シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

フランス語を身につけた方法

最近は毎日のようにテレビ朝日の様々な報道番組で働いています。
私はフリーランスの通訳翻訳者なので、日々ライバルたちと厳しい競争をしています。仕事が遅かったり、出来が悪かったりすると次からは呼ばれません。
私の仕事は、ニュースに使われる映像を訳したり、外国のリサーチをすることです。
スピードと質が勝負の仕事です。
語学力が直接仕事につながっているので、息子たちの語学を学ぶモチベーションにもなったようです。

今日は朝10時半からパリのデモと日産ルノーについての経済相のコメントを訳し、続けて16時から22時半まで水事業スキャンダルと公営化のリサーチをしました。その間に別の仕事の依頼も入りましたがもちろんお断りしました。最近依頼が多い理由のひとつは、フランス語もできるからです。私は2-30代はフランス語の通訳でした。

今日は私がどのようにしてフランス語を学んだかを書こうと思います。

高校生の時 私は理系科目が得意でした。
でも 外国に行ってCISVという国際キャンプで会った友達に会いたい気持ちが強く、志望校は東京外国語大学に絞っていました。英語はもうわかるから英語以外を学びたいと思い、ロシア語かフランス語か中国語か少し迷ってフランス語にしました。

大学では毎日3時限以上フランス語の授業がありました。フランス人や日本人のフランス語教育の第一人者ともいえる先生方です。放課後は語学学校に通いました。
ですが、フランス語はなかなか身につきませんでした。暗記が苦手だったからです。

大学3年生の夏にフランスに3週間留学しました。
ホームステイをして 語学学校のクラスメイトとフランス語で話して3週間して帰国すると先生方が驚くほどフランス語が上達して成績も上がりました。

その後大学を卒業して航空会社に就職、 2年後に結婚してパリに駐在します。たった1年間でしたが、とてもインテンシブな学校に通い フランス語で経済を学び 商工会議所の資格も取得しました。この1年の留学は外語大の4年間以上の効果がありました。

こうした体験から、仕事で使えるレベルの外国語を身につける方法は、
若いうちに
文法をしっかり学んだ上で、
できれば現地に行き、
きちんとした教育機関で学ぶこと
だと考えています。

事実、シンガポール留学に行くまでは英検2級や準2級を難しいと思っていた生徒たちが、2週間の留学を経るだけで、合格していくのです。若いって素晴らしいと思います。

世界の公用語は英語なので、まずは英語を身につけるべきという考えは変わっていません。でも外国語がわかると世界が広がるのは確かです。特に若い時に覚えたことは忘れません。だから時間を有効に使おうね、と、生徒たちには伝えています。

中高生のためのシンガポールインドネシア留学では、中国語やインドネシア語も飛び交います。
ぜひこちらの案内をご覧になって、ご参加をご検討ください。


帰路は六本木ヒルズのライトアップを楽しむことができます。仕事がうまくいった日は綺麗に見えます。









大阪万博開催決定! 何ができるか考えよう!

2025年の大阪万博の開催が大阪に決定しました。
1.9兆円弱の経済効果、そして建設費予算は1250億超に対し、様々な賛否の声が上がっています。
喜ぶ市民が多い中、内田樹さんは取材に「今回の万博の目的は経済波及効果だけで、世界に伝えたいメッセージや未来へのビジョン、歴史的意義がない。開催後に残るのは廃虚だけ。長きにわたって負債に苦しむことになる」と語った。

こういう反対意見が出るのはいいことです。(個人的に内田樹さんの本は大好きです)
どうすれば、その問題を解決すべきか考えなければいけないと気づくからです。


「建設費にコストがかかる」「あとに廃墟が残る」


高度経済期に建設された日本のインフラが老朽化しているのだから作り直すいい機会です。
コストがかかるのなら、あとはどうやって収益を出していくのか考えていくべきです。
世界中の人が来たいと思う万博を作ればいいのです。
海外の人にとって京都奈良がある関西はすでに魅力的な地域です。

「世界に伝えたいメッセージがない」

ヨーロッパ、東南アジア、アメリカに住んだ経験でわかったことは、日本は本当にユニークな(=他にはない)国です。世界に伝えられるメッセージはたくさんあります。
私が外国人に胸を張って自慢する日本文化はいくつかあるのですが、例えば

  • 健康的な食生活 バランスのとれた給食 長い健康寿命(アメリカ人が驚く)
  • ポイ捨てをしない。学校を自分たちで掃除する。掃除をする社会層を作らない。働くことが善であり美徳であり、体が動く限り働きたいと思う老人が多い。(フランス人が驚く)
  • 戦後、原爆を落とした元敵を恨まず、戦争そのものを恨み、自ら反省し、世界の国々と協調して繁栄していった。(中国、韓国の人に話す。これは上手に話さなければいけないが、戦争で夫を亡くした祖母が娘や孫(私)に英語教育を勧めた話をする伝わることが多いです。)

伝統美、自然美、創造性、まだまだあると思います。
限られたアスリートが活躍するオリンピックとは異なり、万博は日本国民全体が、これからの未来を考えるいい機会です。

「歴史的意義、ビジョンがない」


それはこれから作るです!国民みんなで!
どんな万博にしたいのか? 日本はどんなメッセージを世界に発信できるのか?
これを学校でも社会でもどんどん議論してください。
こたえのない問題を考えることがこれからの教育に必要と言われて久しいですが、「いのち輝くデザイン」ってテーマは面白い!
ウキウキしてきませんか?お祭り好きにはたまりません!

シンガポール、フランス、アメリカの中高には、生徒が作る「文化祭」や「体育祭」がありませんでした! これも日本の教育の誇るべき文化です。

安倍首相がおっしゃるように、「世界をあっと言わせる」万博
日本にはできると思います。
みんなで作っていきましょう!






「中高生のためのシンガポール・インドネシア留学」春ツアー

説明会がなかなか開けませんが、お申し込みはありがたいことに入っています。
まだ十分あきがあります。
シンガポールの学生も、タイの学生も、インドネシアの学生も日本の中高生と会えるのを楽しみにしています!
ご質問は個々にお答えしています。 詳細はこちらまで。




最近、毎日テレビ局で夜遅くまで仕事をしています。
テレビ朝日の番組で、中間選挙 カルロスゴーン事件 などで、英語やフランス語に字幕がついていたら私が作ったものかもしれません。放送で使われるのは数秒ですが、私たち語学スタッフはその何十倍もの映像を訳しています。とてもエキサイティングな仕事です。生徒たちにも語学を学ぶ面白さを伝えていきたいです。



スクリーンタイムを設定しましょう。

お子様がiPhoneをお持ちの方  お子さんの長時間のスマホ利用にお悩みの方 朗報です。2018年9月にリリースされたiOS12以降、子どものスマホ利用時間やアプリ利用を制限できるようになりました。子どもが心身ともに健全に成長するためには深夜のスマホ利用時間を制限する必要があります。利用方法はとても簡単です! こちらをご覧ください。

お子様の将来の可能性を広げるためにぜひ設定してください。全国の中高生が夜10時以降のスマホ利用をやめるようになれば、授業中の居眠りもいじめも減ると思います。これができるのは保護者だけです。ちなみに三男のアメリカの友人たちはこのスクリーンタイムを恐れ親がこの機能に気付く前にAndroidに乗り換え中で、Appleの株価が落ちてるのはそのせいだと言い合っているそうです。その真偽のほどはわかりませんが、目先の利益よりも子供の将来を考えてくれたAppleに感謝です。

もしもスマホ利用を子どもが抵抗したら、  「スマホが学力を破壊する(川島隆太著)」を読ませてください。本棚に置いておくだけでも効果があります。

またはこの記事を読んで、スマホの危険性を親子でじっくり考えてください。スマホが気になって仕方がないのは子供のせいでも友達のせいでもなく世界で最も賢い人たちが子どもがスマホに引き留めるように設計しているからです。
そしてスマホの危険性を誰よりも知るシリコンバレーのテック企業の幹部たちは自分の子どもたちには厳しい制限をかけています。

私は自分のスマホにもSNSの制限をかけました。
空いた時間 は勉強したり 子どもと遊んだり 本を読んだりしたいです。

ITスキルを高めてGoogle認定を取得したい。
本を読んでブッククラブで語り合いたい。
中高生に英語の読解を教えたい。

やりたいことがいっぱいです。

追記:三男は、iPhoneの時間を外国に設定することによってスクリーンタイムを回避する技を見つけてきました(笑)うちの場合、夜はリビングにスマホを充電して寝てしまうので夜中に遊ぶことはできませんが、子どもは天才的に抜け道を見つけるものだと感心しました。





子どもに読んでもらわなくても親が読んで本棚に置いておくだけでも効果ありです


感動的な学校説明会に行ってきました。

11月11日、アクティブラーニングや探求型教育を行っている高校の合同説明会に行ってきました。 初めて案内を見た時はどの学校の名前も知らなくてスルーしていました。 しかし、三男の高校選びのリサーチをしているうちに、これらの学校が、教育界では有名な改革者がたが率いる、ポテンシャルが半端でない「すごい学校」だということがわかったのです。
すぐに申し込み、三男を連れて参加しました。

新しい教育を行う学校の説明会は驚くほど画期的でした。
普通、学校説明会って学校からの一方的な長めの話と親の質疑で終わりますよね。 ところが、先生方の説明は1校あたり12分。それでも情報量と笑いはたっぷり。
そして次の1時間は、司会のビリギャルのさやかちゃんが、参加中学生全員を真ん中に呼び、先生方との座談会。
先生方からは、生徒たちに考えさせ気づきを与えるマジカルな質問が飛び出します。
そして全員に答えさせます。
内気そうな子までが自分の夢などを語る姿は感動的でした。
最後の1時間は、生徒(とその親)が各学校の先生と語れる相談会
おしゃべりで好奇心の強い三男は、通えるはずもない北海道や鳥取の先生方とも話したいと長い列に並びました。そして並んでいる待ち時間は前後の見知らぬ人とも熱く語り、話が合えば連絡先を交換。とても満足して興奮がちに帰路につきました。
そして、翌日になっても「楽しかった」と興奮冷めやらない様子。
なにかが三男の胸に灯ったようです。(そして私の胸にも)
そんな説明会 私は初めてです。

アクティブラーニングのすごさを垣間見た気がしました。
上等な内容を一方的に教えられるより、自分レベルで自分の頭で考えて語ることで子どもの学習意欲がかき立てられることを目の当たりにしました。
これこそアクティブラーニング(主体的な学び)!

今回の5校は日本全国5000校のなかではまだ珍しい存在。
でも、アメリカでもシンガポールでもアクティブラーニングは一般的です。
高校1年生の時にシンガポールのIB校から日本の進学校に編入した次男は次のように言いました。
「シンガポールの学校は、毎回学び方が違ったのに、日本の学校はどの授業も一方的に聞くばっかで退屈」
アメリカからこの夏に帰国した三男は次のように言います。
「同じ教室で、同じクラスメイトと、できる子もそうでない子も同じ時間割を、一方的に学ぶストレスが日本の学校におけるいじめの原因の一つだよ」

5000校のうち1割でも2割でもいいです。
勇敢な改革を行い、生徒を熱くするような教育を実施してくれる学校になれば、日本の教育が再び活気を取り戻すと思います。
その改革の努力を学校だけに求めていいのでしょうか?
違います。
保護者や生徒がそういう学校を選ぶようになれば、他の学校も追随し始めるのです。

私がシンガポールにいた2013年から16年。
インターナショナルスクールが次々とIB校認定校になりました。
それはなぜか?
学費が高くても親がIB校を選んだからです。

今回の合同説明会の様子はインターナショナルスクールタイムズの記事で紹介されています。

私が企画引率する「中学生のためのシンガポール・インドネシア留学
11月から募集を開始しています。
ガイドの一方的な説明は最低限にして、現地の学生たちとできるだけ生徒たちを自由に歩かせて、自分で何かを見つけて語るスタイルを取っていますが、学生たちとの交流時間を増やせば増やすほど生徒たちの学習意欲が帰国後も続くことがわかっていました。

ツアーの予定をご覧ください。未定にしている日があります。
現地で話し合いで生徒たちに行きたいところを決めてもらおうと思っています。
もしも 話し合いがまとまらなかったら?
大丈夫です。
私のツアーには、参加生徒の数の5倍もの人が現地でサポートしてくれています。
それぞれが行きたいところに行かれるように、現地の学生を案内役としてつけますよ。
いつも、みんな仲良くなりすぎて、結局一緒のところになることがほとんどですが(笑)

トランプ大統領の記者会見で日本人記者の英語が通じなかった理由

私は普段、テレビ局の語学要員として働いています。
海外の映像を翻訳したり、日本語にはない情報をリサーチする仕事です。
皆さんが普段見ていらっしゃるニュース番組の裏側には実に多くの人が働いています。

さて、トランプ大統領の中間選挙の記者会見で日本人記者の英語が通じなかったということが話題になっています。
今日は、彼の英語が通じなかった理由をお伝えします。

まず、この記者さんのために申し上げておきます。
彼には発音に克服すべき強い訛りがありますが、リスニングは相当上のレベルです。
(彼の英語力を批判する人はこの映像の00:11でトランプ氏が何と言っているか聞き取れますか? 私は聞き取れるまで何度も聞き直しましたが、彼は一度で理解しています。)
そして、堂々とトランプ大統領に質問したガッツに私は敬服します。
通じなかった一番の理由は、焦って舌が回らなかったのだろうと思います。
偉そうに彼の英語を批判する人の誰か一人でも、トランプ大統領に質問する自信はありますか? 私にはありません。足が震えて、声はうわずると思います。

でもここは英語教育ブログですから、どうして通じなかったのか書かせてください。

さて、問題となった記者会見の映像はこちらです。15秒めから22秒の7秒間。
私は何度も聴きましたが聞き取れませんでした。

通じなかった原因は以下の4点。

00:15で How will you focusというべきところを、How you focus と言い、その上、Fの発音に問題があり、How you hawks(あなた方 戦争好きのタカ派は)に聞こえる。でも、これは文脈から問題なく通じる。

00:17 で economic issue 「エコノミッ(ク)イシュー」の無声音が抜けて、エコノムシューという意味不明な単語になってしまっている。

00:19で Will you ask Japan to do more?(日本に一層の努力を求めますか?) の doは強く言わなければいけないのだが弱かったので、theに聞こえてしまい「日本によりよい......になってもらいたいですか?」と意味不明。

00:21で Will you change your tone?(語調を変えますか?) と言うべきところを、change a toneといい、Will you change at home?(家で着替えますか?)に聞こえる。

これだけ意味不明な単語が並んだのですから、トランプ大統領が聞き返すのも当然です。
発音は大事ですね。

対策は、発音を直してもらって練習すること。訛りは自分にはわかりません。
そして発音に自信がないうちは早口にはならず、ゆっくりはっきり話すことです。

中高生のみなさんは、学校やオンラインでどんどん発言して直してもらいましょう。(私もツアーでも参加者の発音を直します。)

ところで、11月11日現在、Huffington Postの記事にも誤訳があります。
トランプ氏の答えです。
And — but I tell him all the time that Japan does not treat the United States fairly on trade. They send in millions of cars at a very low tax. They don’t take our cars. And if they do, they have a massive tax on their cars.
(誤訳)
そうではありますが、私は、日本が貿易で、アメリカを公正に扱っていないと常に指摘しています。彼らは非常に低い税金で、何百万という車を送ってきます。彼らは私たちの車を輸入しません。彼らがそうするなら、彼らには、彼らの車に巨額の税金を払ってもらうことになる。

(正しい訳)
そうではありますが、私は、日本が貿易で、アメリカを公正に扱っていないと常に指摘しています。彼らは非常に低い税金で、何百万という車を送ってきます。彼らは私たちの車を輸入しません。したとしても、すごく高い税金をかけるんです。




人は誰でも間違いを犯します。私もよく間違えます。そして失敗から学びます。
人のミスを責めないで、お互い優しく反省して精進しましょう。
IB教育では、「リスクをとる」ことがとても評価されます。
日本社会もそうなると、活気が出ると思います。


私が主催・引率している「中高生のためのシンガポール留学」では、生徒たちは、参加前1ー2ヶ月はオンライン英会話を受けることが必須となっています。そのため、最近は出発時に発音の悪い生徒はあまり見かけなくなりました。行きの空港の搭乗ゲートでテストをして、できない子は私が直しています。授業中も直します。

11月より春の留学の募集をはじめました。11月中のお申し込みは早割があります。

春ツアーの詳しい情報はこちらです。



中学生が見たEduvation x Summit 2018

2018年11月4日(日) 教育者向けのイベントEduvation x Summit 2018が東京で開かれました。(11月5日までです)
私も行きたかったのですが、用事があったので、中学生の三男に行ってもらいました。
こうした教育を受ける側である中学生はどんな技術を面白いと感じたのでしょう。
以下は、三男が作ったレポートです。

Eduvation x Summit 2018


千代田区で行われた教育サミットEdvation x Summit 2018に参加してきました。
中学生の視点で気になったブースを紹介してきます。


Qooco Edu

5歳から小学6年生までの英語教育のプラットフォームを提供する会社。毎日15分の英語を習慣化することで英語力の向上を図るプログラム。親が進捗を確認できたり、1日の時間を設定できる。3歳から5歳の耳がよく、聞いたイントネーションをそのままアウトプットできる期間に英語教育を始めることを推奨している。実際やってみて、かなり面白かった。特に発音のレッスンではどの単語がしっかり発音できてたか、どの単語がうまく行かなかったかをかなり高い精度で表示してくれる。早期英語教育におすすめ






Pi-top


日本に新規参入してきたイギリスの会社。コンピューター教育を進めるためのパソコンやサーバー、Wifiのアクセスポイント、Scratch教材をパッケージで提供するサービスを行ってる。パソコンがキーボードをスライドしてラズパイを実際に見たり付属する部品でカスタマイズするなどの工夫ができる。YouTube、教育用Minecraft、Scratchが標準アプリが入っていてSTEAM教育に特化したパソコンになっている。実際触ってみて、問題があるとしたらメモリが少ないため演算、プログラムの実行を行った時非常に重くなったのを感じた。それが解決されれば非常にいいパッケージなのではないか。情報はこちら



NEC
個人的に一番おもしろかった場所。教室内やディベート中の班の発言をマイクで拾って文章化し、リアルタイムでデータ化するというサービスを展開。具体的な機能を羅列していくと
  • 文章化された文章をタイムライン表示(Lineのチャット機能風)
  • 声を登録することで誰の発言かを認識
  • 声の強弱、抑揚から怒り、悲しみ、喜びの感情を判断。タイムライン表示時に色で識別
  • 特定の言葉を登録することでその言葉が発言された時に先生に通知
  • 授業後にデータをみて、発言量、個人の発言の割合、感情の推移などをグラフ化。

ざっと羅列するだけでこのような機能がある。また、これらのデータと先生のノウハウを噛み合せることでかなり効果的な指導ができるのではないかと思う。例えばフリーディスカッション中に班ごとの進度の確認、怒った声をだした生徒がいたらサポートができるしくみなど例を挙げれば枚挙にいとまがない。確実に『教育改革』だと確信した。https://jpn.nec.com/event/edvationsummit2018/index.html


Adobe Creative Cloud
ご存知Photoshopなどのデザインサービスと知られる企業。今回は彼らのソフトウェアをどうやって「STEAM」のAに繋げるかのワークショップ。彼らのデザインソフトウェアを教育機関向けにライセンス付与するという形で教育に関わっていく様子。実際にそのソフトウェアを使って自分でデザインした缶バッジを実際にプリントできるという面白いワークショップだった。

中学生のレポートは以上です。


2018年春のシンガポール留学の募集を開始します。
募集要項はこちらです。







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