8月3日(月)
朝は8時10分に集合 初めてのホームステイでいろんな体験をしている様子です。
ルームメイトとも仲良くなり、お話に花が咲き夜更かしした生徒もちらほら。
朝は全員電車で学校に行きました。ラッシュアワーなので一駅といっても大変です。
でも、これもシンガポールの現実。私がいた頃は人口が500万人と言われていたのに、今は540万人。ラッシュアワーの混雑度がましているのを感じます。
3つのグループに分けて学校に行ったのですが、前回参加したロッキーとシュンが学校への行き方を覚えていてくれて助かりました。
テストを受けました。1時間のテストで、リスニング、文法、読解、英作文をテストします。
そのあとは、HDBというシンガポールの公営住宅の歴史と今が学べるところに行きました。シンガポールの倉庫がシェルター(核戦争から守れるかどうかはわかりませんが、通常兵器の爆撃からは守れるそうです)になっているのは驚きでした。
少子化対策の一環として、35歳までに結婚しているといい条件で公営住宅が買えるそうです。また、介護対策や育児対策としては、親の近くに買うとかなり値引きされます。この制度のため、シンガポールでは親の近くに住む夫婦が多く、仕事をしていても、もしもの時は親が子供の面倒を見てくれます。また、週末は大抵、3世代で過ごします。スープの冷めない距離に3世代が住むことで、国の支出が減り、国民の満足度が高まっています。日本でも取り入れてもらいたい制度です。
午後の授業はジェームズ先生 アメリカ人の先生です。
コメディアンのように面白い生徒です。わかる生徒には笑えますが、わからない生徒にとっては辛いところ。でも、こういうのについていけるようになりたいって思うことは大切です。
放課後は、リバークルーズをしました。
今日は曇っていたので、暑すぎず、とても気持ちが良かったです。
日本人だけで行ったので船の放送を日本語にしてもらいました。
なんども行っている私も知らない情報が満載でした。
マリーナベイサンズを見て、超高層ビルのビジネス街を見て、この国がどれほど外貨を稼ぐことに長けているかを説明しました。
教育に力を注ぎ、優秀な人材を生み出すことに政府がどれだけ力を入れているかも説明しました。ガイドのウィリアムさんの話によると、シンガポールでは、生まれた時から死ぬまで、教育は国が払ってくれるそうです。何か学びたければ、様々なコースが準備されていて(例、コンピューターやファイナンス)、その講座の修了証書がもらえれば通常は75%、貧しければ90%、国から講座代が補助されるそうです。つまり、20万円のコースが1万円で受けられるです。もちろん、修了しなければ返金がないので、懸命に勉強をしなければいけません。シンガポールに住んでいた時、貧富にかかわらず、専門知識の高い人が多い印象を受けていました。どこで学んだのかと聞くと、働きながらコースを取って資格を取ったという答えをよく聞きました。教育格差を起こさないために、全体を抑えるのではなく、全体を伸ばす、シンガポールの賢い政策の一つです。
その後は、マーライオン公園。みんな面白写真を撮っていました。暑すぎず、とても快適でした。
次にエスプラナード(ドリアンの形をしたコンサートホール)まで行き、ペラナカン料理を食べました。中華とマレーの間の洗練された料理なので、みんなよく食べていました。というか、食べさせました(笑)3つのテーブルに分かれて食べました。
好き嫌いが心配だったメグも全種類食べていました。ヒラノも野菜をたくさん食べていました。エレナはエビがダメで、シンガポールはエビが美味しいのでちょっともったいない。シュンが相変わらず小食なので、無理やり食べさせました(笑)
今回の参加者も、ほとんどが男子校、女子校なので、異性と一緒に話をしたりご飯を食べることに慣れていません。それも挑戦です。でも最初は戸惑っていたものの、楽しそうに談笑していました。ナオイが笑いを取っていたのですが隣のテーブルだったのでわからず残念
私と同じテーブルの生徒に話したのですが、この留学中は、いろんなことに挑戦してもらいたいです。コンフォートゾーンから踏み出す。勇気を出して挑戦する。自信をつけてもらいたいです。
昨晩の帰宅が遅く、初日だったので、宿題が出たのは中1チーム(アカリ、アキラ、エレナ)だけ。しかも、その宿題が超難しい。高校生のキョウカとリナとリコが見てくれました。
ヒトミとリクとミオリ、ミサキ、ミッキー、ナツは卓球。
他の男子生徒は、テニスコートの予約をして(ユウキが自分でしてくれました)、テニスをしました。ガールズの応援に慣れないところが可愛いです。
盛りだくさんな1日でした。
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