シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。
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大学入試改革。 論述問題を増やし採点に時間をかけるべき。

前回の記事で、英語の入試に民間試験が利用できるようになるのはいいと主張しました。

受験料が高い、業者の数が多すぎるという問題は解決する必要がありますが、生徒たちが各大学の出題傾向に翻弄されることも、悪問対策に追われることもなくなります。受験のテクニックを教える塾に通わせる必要もなくなり、保護者にとっても朗報です。

そしてなにより民間の試験は、採点に時間をかけることができるため、論述の問題を出すことができ、センター試験や大学入試に比べて、生徒の思考力を測ることができるようになります。

高校生の学力を、センター試験や一部の私立大学のように、採点が簡単な方法でのみ測るのは時代に即していません。
これからの時代、暗記した正解を早く答えるはスマホがやってくれます。

AIに置き換われない能力を高校生のうちに育ませたいものです。

長男が受けたIB(国際バカロレア)は、その点、時代の先端を行くものでした。
こんなに高校生の思考力や人間性を伸ばす教育があるのかと衝撃的でした。

さて、海外の大学入試では、論述がおおいため、採点に時間がかかります。

IBでは、試験期間は3週間にわたり、スコアがでるのは最終試験の1ヶ月半後です。

シンガポールやイギリス系のIGCSEのAレベル(高校卒業レベル)の試験は2ヶ月にも及びますが、結果が出るのは、最後の試験から2ヶ月あとです(イギリスに送っているからだそうです)。

アメリカのSATもマークシートではないか、という人もいるかもしれませんが、アメリカの大学入試は高校1年生からスタートしています。高校1年生からの毎日のテストや提出物などが成績表にGPAとして克明に記録されていますし(こちらの記事をご覧ください)、志望大学に提出するエッセーの準備も大変です。そして、アドミッション側も入念に時間をかけて審査します。

繰り返しますが、一問一答式の採点が簡単な方法で大学受験生の思考力は測れません。
試験問題が変わらないから高校教育の改革も進まないのです。

これからの時代に必要な思考力を伸ばすのであれば、論述は欠かせません。
どれだけ多くの志のある先生方が、新しい時代に即した教育を実践しようとも、大学入試が共通一次時代と変わらなければ、教育改革は進まないのです。

暗記を否定しているわけではありません。教養は大切です。
でも、その知識で何をどう考えるかが大切なのです。

新しい大学入試の共通テストは、秋に行い、論述問題を出し、採点には1ヶ月以上かけて、生徒の学力や人間性を測るべきだと思います。

追記:今年、私がアメリカでコミュニティカレッジの入学試験を受けた時、数学と英語の試験をコンピューターで受けたのですが、最後の問題のエッセイ(500語程度)を書き終えてから数分で採点結果が出て驚きました。ITの力を使えば、ある程度の採点ができるのでしょう。


IB説明会のスライド 
IBの試験問題は、付け焼き刃では対応できません。2年間学んだこと、身につけた力が問われるのです。
こうした問題に対応するため、長男は10冊の課題図書を何度も読んでいました。



2020年度大学入試改革  受験英語からの脱却



2020年の入試改革はまだ課題はあるものの、日本人を受験英語から解放するため、世界最低の英語力の汚名を晴らすために、決して止めてはいけないと思っています

2020年からは、センター試験ではなく、検定試験のスコアが評価されるようになります。
これは朗報です。なぜなら、日本人の英語を「壊した」理由のひとつは、受験英語だと思うからです。
次の問題をみてください。現在、進学校で実際に出されている試験の一部です。
英語を使って仕事をしていて、英検1級を持っている私はほとんど解けませんでした。
ネイティブスピーカーと結婚した友人たちも答えられず、ネイティブスピーカーも首をひねった問題が多い中、全部答えられたのは、高校の英語の先生方だけでした。



1番目は There being 2番目は less  3番目は impossible to deny 

それを50分の試験時間にこのような問題を70問も解かねばならないのです。
つまり、一流大学を目指す高校生は、こんな難解な表現を暗記させられているのです。

頭痛や吐き気がするような問題はまだまだ続きます。




It looks like it is going to rain でいいのに、二つのかっこに悩みます。
この答えはas though
likeを硬く言うときに使うそうですが、日本語訳は口語調。

2番目は short
確かにcome short of という表現はありますが、口語ではYour work is below my expectation で十分ですし、そちらの方が通じると思います。
この表現は、就職してビジネスレターに慣れた頃に書ければ十分です。

3番目は until だそうです。
In one more day, I'll be free, でいいのに。

英検1級より難しい高校生の受験英語。わざとひねった表現ばかり。
これを基本表現も身についていない2級-準1レベルの生徒たちが一生懸命覚えるのです。
一生懸命勉強する優秀な生徒ほど英語が話せなくなっていきます。

書店の英語コーナーに「ネイティブはこんな表現を使いません」系の本が多く売られているのもそのせいでしょう。
英語は本来楽しいものです。
こんなことばかりさせられたら嫌いになっても不思議ではありません。

もう一つ言わせてもらうのが、センター試験で必ず出される発音問題



この中から発音が異なるものを選びなさい。

1 argue  garden hardly  scarcely

2   approach, broadcast, coat, throat

帰国子女の次男がいつも落としていた問題が発音問題とアクセント問題です。
ネイティブに見せても苦戦します。
でも、発音のいい人が正解できない発音問題って変だと思いません?

英語表現の時間は、一生使わないような難解な英語表現を覚えるためにあるのではなく、基本的な正しい文法で、自分の考えを表現する時間であるべきです。
「思考力をつける」それが英語の入試改革の本質です。

その点で、英検などの外部検定は優れています。
発音、アクセント、穴埋め書き換え問題はありませんし、英作文は以下のような問題が出題されます。採点に時間が取れるから可能なのでしょう。


与えられたトピックについて作文しなさい。

「動物を動物園で飼育するのは許されるか。」

いかがですか? 

論理的に文章を組み立て、説得力のある文章が書けなければいけません。

使いもしない奇問難問を覚えるより、よほど役に立つ勉強です。これが英語表現の授業のあるべき姿です。

英語の試験は、センター試験や大学の独自の問題をすぐにやめて、英検とTOEFLなどに絞るべきだと思っています。TOEICはビジネスマン向けでこれからアカデミックな英語を大学で学ぼうとする大学入試向けではありません。



しかし、民間の検定試験導入にはまだ課題があります。東大が2020年の入試で独自の方針を打ち出したのも、以下の問題が解決されていないからです。

漢検の受験者数が伸びて受験料が下がったように、英検も値段が下がることが求められますが、成績提供システムのグループに入るためには、筆記試験と同日にスピーキングのテストも行わなければいけないらしく、それでは値段が上がってしまいます。
改革の方向性はあっているのですから、もっと安くできる方法を考えなければなりません。

今、私の生徒たちは、1週間後の英検試験に向けて、英文を読んだり、語彙を覚えたり、英作文をしたり、リスニングを鍛えたりしています。とても正しい勉強です。

一生使わないような受験英語を覚えるのではなく、確固とした英語力をつけていく生徒たちの背中をどんどん押しています。

大学がこのような問題を出さないと表明してくれれば、学校、塾、大学受験生は、この単元に注いできた多くの時間を、語彙や読解、英作文やリスニングなど今後必要になる分野に力を注ぐことができます。



2019年春、シンガポール・インドネシア留学のご案内はこちらです。




中高生を勉強させるアメリカの成績システム(GPA)

アメリカの公立の中高 では、毎日のように宿題が出て、毎週のようにテストがありますが、成績のいい子も悪い子も、全てそれをこなしています。それはなぜでしょう。

ひとつめの理由は前回こちらに書いたように、必須教科はレベルが選べ、選択教科は自分の好きな教科が選べるからですが、それだけではありません。

2つ目の理由、
それは、GPAというグレード(成績評価)システムです。
GPAとは、Grade Point Average 成績の平均点という意味で、宿題やテストを受けると、その結果が学校のシステムに入力され、教科ごとの平均点が算出されます。

この週末、中2の三男がとても時間と手間のかかるレポート作りと数学と英語と理科のテスト勉強をしていますが、
「グレードシステムがなければ、僕は絶対こんなに勉強していない」と断言しています。

先週の英語の成績が悪くて今週のアメフトの試合の出場停止になってしまったからです。
本当に楽しみにしていただけに、とても辛い通知でした。
でもアメリカでは、よく聞く話です。

成績が悪くても気にしませんが、試合や舞台に出られないのは、彼にとっては恐怖以外のなにものでもありません。

もちろん、一回のテストで決まったわけではありません。70点ギリギリだったため、一回のテストでこれまでの平均が下限の70点を切ってしまったのです。外国人だなんて、言い訳も一切通じません。

アメリカの成績評価はシステムを簡単に説明すると

  • 宿題やテストがすぐに採点・入力され、教科ごとの平均点(GPA)が算出される。
  • 学校の連絡システムを通じて、本人と保護者には常時、開示される。
  • GPAが悪い(70点以下)と課外活動(部活動、公演会、旅行)の参加停止
  • 成績のいい生徒は学年末に表彰  

 です。

例えばこれは三男の「アメリカ の歴史」の成績です。


9/14、9/27、10/3提出期限の日々の宿題はこなしています。
100点が4つ 95点が1つのため 宿題の平均点は99点
でも、宿題は成績GPAの20%しか占めません。



緑色のQuizzというのは小テストです。
そして、黄色がTest.1章ごとのまとめテストです。
Testは3週間に一度ほど、これの比重は50%と大きいです。
アメリカにきてまだ1年半、現地の生徒と一緒に予備知識もなく学ぶアメリカの歴史はかなり困難でいい点数を取ることができません。


そして、それらの合計の平均(GPA)が、日々更新されます。
教科の一つでも70点を切ると、課外活動の出場(出演)停止です。

現在の成績(GPA Grade Point Average )です。
1時限目 スペイン語 2時限目 理科(上級クラス)3時限目(歴史)4時限目(演劇)5時限目(英語)6時間目(学級活動 宿題をする時間)7時限目 数学 (上級クラス)8時限目 体育


ポイントは「毎日の成績の変化が、学期中いつでも確認できる」点です。
生徒たちは毎日のようにチェックしています。
メールでの通知も親が設定できて、デフォルトでは、遅刻、宿題の未提出、70点以下のテスト、90点以上のテストの連絡がその日にきます。

テストが悪かったり遅刻すればその日にわかるので対策がとれます。
テストがよければ、その日に褒めてあげられます。
中高生が「宿題をやった」と嘘をつくこともできません。
悪いテストを隠すこともできません。
学期末に成績が悪くて親が驚く、ということはありません。
非常に客観的で正確な評価ゆえ、文句のつけようがなく、進学先も就職先も大いに参照します。

先生の仕事は宿題を出さない生徒を叱ることではなく、ただ成績をつけてデータ入力することです。ドライですが、三男はこちらの方が生徒はずっと勉強すると言います。

アメリカの親が日本の親に比べてGPAを重視するのはそのためです。



こうしてアメリカでは、学校と家庭が連携を取りながら子どもの教育環境を整え、子どもは与えられた多くの課題を整理しながら締め切りまでにきちんとこなすことを学ぶのです。

10月18日追記

1)このシステムを、日本に取り入れる時は慎重に行ってください。
日本の高校でも、成績が悪いと部活動が停止になる学校があるのですが、成績が悪く部活動まで奪われてしまった生徒が不登校になってしまったと聞きます。(直接聞いたので実話です)
罰することは内面の成長につながらない、という意見もあります。






生徒に合わせたカリキュラムがオーダーメイドできるアメリカの教育システム

アメリカテキサス州の中学校に三男は通っていますが、授業の選択肢が実に広いのには驚かされます。
個性や能力に合わせてオーダーメイドの授業が受けられる生徒は幸せ者だと思います。

今日、Facebookである日本の校長先生が
もっと経費をかけて教育環境の質を上げる一方、児童生徒の学びの中身、また進級や卒業、単位認定の基準を見直し、年齢が同じなら一緒っていう概念をなくしていく。」ことを提案していらしたので、まさしくそれが実践されているこれからアメリカの中学校のコース選択制度についてレポートします。長文お許しください。


1)時間割は毎日同じ 

7年生の三男の場合、月曜日から金曜日まで
1限 国語 普通クラス(必須科目)
2限 国語 普通クラス(必須科目)
3限 理科 普通クラス(必須科目)
4限 演劇 中級 (選択科目)
   ランチ
5限 一般体育 (選択科目)
6限 学級活動
7限 数学 Pre AP (1年先取り)(必須科目)
8限 歴史 普通クラス(必須科目)

です。 休み時間の5分で忙しく、先生の教室に移動します。
学年によってランチタイムが違うのは、限られたスペースの食堂を分け合って使うためです。
アメリカでは、先生が生徒の教室に行くのではなく、生徒が先生の教室に移動します。
ですから、各先生の教室を訪ねると、壁一面に資料や生徒の提出物が貼られていたり、授業に使う教材がすぐに使えるようになっていたり、かなり個性的かつ機能的です。
職員室と各教室を、教材を持ちながら移動する日本の先生がお可哀想です。
1日に全教科、この枠組みが生徒の授業選択肢を広げます。


2) 必須科目は国数理社の4科目 レベルはそれぞれ3段階 実情はきっとそれ以上

7年生は4教科の必須科目と 2教科の選択科目を選択します。
国語、数学、理科、社会 は必須科目ですが、
GT (Gift and Talented 英才クラス)  Pre AP(アドバンス)  Academic(普通クラス) 
の3段階に難易度が分かれています。本人の希望と、前学期の成績で決められます。

数学はテキストも異なり、GTクラスは2年先取り、Pre AP クラスは1年先取り、Academic は在籍学年レベルのことを学びます。

理科や社会は同じテキストを使っていますが、宿題やテストを比較すると、アカデミックより、Pre AP やGTクラスは記述力や思考力が試され、宿題や試験の難易度が高いです。

GT、Pre AP, アカデミックと3段階に分かれていますが、実はその中でも生徒のレベルに合わせて、もっと分かれているようです。ですから教室の中は、本当に同じくらいの理解度の生徒たちだけを集めて授業が行われています。
これは生徒にとっても先生にとってもいい環境だと思います。

3)選択科目は2コマ 生徒の個性や能力を存分に伸ばす

4教科の必須科目の他に、2教科の選択科目を選びます。
部活に近く、スポーツマンも、芸術派も、コンピューターマニアも、才能を伸ばせる仕組みです。(英文ですが、コース選択はこちらに詳しく書かれています。)

運動系 
  • 一般体育 日本の体育の授業に似ている。様々なスポーツを楽しむ
  • Athletic 日本の部活に似ている。 選抜があり、朝練、放課後練 試合有り。
  • 保健 
  • ダンス 初級 中級 上級
芸術系
  • 美術 (l ll lll の3段階)
  • 管楽器 (ブラスバンド コンサートバンド シンフォニックバンドと3段階)
  • 弦楽器 (これもレベルに応じて初級、中級、上級3段階)
  • 合唱 (初級 中級 上級)
  • 演劇 (初級、中級 上級)
技術系
  • コンピューターサイエンス 初級 中級 上級 
  • ウェブデザイン (初級 上級)
  • ロボット工学 (初級 上級)
外国語
  • スペイン語 (初級 中級 上級)
  • ドイツ語 (初級 中級 上級)

その他
ESL (英語が母国語ではない生徒向け)
スタディーセンター(補習 宿題を見てもらえる)
ディベート
などなど、学校のよっても提供する教科が異なります。(ビジネス、経理、調理など就業スキルが学べる学校もあります)

運動といっても選択肢は様々。
スポーツが得意で部活並みにやりたい生徒はスポーツ(Athletic)を選択し、シーズンのスポーツ競技(秋学期ならフットボール、女子はバレーボール)を学びます。トライアウトと言って選抜テストがあり、受からなければ選択することができません。上手な生徒は、朝練、午後練があることもあり、学校対抗の試合に出られます。トライアウトに受からなかった生徒や体を動かすだけでいい、という生徒ははPEという一般体育になります。

芸術も 美術、音楽、演劇が選べます。
音楽は、弦楽器、管楽器、コーラスのうち大抵の生徒は1つを選び 3年間一つの楽器を毎日練習します。選抜試験があり、上手になるとクラスレベルも上がり、コンサートに出ることもできます。そのため、個人レッスンを受けて練習しているひとも多いです。

ここで大切なことは、選択授業といっても毎日真剣に練習をします。部活のようです。
運動系、文科系、技術系などが課外授業ではなく、専門の先生方の指導のもとでカリキュラムに沿って行われています。日本のように全員がちょっとだけコンピューターを少し学ぶ、のではなく、好きな生徒は毎日かなりのレベルまで学びます。
アメリカの入試は成績(GPA)を重視するので選択科目も入試に影響します。入試に関係ないからサボる、ということはないのです。
ちなみに、日本の部活のように アメリカの先生は残業しません。(放課後、家庭教師を堂々としています。自分が受け持っていない生徒なら見ていいそうです。レートは1時間60ドルほど。これはあくまでもテキサス州の私の学区の例です。)

4)生徒は好きな教科で伸びる

日本の教育はみんな横並び。個性や得意科目が違っても、みんな同じ授業で学びます。
しかし、これは大きなロスであることが、この国に来てわかりました。
簡単すぎる授業は退屈ですし、難しすぎる授業は辛いです。
何よりも生徒の理解度が異なると教える側の先生が大変です。

アメリカの教育は違います。
得意な教科はどんどん先に進むことができます。GTクラスでは中学で、高校のレベルの代と幾何を学びます。

じっくり学びたい生徒にはそのレベルのクラスが準備されています。そして、補習も準備されています。落ちこぼれることも退屈することもないのです。

勉強が得意な子、運動が得意な子、芸術が得意な子、コンピューターが得意な子、それぞれが毎日の授業で伸びていくのです。ひとクラスの人数は25人くらいで、それほど少なくもないのですが、生徒のレベルが同じなので学習効果が高いと思います。

私の息子は昨年4月に渡米しESLクラスに中途入学しました。9月にESLを抜け、演劇と一般体育が選択できるようになりました。
この時間が楽しくて楽しくて仕方がないそうです。
2期目の今学期は中級にあがり、4月公演のミュージカル「美女と野獣」の練習をしています。なんとオーディションで端役をゲット。
毎日、嬉しそうにサントラを聞いて、他の人の歌やセリフまで覚えそうな勢いです。

演劇という一見勉強とは関係ない教科で、三男の様々な能力(英語力、演技力、歌唱力、ダンス そして自信や意欲)が開拓され、伸びていくのを見るのは親として本当に嬉しいです。

追記:その後、息子は歴史の試験の成績が悪く演劇の出演ができなくなりました。アメリカのきめ細やかながら厳しい成績評価システムについてはこちらをご覧ください。
 

改革5.学校における指導体制の充実


文科省の「グローバル化に対応した英語教育改革の5つの提言

改革5.学校における指導体制の充実

生徒が会話、発表、討論等で実際に英語を活用する観点から中・高等学校におけるALTの活用を促進。

ALT(ネイティブスピーカーの指導教員助手)は、もっと活用すべきです。

とくに、会話、発表、討論などでは、「助手」なんかではなく、教師にも教えてもらいたい。

私が引率するシンガポール短期留学でも、生徒たちは発表や作文の時間が好きです。

でも、いきなり、話せ、書けと言われても、できるわけがありません。

段階を追って豊かな表現力をつける教材の導入が教師やALTの負担を軽減し、教育効果をあげます。


文科省の5つの提言 素晴らしい提言です。

ですから、それが実行に映せるように生徒、親、先生が、タッグを組んで協力し合いましょう。



改革4.教科書・教材の充実

科省の「グローバル化に対応した英語教育改革の5つの提言

改革4.教科書・教材の充実

小学校高学年で教科化する場合、学習効果の高いICT活用も含め必要な教材等を開発・検証・活用

教科書、教材の充実は、とても大切。

小学生に英語を教えるときは、できるだけICT(情報通信テクノロジー)を使って欲しい。

私の英語の発音が悪いのは、中学高校の先生の発音がとても悪かったから。

当時は、本物の英語を聞く機会がなかった。

子どもたちは耳が良い。いい音にどんどん触れさせてあげてほしい。

教材に関しては、再三書いているように、英語でかかれた体系的な物が適していると思う。







改革3.高等学校・大学の英語力の評価及び入学者選抜の改善

改革3.高等学校・大学の英語力の評価及び入学者選抜の改善

「入学者選抜に、4技能を測定する資格・検定試験のさらなる活用を促進」
これも朗報。「4技能」とは、(読む、聞く、話す、書く) 
今の大学入試は読解に偏りすぎ。読解は大事だけどバランスはもっと大事。

シンガポールではオーラル(口述 スピーキング)の授業もあります。試験の前日は親がかり。(中国語もあるからほんとうに大変です)

テキストはこんな感じです。


小学3,4年生向けの読解とスピーキングのテキストです


64ページの薄い冊子ですが、4.75シンガポールドル(約380円) 私はいろいろ合わせて3冊10ドル(約800円)で買いました。

これは「描写の英作文」です。絵を見ながら説明をします。 「鼻をほじっている」って英語でなんて言うんでしたっけ?

ページの裏には、答えのサンプルがあります。 「鼻をほじっている」の答えは11番 言いたい!伝えたい!けど言えない~という表現の答えがわかった時、嬉しいですよね。もう忘れません。


大学入試が変われば、こんな授業も増えるでしょう。その時、英語はもっと楽しくためになるものになるはず。
「6年勉強してきたのに道案内もできない」なんてことはなくなります。



改革2.学校における指導と評価の改善


文科省の「グローバル化に対応した英語教育改革の5つの提言

改革2.学校における指導と評価の改善

「授業は英語で行うことを基本とする。」 
効果的だが、言うは易し、行うは難し
教員の研修期間をきちんと確保しなければいけない。

さもないと教師の間違いやクセが生徒に波及する。

シンガポールでは塾の教師でも毎年の研修が義務。

通わせないと学校が罰則を受ける。費用の9割は国負担らしい。(詳しくは後日確認します)
日本のテキストは設問が日本語。英語で教えるとなると教師がその都度英語に訳しながら教えなければならない。間違った英語を使っては却って有害。

生徒にとって「指示」は一番耳にするフレーズ。正しい英語でおしえてもらいたい。

でも、こんなテキストだったらどうでしょう。

問題文を読めば正しく指示ができます。 正解はひとつ。

段階を踏んで、生徒も先生も英語の力がついていきます。
小学3年生のテキスト 

A問題では、Can か Cannotを入れるだけですが、単語や文脈がわからないとできません。
B問題では、ちょっとレベルアップ、文脈を考えながら動詞をいれます。例文を記憶し、語彙力を高めます。

そして C問題では、文を正しく並べかえます。





文科省 グローバル化に対応した英語改革5つの提言  改革1.国が示す教育目標・内容の改善


文科省の「グローバル化に対応した英語教育改革の5つの提言


改革1.国が示す教育目標・内容の改善


「国が示す教育目標」が、従来は「高校卒業時で英検準2級から2級」に50%だったのが、2級から準1級 TOEFL iBT 60点」に50%へ上がったのは朗報です。

目標は高い方がいい。中学から日々勉強すれば高校卒業で準1級は十分到達可能な目標です。

これまでは目標が低すぎました。

生徒も親も先生もがんばりましょう。日本の中高生の勉強時間は短すぎます。
目標がなくては意欲もでないでしょう。

親は、スマホなどの電子機器を管理し、家族で豊かな会話をし、子どもの教養と語彙を増やしましょう。
学校も今の教え方では高校生で準1級は目指せません。

親も生徒も先生も意識改革が必要です。 下のテキストはシンガポールの小学6年生用。

小学6年生にできることが、日本の高校3年生にできないわけありません。


シンガポール 小学校卒業試験(PSLE)用の問題集 全418ページ
 内容は英検準1級から1級レベル 
シンガポールの英語塾では、1限で宿題と合わせて1章14ページ進みます。
Exercise 1 から5までだんだん問題レベルがあがり、最後には文中で習った語彙が書けるようになります。





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