやってきた子育て、どこがダメだったんだろう…。どこに原因があるんだろう。どこがダメでこうなったんだろう。
過去をあれこれ悩んでもどうにもなりませんが悩むのです。(お気持ちはよくわかります)
今、起きたということは「今」なんだと思うのです。
(そんな事は頭ではわかってるよって)
今、しっかり向き合って(ここ大事です)
寄り添って
一緒に考えて
一緒に悩んで
そして
しっかり見守り
信じきる。(絶対に先は良くなると信じる。信じきれない気持ちもよくわかります)
親にとっても苦しくしんどい時ですが(子育ての山)
親も学ぶべきことがあり
成長しなきゃいけない…時期なのだと思います。(逃げては通れない)
本人が一番向き合っていますから…。
そして
その思春期はこころの波が激しい時期です。
(自分でも自分がどうしたいかがわからなくなる)
こころの波は陣痛の波のように上がったり落ちたりします。
大好きって甘えてくるときもあれば
急に「うざい」ってなったり
まるでジェットコースターのようです。
だから
そのジェットコースターには決して一緒に乗らず
下から「手を振りながら」見ていてください。笑
それで大丈夫ですから…。
それでも悩むときはとにかく「胃袋」です。笑
(旦那と一緒です。胃袋を掴めです。これしかないかと思っています。)
思春期は胃袋が温まればどうにかなります。(特に男子)
悩む時間があるなら、その子の好きなものを作ってあげてください。
口であれこれはいりません。(口は出さず見守る修行)
「あなたの大好きな●○作ったよ」で。
(ここにいるよ…で。)
後は
子ども扱いは禁止です。
大人として見て欲しい時期ですから、今までの可愛かったあの人は横に置いておいてください。
大人としてのお子さんを尊重してあげてください。
たた、甘えたい時とほっておいてほしい時がありますから、相手の様子をよく見ておく必要があります。(ココも大事)
それがすべて「私(俺)のこと、ちゃんとわかってる?
何やっても大好きでいるのか?
どんな私も受け入れる気持ちあるの?」と確かめてきているように感じます。
試されている時ですね。
これでもか・・・これでもか・・・と。
だから、
「どんな時もあなたが大切で大好き・・・。
何かができるから●ではなく
何もできなくても○だよ
そして
いつも(親は)応援団長で一番近くで見守っているから、何かあったら助けるよ。だから何かあったら教えてね」と
さりげなく(このさりげなさが大事。暑苦しい感じを嫌がります。とってつけた言葉なんてうけとりません。口先だけなんて直ぐにシャッターおろします。笑)
本当のこころを試してきています。
また別の角度から
『思春期』の時期は親にとっても『更年期』のお年頃です。
だから、家の中で思春期と更年期のバトルの時です。
本気でぶつかったらいいと思います。
男の子は父親と本気でファイティングして本気を見せたらいいと思います。
それを求めている部分もあるのかもしれません。(そうは見えなくても)
昨日の松岡修造さんの熱血テニス合宿をTVでみて、本気を伝えるって本当に本当に大事だなと感じました。
ちょっとしんどい時ですが、本人が一番頑張っている時です。
どうぞどうぞ大きなこころで見守ってあげてください。
きっときっと、その先は爽やかな景色を見せてくれますから。
(抜けたら爽やかですよ)
そう信じてみる(信じきってみる)ことも大事だなと思います。
「この子ならだいじょうぶ!
この子なら乗り越えられる」と
口に出して呟きながら、ジェットコースターを遠くから眺め手を振ってみていてくださいね。
だいじょうぶですから・・・。
どうぞ我が子のチカラ信じて。
「うちの子ならだいじょうぶ」
これは一個人の投稿ですので、読み苦しい点がありましたらお許しください。たくさんのお子さんや悩みに寄り添って感じてきたことで書かせていただきました。

(引用終わり)

うん、うんとうなずいてしまうメッセージです。

10歳まではできるだけ親が手や目をかけて(保育園や習い事や近所のヘルプを得ながら)
10代になったら、ちょっと放し、家庭と社会(先生、部活の顧問、留学の引率者など)が半々で育て、
20代になったら、社会に全面的に育ててもらう。

というのが私が漠然と持っている教育のイメージです。
10代、子どもたちが社会に、世界にとびだすお手伝いができたらとても嬉しいです。

2016年春ツアーの募集要項はこちらです。





難民は何を求めて、危険を冒して、国境を越えるのか。


最近多いテレビ局の仕事は「ヨーロッパのシリア難民問題」。
トラックの中で窒息したり、トルコの海岸に打ち上げられた幼い子どもの姿をみて、どうして、そんな危険を冒してまで、ヨーロッパを目指すのか、と思う方もいらっしゃるでしょう。仕事を求めて渡っているんじゃないかと思う人もいるでしょう。
私は職業柄、編集前の映像も見られるのですが、戦争の現場とは本当に恐ろしいものです。
ISISの進軍、アサド政権の空爆で街も家も破壊され、電気も水も安全もなにもなく、命からがら逃げてくる人々のインタビューを訳していると一番多いのが、「子どもには教育が必要。未来を与えたい」 という答えなのです。

マララさんの話を訳していた時も同じでした。教育は命をかけるほど大事なのです。

日本の子ども達に伝えたい。
「君たちは、教育を無料で鬱陶しいものと思っているかもしれないけど、本当は、命と同じくらい大切なものなんだよ。今、この時を大切にして、好きなだけ学べ、自分の未来をデザインできる自分の境遇を本当に幸せに思って」って。
そして、もっと伝えられる生徒には、こう言います。
「たくさん学んで、その能力を使って、世界に貢献してね」って。

ところで私のネイルの担当者は20年前にミャンマーの軍事政権から逃げてきたノンノンさんです。彼女はいまだ難民申請が通らず、彼女の高2と中2の娘さんたちは日本で生まれて日本の公立校に通っていますが、いわば無国籍状態で、パスポートも取得できません󾌺。
アメリカやオーストラリアに渡ったノンノンさんの仲間や家族はとっくに永住権を得ており、その待遇の違いは歴然です。
見て見ぬ振りをするのは、いじめと同じです。
難しい問題であることはわかっていますが、軍事協力ではない「国際貢献」-「人道支援」について何ができるのか考えさせられる今日この頃です。
東京都 港区の神谷町の駅のそばにあるネイルサロン アルーシャ 激安ですが、とても上手です。綺麗になりながら難民支援もできますよ。

今回のテーマは、今週末の「氷川神社祭」 見事な山車がでますよ!








今年もとてもいい留学ができました。

帰国してから早3週間。帰国直後からテレビ局の映像翻訳の仕事が毎日のように入り、ブログにまで手が回りませんでした。
今回のツアーも、前回同様、毎日、保護者の方に写真で報告していました。送った写真は2週間で1000枚以上。保護者の方々には、安心するだけではなく、ご自分もシンガポールに行って一緒に美味しいものを食べ、楽しい思いをしたと感じてもらいたいと思っています。
私は留学を企画するとき、親の立場で考えて、写真を送り、子供の立場で考えて、できるだけ楽しくてチャレンジングな企画をします。今回の高校生も勉強がとても大変でした。楽なツアーは楽しくても後からは達成感を感じないと思うから結構厳しくします。でも愛情たっぷりの厳しさです。ありがたいのは、今回の参加者の皆さんたちも、その厳しさを楽しく乗り越えてくれたことです。

保護者の方から、毎日のように、喜びの声、励ましの声をいただき、それが大きな力になりました。
私の知り合いのお子さんが多いのと、あらかじめブログを読んでくださっている方が多いので、生徒達はよく言うことを聞いてくれて、いろいろなことが伝えられました。たくさん吸収してくれたと思います。今回も自分の子どものように可愛かったです。

私のツアーは、2週間だけではありません。留学前は、オンラインの英会話を半ば強制的に受けさせ、留学後は、英検を半ば強制的に受けさせます。定着させることが大切だからです。でも、生徒たちはみんな従ってくれます。みんな英語が上手になりたいんです。

留学中、難しいガイドの説明を通訳する私の姿を見て、「かっこいいです」と言ってくれる生徒が毎回います。私は英語やフランス語ができることによってどれだけ素晴らしいか、そして若いうちの努力がどれだけ大切か話します。私にも憧れの通訳がいます。大学時代、その人の姿を見て通訳に憧れ、今日まできました。(ヨガでもそうです。私のできないポーズができる先輩に憧れて私は頑張っています。) 上には上の通訳がいますが、それでも、子ども達を励ませる存在でありたいと私自身日々努力しています。






異質の世界に飛びこませる

今回の参加者はとても仲がよくグループ内の友達作りという、というステップは完了したので、次に、私はもう一枚殻を破って欲しいと思っています。コンフォートゾーンから出る訓練です。

女子高生、男子校生が多いので、すぐに男女で固まります。
台湾や上海の生徒と混ざることも簡単ではありません。
同質の世界に留まるのではなく、異質な世界に飛び込み、違いを堪能する。
この姿勢は、英語を学ぶこと以上に大切だと思っています。

生徒の中には、いろんな食べ物に挑戦したり、英語で話しかけたりして、外の世界に強い興味を示し、挑戦する生徒がいる一方で、その逆の生徒もいます。

部屋でゲームの世界にこもる子供よりは、今回このツアーに参加しただけ、ずっといいとは思いますが、私のスタンダードからはまだまだ指導が必要です(笑)

保護者の皆さんからも、期待されていると思いますので、頑張ります。

今日は、ユニバーサルスタジオに行きました。
今回の参加者は23名、全員、ジェットコースターが大好きなので助かります。
そんな時に限って、今までにないほどの大混雑。明日からナショナルデーの4連休のせいで、観光客が一層増えているのと、今までずっと動いていなかったジェットコースターが動いているからでしょう。

いきなり、最初のトランスフォーマーで60分待ち。
でも、並ぶところは冷房が効いていて涼しいので、ゲームをして待つことにしました。
すぐにぱっきりと別れる男子グループと女子グループを混ぜるためです。
異性と話せないようで、どうして外国人と話すことができるでしょう。
人狼ゲームや王様ゲームやコンセントレーションゲームをしたりして、遊びました。
もちろん、罰ゲーム付きです。
近くの異性の目を10秒間見る。
おんぶして3メートル歩く
壁ドンして、告白のセリフを言う。
おでこを合わせる。

雨にも降られ、状況は今までで最悪でしたが、乗りたい物には1回ずつは乗れて、ゆっくり移動した分、待ち時間を楽しめて、意外とよかったです。

帰宅後は、すぐにクラブハウスに集まり、みんなで大富豪をしていました。
罰ゲームは、プールに飛び込むことなのだそうです。




2日目 テスト 初授業 市内観光 フリータイム

8月3日(月)

朝は8時10分に集合 初めてのホームステイでいろんな体験をしている様子です。
ルームメイトとも仲良くなり、お話に花が咲き夜更かしした生徒もちらほら。
朝は全員電車で学校に行きました。ラッシュアワーなので一駅といっても大変です。
でも、これもシンガポールの現実。私がいた頃は人口が500万人と言われていたのに、今は540万人。ラッシュアワーの混雑度がましているのを感じます。

3つのグループに分けて学校に行ったのですが、前回参加したロッキーとシュンが学校への行き方を覚えていてくれて助かりました。

テストを受けました。1時間のテストで、リスニング、文法、読解、英作文をテストします。
そのあとは、HDBというシンガポールの公営住宅の歴史と今が学べるところに行きました。シンガポールの倉庫がシェルター(核戦争から守れるかどうかはわかりませんが、通常兵器の爆撃からは守れるそうです)になっているのは驚きでした。

少子化対策の一環として、35歳までに結婚しているといい条件で公営住宅が買えるそうです。また、介護対策や育児対策としては、親の近くに買うとかなり値引きされます。この制度のため、シンガポールでは親の近くに住む夫婦が多く、仕事をしていても、もしもの時は親が子供の面倒を見てくれます。また、週末は大抵、3世代で過ごします。スープの冷めない距離に3世代が住むことで、国の支出が減り、国民の満足度が高まっています。日本でも取り入れてもらいたい制度です。

午後の授業はジェームズ先生 アメリカ人の先生です。
コメディアンのように面白い生徒です。わかる生徒には笑えますが、わからない生徒にとっては辛いところ。でも、こういうのについていけるようになりたいって思うことは大切です。

放課後は、リバークルーズをしました。
今日は曇っていたので、暑すぎず、とても気持ちが良かったです。
日本人だけで行ったので船の放送を日本語にしてもらいました。
なんども行っている私も知らない情報が満載でした。

マリーナベイサンズを見て、超高層ビルのビジネス街を見て、この国がどれほど外貨を稼ぐことに長けているかを説明しました。

教育に力を注ぎ、優秀な人材を生み出すことに政府がどれだけ力を入れているかも説明しました。ガイドのウィリアムさんの話によると、シンガポールでは、生まれた時から死ぬまで、教育は国が払ってくれるそうです。何か学びたければ、様々なコースが準備されていて(例、コンピューターやファイナンス)、その講座の修了証書がもらえれば通常は75%、貧しければ90%、国から講座代が補助されるそうです。つまり、20万円のコースが1万円で受けられるです。もちろん、修了しなければ返金がないので、懸命に勉強をしなければいけません。シンガポールに住んでいた時、貧富にかかわらず、専門知識の高い人が多い印象を受けていました。どこで学んだのかと聞くと、働きながらコースを取って資格を取ったという答えをよく聞きました。教育格差を起こさないために、全体を抑えるのではなく、全体を伸ばす、シンガポールの賢い政策の一つです。

その後は、マーライオン公園。みんな面白写真を撮っていました。暑すぎず、とても快適でした。

次にエスプラナード(ドリアンの形をしたコンサートホール)まで行き、ペラナカン料理を食べました。中華とマレーの間の洗練された料理なので、みんなよく食べていました。というか、食べさせました(笑)3つのテーブルに分かれて食べました。
好き嫌いが心配だったメグも全種類食べていました。ヒラノも野菜をたくさん食べていました。エレナはエビがダメで、シンガポールはエビが美味しいのでちょっともったいない。シュンが相変わらず小食なので、無理やり食べさせました(笑)

今回の参加者も、ほとんどが男子校、女子校なので、異性と一緒に話をしたりご飯を食べることに慣れていません。それも挑戦です。でも最初は戸惑っていたものの、楽しそうに談笑していました。ナオイが笑いを取っていたのですが隣のテーブルだったのでわからず残念

私と同じテーブルの生徒に話したのですが、この留学中は、いろんなことに挑戦してもらいたいです。コンフォートゾーンから踏み出す。勇気を出して挑戦する。自信をつけてもらいたいです。

昨晩の帰宅が遅く、初日だったので、宿題が出たのは中1チーム(アカリ、アキラ、エレナ)だけ。しかも、その宿題が超難しい。高校生のキョウカとリナとリコが見てくれました。
ヒトミとリクとミオリ、ミサキ、ミッキー、ナツは卓球。

他の男子生徒は、テニスコートの予約をして(ユウキが自分でしてくれました)、テニスをしました。ガールズの応援に慣れないところが可愛いです。

盛りだくさんな1日でした。

2015 夏 初日

シンガポール留学 2015夏 (保護者向け 長文です)

いよいよ出発です。申し込みを締め切ってから今日までの2ヶ月間、参加する生徒の皆さんは多い人では毎日のようにオンライン英会話をして、私に会話内容を送ってくれていました。 英検も何度か提出してもらったのですが、すでに点数が伸びてきています。その成果を試して、英語が通じない苦しさを味わい、英語で考える機会を作る留学です。2年前にはじめて5回目を迎えました。

成田空港に9時半集合。搭乗時間は1155分。余裕のパターン。のはずでしたが、関西からの便が遅れたのと、チェックインを済ました生徒が、保護者に挨拶をすることもなく、集合写真を撮ることもなく、自主的に出国し、搭乗ゲートに行ってしまい、初日から心臓がドキドキしました。女の子が多いので安心していたのですが、しっかりした子が多いということは、指示を待たずに行動ができるということで、これから2週間、迷子を出さずにいくには、どうすればいいのかと考えさせられました。
飛行機の席は結構まとまっていますが、男の子の隣に女の子がくるパターンが続出。最初は移動を許可しようとも思いましたが、男子校、女子校の生徒にとってはいい機会なので、このまま、隣同士でスクリーンもないスクートのエコノミー席で過ごしてもらうことにしました。私の隣はリクとアキラだったのですが、私は爆睡(前夜一睡もせず)、二人はCISVキャンプについて話が尽きないようでした。食事の後は、私の席から見える範囲の生徒は、宿題をしたり、本を読んだりしていました。リクは中学入試を終えたばかりの賢い中1女子に算数を教えてもらうと張り切っていました。

台湾での乗り継ぎもうまくいきました。 座席を代わってもらいたいと頼まれ、中1グループ(アラン、エレナ、アキラ)とリクは念願の横一列に並びました。台湾まで食事は自分たちでオーダーし、(あまりお腹が空いていなかった人はカップヌードル)、楽しそうに遊んでいました。シンガポールについてからも、できるだけ集団で動くようにして、問題なくついたのですが、リナちゃんが車酔いをしてしまいました。リコちゃんが優しくしてくれました。
飛行機の到着が遅れ、ホームステイについたのは夜の10時過ぎ。
ホームステイに引き取られてから、リナちゃんのところを訪ねましたが、クッキーとミロ(海外ではマイロといいます)をもらっていました。夕食は食べたくないそうです。
バスの中では、ユウキが酔い止めの薬をくれたり、列の最後部に行ってくれたりするので助かりました。



英検合格者続々! 

あっという間に夏休み。
今回は23名の生徒とともに8月2日から15日間シンガポールに行ってきます。
シンガポールドルが一段と上がっても、シンガポールの物価が上がっても、ツアーの値段を上げずに継続します。
私の元気の素は、参加した生徒さんたちからの英検合格通知!
6月にあった英検第一回も続々と合格通知をいただきました。ほとんどの生徒さんが1月には3割程度しか取れなかったチャレンジ級に合格しています。特に2次試験の合格点が高い! みんなオンライン英会話や現地でたくさん喋ったものねっ!!!
今週末は、そんな合格者たちとピザパーティ! 
次男はこれまでのツアー全員招いて欲しいと言っていましたが、あまりに忙しくそこまで手を伸ばせなかったので、今回はこの春とこの夏の生徒に案内を送りました。(まだ記入していない人、まだ大丈夫ですよー)

今年参加の23名の生徒さんたちも、毎日のようにオンライン英会話のチャット履歴を送ってきてくれます。(送っていない人 これを読んだら、送ってくださいねっ)
オンライン英会話のいいところは、チャットボックスが使えるところ。聞き取れない文や、生徒が言い間違えた文を、先生がチャットボックスに書いてくれます。教材もいろいろあります。最初はしどろもどろでも、送られてくるレポートを見るとだんだん会話が膨らんできている事がわかります。

ただ、今回、英検準1級の合格率が低かったのが残念。学校とも相談をして、対策を考えています。
もう一つ残念なのが、今回は一緒にホームスティをしてくれるタイチームが来ないこと。
ホームスティは日本人同士のペアになってしまいました。ゴメンなさい。
授業は、台湾と上海のチームと一緒です。彼らは私たちがいないと中国語で話してしまうので、できるだけ一緒にいたいと言ってきてくれています。今スケジュールの調整中です。両者がお互いのことをよりよく理解し合えるためにはどうすればいいのか考えています。すくなくとも、歴史の勉強はしていったほうがいいと思っています。

歴史といえば、私は夏休みに入ってから、シンガポール出発まで、8月15日フジテレビで放送予定の終戦特番「私たちに戦争のことを教えてください」のインタビューの翻訳をしています。もう、それは壮絶な内容で、私はすべての映像が見られるのですが、皆さんに編集後の一部しか見ていただけないのが残念です。それでも素晴らしい番組になると思います。私たちはシンガポールから帰っていませんが、どうか録画してお子様方に見せてあげてください。




2015年 夏ツアー 定員に達しました

ありがたいことに、募集を始めて11日で定員に達しました。
チラシを作る暇もありませんでした。
一人一人の成長を真剣に考えて作り上げてきたシンガポール留学。
評判が命です。今回はリピーターが2人もいます。
これまで以上の留学を作らなければと思っています。

目標は高校2年生中までに英検準1級取得 大手の模試で英語の偏差値80越えです。
英語だけできても仕方がないけど、英語ができないと今の大学入試はとても不利。
高3の息子を持ってあらためて英語の配点の大きさに驚いています。
みんな頑張ろう。
私も頑張ります。
子供たちと日本の将来のために、自分ができることを少しずつ進めます。





説明会のご案内

一週間前にシンガポール留学の募集を始めて、定員20名のところすでに13名のお申し込みをいただきました。(女子9名男子4名)中1もいますから英検1級から4級まで対応します。
「今年の夏休みはないと聞いていたので、ほかを探したのですが、この内容でこの価格のツアーはどこにもありませんでした。(息子さんたちが受験なのに)実施してくださってありがとうございます。」という嬉しい声。
リピーターもお申し込みくださっています。とても愛しいです。
行くたびにクラスが上がって内容も変わるので、リピーターも大歓迎です。

問題は、日程がお盆にかかっているので、どんどん安い航空券がなくなっていること。
5月までのお申し込みの方は早割り1万円引きに加えて、お申し込みが早いほど航空運賃も安いです。
もしも、周りに夏休みの語学留学を考えていらっしゃる方、迷っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、いっしょにランチでもしがてら、いい英語の勉強法や留学や子育ての悩みなどの話をしませんか?

2015年 夏休み シンガポールツアーを実施します。

2015年8月2日(日)から14日(土)まで、シンガポール留学を実施します!

お詫び申し上げます。
今年の夏休みはシンガポールツアーを実施せずに、次男と三男の受験に付き合うつもりでした。
ところが、いろいろ調べていくと、三男にあっているような先進的な教育をしている学校は、どこも英語入試をしていることがわかり、本人も得意科目で受験したいということで、この夏休みに、いつもの語学学校で英語の特訓講座を受けさせることにしました。

今日、現地の関係者と話し合い、大まかな日程が決まりました。

台湾のチームとタイのチームが合同でやりたいといってくれていますが、告知が遅れてしまったのでどれだけ集まるかはわかりません。 日本サイドの最低催行人数は15名です。

まだ、細かい点はつめていきますが、まだ、夏休みの留学先を決めていらっしゃらない方、
英語の力をしっかりとつける留学を探していらっしゃる方は、こちらの案内をご覧ください。
質問などは、こちらにお寄せください。

関東地方の方には、銀座か新橋か赤坂でランチかお茶をしながら説明会をします。
地方の方には、スカイプをつかって説明をいたします。

今回は、シンガポール建国50周年のナショナルデーの4連休が間に入っていますが、これまでと同じくらいの授業数と観光や遊びを確保します。つまり内容はほとんど変わりません。
これまで参加した生徒たちの評価の高かったものを旅程に組み込んでいます。

料金は変わらず298,000円 航空運賃は7-8万円ぐらいを予定しています。お盆シーズンなのでできるだけ安いチケットを取ります。

詳しい案内はこちらです。

2015年 春休みの留学は大成功でした。

4月4日に帰国して、もう20日が経ちました。帰国翌日から、毎日にように本業であるテレビ局の通訳の仕事が入り、なかなか情報を更新することができません。参加者の声はできるだけ早く載せますね。

4回目のシンガポール留学でしたが、初めて外国人の生徒たちとホームスティまで一緒に行ったことで今まで以上に実りの多い留学となりました。

前回の投稿では最初の3日間分しか報告していませんが、実際には、毎日、100枚近い写真と動画を保護者に送っていました。
詳しく書くよりも、子供達の楽しそうな表情を見ていただいた方が保護者の方々が安心し、また、一緒にシンガポールに行っているような気分になってもらえるのではと思ったからです。(自分も母親なので、子どもを留学に出す親の気持ちはよくわかります)

大学受験生のインテンシブコースに参加した生徒が勉強したプリント量は2週間で150ページ。英語の力が付いているのがみてとれました。

タイの生徒と午後にはいろいろ出かけたホリデーコースのみんなは、帰国後もLINEのグループチャットで毎日他愛のないことを話しています。この友情はいつまでも続くであろうと確信しています。タイに行った時は訪ねられるでしょうし、彼らが日本に来るときにはおもてなしができますね。(実際、もう何度も来ている生徒がほとんどでした)

今回は円安のため、日本人はほとんど買い物をせず(2週間で1万円も使っていないはずです)、逆にタイの子ども達は強いバーツを使ってじゃんじゃん買い物をしていました。日本の競争力を高めなければという思いを新たにしました。

参加者はほとんどが6月の英検を受験します。
私の留学は結果を出すことを目標にしているので、留学前にも勉強してもらいましたし、留学後も毎週の提出物を出してもらっています。
なんとか時間を作って、愛しい生徒たちの指導にあたりたいと思っています。

夏休みは台湾のグループと一緒ですが、台湾もタイと同じくらい親日的なので、実り多い留学になると思います。

留学前後の英語学習のサポートや、日々のレポート、その他、私の手厚いサービスを望む方は、2016年春休みのツアーをご予約ください。
タイの旅行会社からは、すでに共同開催のリクエストが来ています。

興味のある方はこちらにご連絡ください。


シンガポール留学 始まりました!(参加者の関係者向け 長文です。)

皆さん
写真をLINEで送るだけで、ご報告が遅くなってすみません
最初は緊張気味だったメンバーもすっかり打ち解けてきて、本当に楽しそうです。
LINEをしていらっしゃらない方にどのようにして写真をシェアしようか考えています。いい方法をご存知でしたら教えてください。パソコンにもインストールできるはずなので、お子様方が旅行中だけでもLINEをしていただけると嬉しいです。

第1日 3月22日 日曜日

飛行機の中では、私はジュンキとリクトの間の席でした。寝るときは寝たのですが、起きているときはテトリスの勝負をしました。
朝、7時に空港に着き、両替をして、ビーチは暑すぎてまだ何も開いていないので、植物園へ。
ラン園にいきました。雅子妃殿下や皇太子殿下の名前が付けられたランを見ました。
あちこちに植物の生態を説明した看板があるので一緒に読んで語彙を増やしました。
ラン園を出ると、折り紙の先生をしている人がいて、私たちに動く鶴の折り方を教えてくれました。知識の逆輸入のような国際交流でした。
予定通り11時に宿泊先に着きました。ファンクションルーム(会議室)を予約しておいたので、そこでゲームをしました。列を作って最後の人のお尻に付けたハンカチを取るゲームや、名前を覚えるゲームです。
12時にはビュッフェの料理が届きました。あらかじめ日本人が好きそうなものを選んでおいたせいか、結構みんなたくさん食べてくれました。
アメリカ人やシンガポール人の友人を招いていたので、アメリカ人の友人は17歳の娘さんと小学生の近所の子を連れて来てくれました。女の子たちは、会話をしたり、ゲームをしたりしてもらいました。
シンガポール人の友人は20代の息子を二人連れて来てくれました。一人はイギリス、もう一人はオーストラリアで勉強をしています。
高校生の男の子とその他数人で「いつからイギリスにいますか?」「どうしてイギリスに行きましたか?」「イギリスで何を専攻していますか?』という質問の練習をしました。
彼らの英語がとても聞き取りづらいので本当に通訳が必要でした。英語の部分をしっかり聞こうという気持ちが見られる子達なのできっと英語が伸びるだろうと思いました。この経験があとでいい結果をもたらすとはこの時私は気づいていませんでした。兵役の話も聞きました。(シンガポール人男性と話すときにこの時の訓練の話ほど盛り上がるものはありません)
が、まだみんな英語に慣れなくて通訳が必要でした。
16時、タイのチームが到着、日本人とタイ人がペアになるような組み合わせを作って、宿泊先のコンドミニアムの隅々に答えが隠された質問の紙を持って、宝探しゲームをしました。 
17時、ホストファミリーが迎えに来る時間です。予想外の大雨。遠い棟は、スーツケースをを持って歩いたら5分もするので、卓球などをして時間をつぶしましたが、結局やまず、みんなそれぞれ雨の中をホストファミリーの家に行きました。
ホストファミリーのお父さんが、雨の中荷物を運んでくれた家もあり、感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
私はタイのリーダーと同じ部屋を借りています。オーナーがローカルフードを食べに連れて行ってくれました。
本当であれば、ここで私の仕事は終わりになるのですが、今回はタイのお金持ちの子供達と一緒なので、いきなりホームシックの大合唱。私とタイのリーダーでケアに当たりました。
というのも、今回は日本人の男の子が14人、タイ人の男の子は4人。 幾つかのステイ先では、日本人3人、タイ人ひとり、という組があり、ひとりになったタイ人の子たちが泣いてしまったからです。
3人の日本人の子に、日本語は極力使わないようにお願いしました。
長い一日は終わりました。

第2日 月曜日
朝、8時10分に集合。みんな7時に起きて、7時半に朝食、忘れ物チェックをして、バスの出発時刻まで20分あるのでダッシュで戻させました(笑)
この日の3時18分に建国の父リークアンユーが亡くなりました。
リークアンユーは第二次世界大戦中、今回の参加者くらいの年齢で、危うく日本兵に処刑される人たちの列に並ばさせたのですが、うまく逃げることができた人ですが、その後、首相になった後も反日教育をせずに、日本から多くのことを学び、日本からの資金援助や技術援助もどんどん受け入れて、シンガポールの発展の基礎を作った偉大な人物です。そのような話を短くすると、本当によく聞いてくれます。
8時半バスが出発、すぐに学校に到着。
タイのチームもみんなも緊張気味。多分、最初のクラス分けテストが心配なのでしょう。
クラス分けテストをして、その後HDBツアーに行きました。HDBとは、シンガポール政府が国民のために作る集合住宅です。
シンガポール人の80%がこうした住宅に住んでいます。
すべての人に屋根を。という、シンガポールの初代首相のリークアンユーの政策の説明を受け、シンガポールがどのように発展をしてきたのかを学びました。
午後は、インテンシブコース(大学受験生2人)を学校に残して、観光へ
昼食は、エスプラナード(マリーナ地区にあるドリアンの形をした建物)の中にあるペラナカン料理のレストランで食べました。ペラナカンというのは、シンガポールに渡ってきた中国系の貿易商と現地のマレー系の女性が結婚して作られた新しい文化です。とても綺麗なレストランで美味しくてよかったです。
建物を出るとマリナベイサンズがよく見えました。暑かったのですが潮風が吹く道を歩いてマーライオンまで行きました。途中、リョウガが橋の下のコンクリートの斜面を登り始めました。
面白そうなので、みんなもやってごらんというと途端に男の子たちはみんなで登り始め、とても盛り上がりました。
マーライオンでは、おきまりの口から水が出る写真を撮りました。風があったせいか水が広がっていてなかなか上手に撮れませんでした。
アイスクリーム(5ドルもしました)やスムージー(シェークのようなもの)を買って、アジア文明博物館に行きました。
涼しい博物館で、アジアの文化、(仏教、ヒンズー、イスラム)を英語の解説で学びました。
夕方はガーデンバイザベイに行きました。元気が有り余るリクトとリョウガとシモンはスカイブリッジを渡っていました。(他の子達も元気だったのですが、5ドルが勿体無いと思ったようです)
夕飯を食べてコンドに戻るともう8時。部屋に戻らずに、クラブハウスで宿題をする、という元気な子たちが何人もいました。クラブハウスではWifiが使えるので必要な子たちはここで使っていました。
私は日本人3人とタイ人ひとりの部屋を訪ねました。シュンはタイ人の男の子(タム)にとても優しく宿題を教えてくれました。英語の発音がよくてびっくり。もっと話せばいいのに。
驚いたことに、3人組の男の子(シュウマ、シュン、リク)たちは、なんとタムがシャワーを浴びている時も英語でトランプをしていました。
今回は初めてタイのチームと組んでいるのですが、とても良かったと思いました。ホームシックになった別の子を部屋を訪ねて、部屋に戻ると23時。タイ人のリーダーとおしゃべりをしているうちに寝てしまいました。

第3日目、火曜日 
今日は、朝、バスで学校に行き、授業を受けました。
午後のエクスカーションがないインテンシブコースの二人(カズとケンタ)はフードコートでそれぞれ注文をして食べています。後ろから見ていると、まだまだ注文がスムーズではなくて微笑ましいです。
ケンタはチキンライス、カズはがっつりとステーキを食べていました。
残りのメンバーは、今日は異文化探検ツアー。お昼は、中華を食べました。全てのテーブルに日本人とタイ人が共存するルールにしたので、ご飯をとって下さい。といったことは英語で話せるようになりましたが、まだまだなので、私を含めて3人のガイドが各テーブルに座り、いろんなことを英語で話しかけています。ここの旅行会社が選ぶレストランはとても綺麗で美味しいので私も子供たちもハッピーです。
午後は、まず、イスラムの街、カンポングラムのモスクに行きました。クリスチャンのミカちゃんと私は外で町歩きをしました。
そのあとでインド人街に行き、ヘナタトゥーをしました。手の甲に絵を描いてもらいました。
その後、リトルインディアのホーカーセンターで、私は5人の日本人ガールズと一緒に、しぼりたてのフレッシュジュースを飲みました。
その後、中国人街に行きました。まず、ブッダの歯が飾ってある、佛牙寺に行きました。お寺の前で日本人とタイ人の集合写真を撮りました。
そして、次はチャイナタウンを歩き回りました。トカゲの干物やタツノオトシゴの干物を見て、そのままヒンズー寺院に行きました。
神さまがたくさんいるので、どんなことを願いたいのかを聞くと、みんな殊勝にも「学業成就」を祈りたいといったので、そうしました。
その後、また街を歩いてショッピング
辛い中華料理のお店に行きました。ここでもタイ人と交互に座りました。
麻婆豆腐がとても辛くて、みんなでヒーヒー言っておもしろかったです。中央の丸いターンテーブルを回してロシアンルーレットのように目の前に麻婆豆腐が来たら食べなければいけないルールにして遊びました。私の隣はジュンキだったのですが、それはそれはとっても辛そうでおもしろかったです。
そうこうしていたら、カレンちゃんが隣のテーブルからやってきて、下唇の下の部分で物を持つ芸を見せてくれました。途端にみんなが真似をはじめ、とても楽しい写真がたくさん取れました。
宿泊先に着いたら、宿題をみんなでするためにクラブハウスに行きました。私が行った時にはリン、シモン、ジョウタ、タケ 、ジュンキ、リョウガ、リクが卓球をしていました。シモンは一番上手で途中からシンガポール人と勝負していました。その間に、シュン、ユウ、ミツ、シュウマは夜のプールを楽しんでいたそうですが、気づかなかったので写真に撮れませんでした。

今回は、高校生が下の子たちの面倒をとてもよく見てくれるので、グループ全体の雰囲気がめちゃくちゃいいです。
月曜日の写真を見ていただけばわかるように、高校生が小中学生を可愛がって、うちの三男は肩車もしてもらっているくらいです。

さて、今日は、4日目。どうなることでしょうか。


どんな環境でも生きていける力を

所属しているメーリンググループで興味深い話を読んだので引用します。

(以下引用)

「キャリアカウンセリングの世界では、子どもたちの適性を探して
その適性に合った仕事探しのお手伝いをするのは、時代遅れになっています」

というお話を伺いました。

2000年ごろから、進路適性のプログラムが開発され
たくさんの質問にマークシートなどで答え
コンピューターで分析し、
適性に合った業種や職種のアドバイスをもらう
という方式のサービスがいくつかできたように記憶しています。
(今も使っている学校は多いでしょう)

でも、キャリアカウンセリングの世界ではもう時代遅れなのだと。

なぜか。

「未来は流動的である。将来的にその仕事が無くなったり、
その人がその仕事を失うこともある。だから適性を探して、その職に就けるように努力するというのでなく、いつ仕事を解雇になっても、就きたい職業がなくなっても柔軟に対応できる力を養成するほうに重きを置いている」

とのことでした。


(引用終わり)

もちろん、「就きたい職業がなくなっても柔軟に対応できる力」は英語でなくてもいい。でも、現実問題、外国語ができることでできる仕事が実にたくさんあります。そして、英語ができないがために就きたい仕事につけない人も少なくありません。

20時間後にシンガポールに引率する学生にも英語を武器としてもらい将来の可能性を広げたい。 そんな決意を新たにした話でした。
1回の留学にたった20人しか連れて行かれないのだから、その子たちの人生に力を与えたいと思います。


高3の英語力、中卒級=「書く、話す」に課題―文科省

明日はいよいよシンガポールに出発ですが、行く前にどうしても伝えたい記事がいくつかあります。

まずは、「 高3の英語力、中卒級=「書く、話す」に課題―文科省」という記事


文部科学省は17日、高校3年生を対象に英語の「読む、聞く、書く、話す」の4技能の学力を調べた英語力調査の結果(速報値)を公表した。「読む、聞く」の平均的学力は英検3級(中学卒業程度)相当、「書く、話す」はさらに低く、書くは過半数が正解率1割以下だった。国の教育振興基本計画の目標(高卒時英検2~準2級程度)とは大きな差があり、英語嫌いの生徒も多かった。調査は国公立高校の約1割の480校を抽出し、3年生約7万人を対象に実施。4技能それぞれを試験し、国際標準規格「CEFR」の基準で、学力が中学レベル(A1=英検3~5級程度)から海外大学留学に必要なレベル(B2=同準1級程度)のどの段階に相当するかを調べた。
 試験結果では、「読む」の平均点は129.4点(満点320点)で72.7%がA1評価。「聞く」は120.3点(同)でA1が75.9%。B2評価は0.2~0.3%だった。
 「書く」でB2評価はわずか5人。英語の音声を英文要約する不慣れな出題形式も影響して点が伸びず、140点満点中15点以下が約55%に上り、0点も約3割いた。「話す」は各校1クラス程度の抽出実施で、A1が87.2%を占めた。
 アンケート調査では、英語を嫌いな生徒が58.4%。海外留学やビジネスに必要なレベルの習得を目指す割合も約14%にとどまった。 

シンガポールから帰国後は日本の高校生や大学生の英語力の低さに驚き、シンガポールに学生を短期留学することに決めました。

英検3級と言うのはシンガポールの小学2-3年生レベルです。
実際にはもっと賢いのでしょうが、それぐらいしか英語ができないとそのくらいの知能レベルに思われても仕方ありません。それでいいのでしょうか?

親も学校も子どもも意識を変えるべきです。

いい大学に行きたいのであれば、高校生までに英検の準1級をとる。
英検の勉強の塾は必要ありません。
オンライン英会話で毎日25分間、英語を聞いて話し、問題集と英検の過去問を解き、英文を読んで語彙を広げれば必ず力はついていきます。

もちろん、日本では学びにくいこともあります。それは英作文です。
シンガポールの塾のクラスわけテストで日本人学生が一番苦戦するのが、自由英作文です。
でも英作文はとても大切。これからビジネスも電話ではなくてメールの時代ですから。そして、英作文の授業はとても楽しいです。クリエイティブですから。







出発10日前

毎日のようにテレビ局の報道局で働いているうちに、あっという間に旅行10日前です。

イスラム国のテロ人質事件、ウクライナの戦争、ボコハラム、ギリシャの経済危機、航空機事故、錦織くんの活躍、アカデミー賞、毎日、毎日、いろんなニュースを訳しました。
2月の後半からは、シンガポールの手配が忙しくなってきたので、在宅でできる取材交渉や報道の裏取り調査などをしました。
明日は、戦艦武蔵引き上げの通訳だそうです。勉強しなくちゃ。

今回はDeNAトラベルのエアーリンクさんに旅行業の部分をお願いしたのですが、担当者の方が学生旅行の専門家で、安くて速くて丁寧で全く漏れのない仕事で本当に助かりました。この場を借りてお礼申し上げます。 団体旅行の手配はこの会社をお勧めします。

もう4回目なので、学校も旅行会社もホームスティもボランティアも皆さんがくること楽しみにしています。本当に日本の学生は評判がいいんです。

問題は,タイ人グループとのホームスティのマッチング
タイ人も日本人もどちらも一緒のステイを希望するのですが、今回は日本チームが男子14人に女子がたったの5人。対するタイチームは女子が9人に男子がたったの4人
現地のコーディネィターは大変です。でも、できるだけみんなの希望に沿えるように頑張っています。

さあ、参加者の皆さん! 試験も終わったことですから、持ち物だけではなく、心の準備もしましょうね。

今、参加者が自主的にメールで自己紹介をしあっています。偉いなぁ。
でも、現地に着いたらゲームもスマホも禁止です。
一生懸命周りの景色を見て、周りの空気を感じてくださいね。







締め切り間近 あと2名(女子希望)


1月7日にパリの新聞社シャルリー・エブドが襲撃されて以来、ほぼ毎日テレビ局で仕事をしています。夕方6時まで日本テレビ、その後12時までフジテレビ、朝3時までTBSなんて日もありましたが、大抵は1局で仕事をしています。
最近はもっぱらのテロ問題を調査して訳しています。
英語もフランス語も理解できるということで声がかかるようによくなってきました。
フリーランスとしては嬉しい限りです。

急激な円安でもシンガポール留学は質を落とさず実施します。(インテンシブな授業が42時間、プールとテニスコートが付いたのコンドミニアムでホームスティ、ユニバーサルスタジオやセントーサ島フリーパス付き。)
お金はテレビ局の仕事で稼いでいるので問題ありません。私は皆さんの合格通知があれば幸せです。 春に参加した生徒が早稲田に合格したという連絡をもらい嬉しいです。受験生となった生徒からも、国際関係の学部を目指しているという報告をもらいました。みんながんばれっ! 明日は英検っ。

テレビの仕事をするまでは、インターネットを見る時間の方が多かったのですが、最近はテレビを見ることの方が多くなりました。
テレビの番組がどれだけ一生懸命作られているかがわかったからです。
たった、数分の映像を作るために、報道の現場ではとことん調べ(私の仕事です)、インタビューをとり、訳し(私の仕事です)、編集して、字幕や吹き替えを入れます。
何人もの人たちが役割分担をして、数十秒のクリップを作り、それを合わせます。
深夜番組に比べて、報道番組がキビキビした印象を受けるのは、数秒に多くの記者が心血を注いでいるからです。

1月ももう終わり、シンガポールの留学の募集を締め切らなければいけません。
今ですと、私が半年前に予約したシンガポール行き全日空の直行便が78000円ですが、1月末には返さなければいけないからです。この値段ではもうチケットは取れません。
あと、2人分航空券があります。できれば女の子がいいです。

関心のある方はこちらまで

今年のテーマは「ワクワク大作戦」

お正月

今年の目標をなんか立てなければなぁと思っていました。 

なかなか課題を提出してくれない生徒たちにどう声掛けしたものかなぁと悩んでいました。

ところが、箱根駅伝を見ていて、目の前がぱあっと開けました。

今年のテーマが決まったのです。

それは、「ワクワク大作戦」

箱根駅伝で快挙を成した青山学院の作戦です。ご存じない方はこちらをどうぞ。

長距離のイメージが厳しい、つらいだけでは、他のスポーツに選手が行ってしまう。楽しくやりたかった」

同感です。

英語の勉強が厳しい、辛いだけでは、ほかのことに生徒が行ってしまう。楽しくやりたい。 

駅伝を走る生徒にかけていた青学監督の言葉は、

「すごいぞ。そのペースだと区間賞だぞ」

ですから私は、

「すごいね。そのペースなら高校○年で英検(準)1級が取れるよ。そしたら偏差値80越えだよ。大学入試が楽だよ。」

「2020年の東京オリンピックで選手のアテンドができるようになるよ。仕事取ってきてあげる」

と、生徒たちをワクワクさせたいと思います。

英語を勉強しないと負けちゃうよ、って脅すんじゃなくて、

英語を勉強するとこんないいことがある、と伝えていこう、と思います。 

だって私には伝えられる話がたくさんあります。

今までしてきた楽しい仕事の数々。(今のテレビの仕事なんて、毎日ワクワクです)

アラブの富豪とも、MITの教授ともとても仲良くなれたこと。

生きるヒントを世界中からもらえたこと

そんな楽しいイメージを伝えたい。

みんなが「ワクワク」英語を学べるように。


残念ながら、外国語の勉強は長距離トレーニングと似ています。

楽な道はありません。でも、楽しく努力はできるでしょう。

見えないところは泥臭く努力し、見えるところでは颯爽と駆ける。

そんな青学駅伝部のような導き方が、自称「ちゃらい」私には合っていそうです。


もうひとつ、お正月に目にした本のタイトル(すみません。内容は読んでいません)

「モノは売るな、体験を売れ」

これにもピーンときました。

私がなぜ、シンガポール留学を始めたのか? 

それは、シンガポール駐在中、子どもたちがシンガポールの受験英語塾に喜んで通い、英語力が飛躍的に伸びたから。 

5週間の夏休みの3-4週間も その学校に行きたがったから。

そのおかげで、5級も取れなかった次男が3年足らずで1級を取得、高2で本当に楽をしています。

私はそんな体験を売っているんだって、改めて思いました。

こんな素晴らしい体験を、自分の子どもだけにさせてはもったいないと思ってはじめたのです。


中学入試をした長男と次男は、小6の夏休みに進学塾の合宿に参加しました。

1日に10時間も勉強するのに、帰ってくると「楽しかった」といっていました。

それは教える方に、とてつもないノウハウとスキルがあるのです。子どもは楽しく学びたいのです。

シンガポールの語学塾も同じです。

授業が楽しい。 勉強が楽しい。 大変だけど乗り越えられる。 

これは国民全員が中学入試をするシンガポール教育界が持つ素晴らしいノウハウのおかげです。

http://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m000388.html




最後にこんなものも目に留まりました。



6月1日誕生日の私 イヤというほど褒められる うん、いいねぇ

他の家族のもそれぞれ納得

ところが三男 「国境を越えて後悔する」 なぬ? 今はコスタリカ、春休みも夏休みもシンガポールに連れて行こうと思っていたが、これは、最終学年くらいは、受験勉強をせいというお達しでは?

ということで、

2015年の夏休みは、次男と三男がダブル受験なので、たぶん夏休みは引率しません。

今年の夏休みにお考えの方は、ぜひこの春休みにお申し込みくださいね。

お問い合わせはこちら です。

この春休みのスケジュールと内容はこちらです。

春休みの募集は1月16日に締め切ります。

定員まであと3名 女子のみ募集です。



明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

皆さんはどんなお正月を迎えていらっしゃいますか?

1年の計は元旦にあり

私は子どもたちと「フォーサイト」という手帳に次のことを書き込みました。


  • 3年後の目標やテーマ(というと硬いですが、近い夢、希望ですね)
  • 1年後の目標やテーマ
  • 半年後の目標やテーマ
  • 去年1年の振り返り

引率する子どもたちを常に叱咤激励している自分がチャレンジをしないわけにはいかないのでいろいろな課題を設定してがんばるつもりです。

こういうことは得意ではないのでコーチのアドバイスをもらうこともしばしばです

母校の中学が発行する機関紙の新年号に私のメッセージが掲載されました。

私から中学生の皆さんへのメッセージです。

「10代に外国語を身につけよう」

私は語学を使って様々な仕事をしています。
テレビ局でのニュース翻訳、通訳、中高生向けシンガポール英語特訓留学の企画引率など、どれも面白くやり甲斐のある仕事です。3人の子どもを育てながら、海外転勤をしても、帰国後すぐに仕事ができるのは10代に身につけた語学力と体力と企画力のおかげです。


昔に比べ英語学習環境が整い、スカイプ英会話、英語字幕付き動画など羨ましい限りですが、中高大生の語学力は私の時代と変わらない(かそれ以下です)。大学入試が楽になり、親も子も学校も日本の生活に満足し、海外への関心や将来への危機感を失い、スマホなどに時間を取られているからでしょうか。外国語が最も身につくのは10代です。これからは英語でメールが書けなければ仕事になりません。文法を学ぶ中学時代が一番大切です。


海外駐在中に見た世界の学生の学習内容とレベルは日本以上でした。そのせいか、現在、就職戦線では日本の学生は優秀な海外の学生に敗戦し続け、日本企業もグローバル競争で苦戦を強いられています。日本の競争力や将来は、皆さんと大人の意識向上にかかっています。どうか時間を有効に使い、英検や部活や生徒会など色々なことに挑戦して下さい。

ーーーーーーー―ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


シンガポール英語合宿の申し込みは1月16日に締め切りたいと思います。
 
現在16名 定員まであと女子4人です。 詳しい案内はこちら

お申し込みは こちらまで