シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

三男も英検1級 合格!

今日は嬉しいニュースが4つありました。

中3の三男が英検1級にようやく合格しました。
3度目の正直だった今回は、語彙、読解、英作文などを真面目に勉強していました。
英検は市販の安い問題集で自習ができるので助かります。
まだ困難な二次試験が待っていますが、すでにノウハウがあるので大丈夫だと思います。

2つめが、12月には5級も合格点が取れなかった生徒が、なんと1ヶ月の集中特訓で3級に合格したことです!
集中特訓をしたのは三男。いわゆる家庭教師です。
私は、仕事のない日は教えましたが、毎日のようにテレビ局に呼ばれていたのでほとんど三男が教えました。
発音(RとL、SとTH、F、V、子音の無声化)なども徹底的に教え、中学の文法を全て教えました。
その生徒さんは、それまで苦手意識があった英語が楽しくなって、週に何度も通ってくれました。

3つ目は、夏に参加してくれた純ジャパ中3が準1級に合格したこと!この生徒は直前に語彙の問題集をやらせました。
これからも参加者の合格発表が続くと思います。(中1で参加してくれた現中3がもう一人準1級に合格です!)

4つ目は私の同世代の友達が、今年になってオンライン英会話を始めたので、毎日25分ずつ休まず受けて40日間で1000分学んだらランチをご馳走すると言ったら、無事1000分に達したことです。今日はランチでお祝いしました。特別美味しかったです。

今回のことでわかったことがあります。
1)英検に向けて勉強することの学習効果
2)3級は1ヶ月間みっちり教えれば合格する(海外転勤前の小中学生に教えたい)
3)オンライン英会話は見守る人がいると頑張れる。

これからは英語もコーチングの時代かなーと思っています。

今、私が着目しているのは、ひろつるメソッド
廣津留真理さんは本当に素晴らしい教育者です。
娘さんはハーバード大とジュリアード音楽院を首席卒業 しかも塾なし。
英検に多くのお子さんをどんどん合格させていますし、ペラペラの会話英語ではなく、アカデミックな英語を教える重要性を説いていらして私と同じ考えです。

ご縁のある生徒さんの英語力をあげたいという思いを新たにしました。









国際バカロレア教育が受けられるチャンスです。

「千代田高等学院」ってご存知ですか?
東京都千代田区に2018年春設立されたばかりの共学校で、三男は春からそこの第2期生になります。
この学校を選んだ理由は、
生徒が一人一台Mac(やPC)を持つICT教育(海外では当たり前)
日本でもまだ珍しい日本語IB(国際バカロレア)教育(答えのない超難問に毎日取り組みます。)
世界の問題に意識を向けた教育(SDGs教育)
などですが、合格してみたら、もっとありました。
校長の荒木先生はアクティブラーニングの第一人者なのですが、不思議な力を持たれた方で、周りがなぜかアクティブになるのです。
そして、学校にはアカデミックリソースセンターとよばれる図書室があり、そこでは、放課後によく教育イベントが開かれていて、私も三男もそこで素晴らしい方々と繋がることができました。(これ以上の教育ってあります?)
IBコースの他に、オリンピックを目指すアスリートのコースなど色々なコースがあり、同じ敷地にインターナショナルスクールもあって、個性あふれる生徒が集まりそうな学校で、生徒の個性を伸ばしてくれそうな学校です。
日本とアメリカとシンガポールの中高に子どもたちを通わせて、また三男の適性も見極めて、この学校を選びました。
先生が一方的に教える「正解」を覚えて試験で素早く再現する能力よりも、三男の個性である、社会を見渡し、問題を見つけ、とことん調べ、周りの人と協力して、解決のアクションを起こせる、そんな力を伸ばして欲しいからです。
ただ、まだ知られていないからか、追加募集が行うことを知りました。
教育改革は国や学校だけでは進みません。保護者がそうした学校をきちんと見つけて選ばなければ進まないのです。(かくいう私も上の子の時は偏差値や進学実績だけ決めていました。)日本の教育が変わらない原因の一つが私たち保護者の無知さなのです。大学入試も思考力を試すものに変わっていきます。就職では、問題発見能力や問題解決能力が試されています。有名大学に入れば就職できたのは過去の話です。使えない大学生になられては困ります。
私も海外で子育てをしなければ、日本の教育が時代錯誤と思われるほど遅れていることに気がつきませんでした。
広尾学園、渋渋、渋幕、三田国際、開智日本橋、新しい21世紀型教育を取り入れた学校はどんどん結果を出して人気が出ています。
高校入試を考えている人、自分の頭で考える力を伸ばしたい人、ぜひ挑戦してみてください。できるだけ優秀な生徒さんに入ってもらって切磋琢磨してもらいたいと思っています。
国際バカロレアが受けられるチャンスです。
シンガポールのIB校の学費は300万円以上でした。
このブログでもなんども言っていますが、IBは英語を学ぶための教育ではなく、思考力を高めるトレーニングですから、日本語で学んでもいい(学んだ方がいい)と私は思っています。

千代田高等学院についての情報はTwitterが一番手軽に集められます。
様々なメディアに取り上げられている記事をぜひ読んでください。


企画するのが好きです。

港区に住む人、働く人、学ぶ人、関わる全ての人と共に、”港区をよくするために、私が出来る事・こうなってほしい事”のアイディアををみんなで考えるイベント「みなとーく」にゲストとして呼んでいただきました。
雪降る三連休にこんな多くの若者(しかも美男美女!)が集まり、区政について話し合うことに驚きました。
私は、子育てと仕事を両立する中で、自分の子どもとその周りの子どもも一緒に育てようとして地域でいろいろ企画してきました。
ベビーシッター付きのピラティス教室、
水泳教室、バスケットボールチーム、子育てイベント)そのどれもが、私が去った後も、多くの子育て家族に利用されていて嬉しい限り。
方法はいつも同じ。助けて欲しい人と助けたい人を結びつけるだけです。
今回は「スーパーママ」なんて称号をもらっちゃいました。
「中高生のためのシンガポール・インドネシア留学」も自分の子どもとその友達の教育をまとめて行いたいと始めた企画。
私は三度のご飯よりも子どもが好きで好きで、預かった子どもたちはみな自分の子どものようです。
日本のために世界のために子どもたちにアメリカよりもシンガポールやインドネシアを見て欲しい!
(アジアは教育で発展しなければならず、抱えている問題が似ているからです)

毎回、参加者の性格、英語レベルを見て、みんなが楽しめるような企画を考えています。
今回は、現在14名 あと、ひとりかふたり女の子にきてもらいたいです。

今回の参加者もとても優秀で半分は、すでに英検2級を持っていますが、数人、ビギナークラス(3級レベル)がいるので、上のクラスはタイ人と一緒に学び、ビギナークラスは少人数でしっかり英語を身につけます。もちろん、放課後は一緒に過ごします。


名古屋、海外、板橋区に住んでいた時も地域のことをたくさんしてきました。自分の環境は自分でよくしたいからです。

画面中央上に私の似顔絵があります。可愛く描かれ過ぎですが、嬉しかったです。



海外の学校に行けばなんとかなると思わないで

アメリカにいた時に、小学5年生と中学1年生に英語を教えました。
英語がほぼゼロの状態でアメリカに来て、半年経っても英語が伸びないと悩んでいる方を紹介されたからです。
アメリカの現地校で、半年たっても、中1レベルの文法もわかっていませんでした。
ただ、先生の言っていることがなんとなくわかる凄い能力を身につけていましたし、それほど不自由を感じずに学校に通っていました。
先生は同じことを繰り返しますし、アメリカは親切な子が多いからでしょう。
英検5級レベルだった2人は、文法を学ぶことであっという間に準2級レベルに上がりました。文法がわかることで、耳に入ってきた英語がきちんと理解できるようになったのです。

先日、日本の学校から、イギリスのIB校の高2に編入させたいとおっしゃる方から相談を受けました。
私は「漢字が十分に書けない外国人が、中高一貫進学校の高2に入るとイメージしてください」とお伝えしました。
正直、これは大胆な行動だと思っています。(私は恐ろしくてできません。)
必死で食らいついて、IBが取れるほどになったらそれは凄い成長です。
でも高校から入学し、留年したり卒業できなかった生徒さんが私が知るだけでも3人います。

中学高校と進むにつれて、勉強の内容はどんどん難しくなっていきます。
ESLにいるうちは、試験前に出題内容が書かれたカンペがもらえます。
テストの点数は取れるでしょうが、補助なしで、試験範囲を勉強して自分で記述をする生徒とは英語の伸びに差が出ます。
一概に帰国子女といっても、ESLや日本人学校出身者、英語圏でない学校の生徒と、英語圏での生徒では、英語力には差が出ます。

ESLにいた方がいいのか、抜けた方がいいのか。
これは、現地でよく駐在員の保護者が悩むことです。
お子さんの英語力、学力、性格にもよると思います。
英語力をつけて現地の文化に浸らせたいのであれば、英語の基礎を身につけてから行って、できるだけ早くメインストリーム(現地の生徒と一緒)のクラスで学ぶのがいいと思います。
ですから小中で海外の学校に行く方は、中3レベル(英検3級レベル)の文法を教えてから行ってください。 
行けばなんとかなるだろうと、ぽんっと放り込まれて辛い思いをしている生徒をあまりにたくさん見ています。
お願いします。

春のシンガポール留学、男子は締め切りました。女子はあと2枠残っています。




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