シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

初日はシンガポールの歴史と発展の秘訣を学びました。

7月28日(日)

シンガポールの早朝 到着!
なんと、
今日のお昼からお願いしていた現地の学生が前夜から空港に泊まり込んで出迎えてくれました!



早速みんなで、シンガポール名物 肉骨茶(バクテー)を食べに行きました。

バクテーが生まれた背景(こちら)を学び、苦力(クーリー)についても学びました。
ただの中継港がここまでどうして発展したかをこれから学んでもらいます。
それこそ、停滞した日本を復活させる鍵だからです。

日本人が固まらないようにシンガポール人が間に入ってくれます。
日本人とシンガポール人が交互に座っています。区別がつきますか?



マーライオン公園に行き、マーライオンと一緒に写真を撮りました。
年々混んでいきます。観光客が増えているのがわかります。
シンガポールが観光客を増やすためにしている政策も考えます。






その後、シンガポールフライヤーに乗りました。
指差せば、ガイドがなんでも答えてくれます。
今年からは、各カプセルにタッチパネルがついていて、触ると何かがわかるように進化していました。

ガーデンズバイザベイがよく見えました。
10億シンガポールドルをかけて公園を作る計画は賛否両論だったそうです。
でも、今は、年間何百万人もの観光客や国民が訪れる名所となっています。
また、ガーデンバイザベイは、エネルギーを自給自足しています。
どのようにして、ドームの冷却や照明につかう電力を生み出しているのか学びました。




マリナ・ベイサンズ が見えました。
マリナ・ベイサンズの経済効果を学びました。
マリナ・ベイサンズの5%の占有率しかないのに、全体で70%の収益を上げているカジノの利点と欠点。自国民がギャンブル中毒にならないようにする方策について学びました。


マリナ・バレージが見えました。
シンガポールの最大の問題は、土地が狭く、山がないため、十分な水が自給できないことです。
隣のマレーシアから、1000ガロン3セントで購入していますが、安全保障上、不安定な上にその契約も2061年までです。
どのようにその問題を克服しようとしているのかを学びました。

スポーツスタジアムが見えました。
コストをかけずに温度を下げる方法を学びました。

海を見ると、数え切れないほどの船やタンカーがひしめいています。
シンガポールが中継港だということがよくわかりました。

陸を見ると、高層ビルが立ち並ぶファイナンシャルセンターが見えます。
シンガポールの富がどのように築かれていったかを学びました。












45分の観覧車でしたが、ガイドとのると、とても多くのことが学べます。

そのあとは、マリナスクエアのフードコートに行きました。

ほぼ同数の現地の学生がきてくれたので、約40名の大所帯になりました。
ペアを作って、フードコートで自分たちが食べたいものをオーダーする練習をしました。


そのあとは、国立博物館に行きました。
あらかじめ博物館向けて作ってあるワークシートをガイドの説明と私の通訳を聴きながら埋めていきます。
真剣にたくさんメモを取ってくれていました。

シンガポールがどのようにして生まれたか?
どのようにしてイギリスの統治が始まったか?
なぜ、イギリスに守られたシンガポールは日本に負けたのか?
日本の統治下では何が起こったのか?
解放後、シンガポールはどうなったのか?
なぜ、マレーシアの一部になることにしたのか?
なぜ、マレーシアから無理やり独立させられたのか?
生き残りをかけてシンガポールは何をしたのか?

A43枚のワークシートがどんどん埋められていきます。
頭がいっぱいになったので息抜きに日本のTeamLabが制作した「Story of the Forest」で癒されました。



寝っ転がってみると、素敵な光景が見られます。


そして、旧フォード工場の戦争記念館にもいきました。
ここで学んで欲しいのは戦争についてです。




日本は第二次世界大戦の被害者でもありますが、加害者でもあります。
戦争で負けるのも苦しいですが、勝って将来にわたって外国に禍根を残すのも辛いです。
戦争をしてはいけないのです。
油断すると私たちはどんどん戦争に巻き込まれていきます。
(戦争はお金になるからです)
若い世代が将来戦争に巻き込まれることがないように、私はこの反戦教育を続けます。

また、どのように民族紛争を防ぐか、ということも学びました。
狭い国土に宗教も文化も異なる人が共存するシンガポール
表現の自由は認められていますが、法律で禁じられているのが、他の民族や宗教を見下したり、批判したりすることです。
互いの文化を尊重するのがシンガポールの素晴らしい伝統で、発展の秘訣です。
外国人に門戸を開けた日本はシンガポールから学ぶことがたくさんあります。

戦争の暗い歴史にも関わらず、シンガポール人が日本を好いて理由を学びました。
こちらに書いてあります。

17時にホームスティ先に着きました。
20人の生徒たちは、10家族にそれぞれ分かれてお世話をしてもらいます。夜行便でシンガポールに到着して、いきなりヘビーな勉強だったから相当疲れているはず。
でも、元気な子たちはプールを楽しんでいました。







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