シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

感動的な学校説明会に行ってきました。

11月11日、アクティブラーニングや探求型教育を行っている高校の合同説明会に行ってきました。 初めて案内を見た時はどの学校の名前も知らなくてスルーしていました。 しかし、三男の高校選びのリサーチをしているうちに、これらの学校が、教育界では有名な改革者がたが率いる、ポテンシャルが半端でない「すごい学校」だということがわかったのです。
すぐに申し込み、三男を連れて参加しました。

新しい教育を行う学校の説明会は驚くほど画期的でした。
普通、学校説明会って学校からの一方的な長めの話と親の質疑で終わりますよね。 ところが、先生方の説明は1校あたり12分。それでも情報量と笑いはたっぷり。
そして次の1時間は、司会のビリギャルのさやかちゃんが、参加中学生全員を真ん中に呼び、先生方との座談会。
先生方からは、生徒たちに考えさせ気づきを与えるマジカルな質問が飛び出します。
そして全員に答えさせます。
内気そうな子までが自分の夢などを語る姿は感動的でした。
最後の1時間は、生徒(とその親)が各学校の先生と語れる相談会
おしゃべりで好奇心の強い三男は、通えるはずもない北海道や鳥取の先生方とも話したいと長い列に並びました。そして並んでいる待ち時間は前後の見知らぬ人とも熱く語り、話が合えば連絡先を交換。とても満足して興奮がちに帰路につきました。
そして、翌日になっても「楽しかった」と興奮冷めやらない様子。
なにかが三男の胸に灯ったようです。(そして私の胸にも)
そんな説明会 私は初めてです。

アクティブラーニングのすごさを垣間見た気がしました。
上等な内容を一方的に教えられるより、自分レベルで自分の頭で考えて語ることで子どもの学習意欲がかき立てられることを目の当たりにしました。
これこそアクティブラーニング(主体的な学び)!

今回の5校は日本全国5000校のなかではまだ珍しい存在。
でも、アメリカでもシンガポールでもアクティブラーニングは一般的です。
高校1年生の時にシンガポールのIB校から日本の進学校に編入した次男は次のように言いました。
「シンガポールの学校は、毎回学び方が違ったのに、日本の学校はどの授業も一方的に聞くばっかで退屈」
アメリカからこの夏に帰国した三男は次のように言います。
「同じ教室で、同じクラスメイトと、できる子もそうでない子も同じ時間割を、一方的に学ぶストレスが日本の学校におけるいじめの原因の一つだよ」

5000校のうち1割でも2割でもいいです。
勇敢な改革を行い、生徒を熱くするような教育を実施してくれる学校になれば、日本の教育が再び活気を取り戻すと思います。
その改革の努力を学校だけに求めていいのでしょうか?
違います。
保護者や生徒がそういう学校を選ぶようになれば、他の学校も追随し始めるのです。

私がシンガポールにいた2013年から16年。
インターナショナルスクールが次々とIB校認定校になりました。
それはなぜか?
学費が高くても親がIB校を選んだからです。

今回の合同説明会の様子はインターナショナルスクールタイムズの記事で紹介されています。

私が企画引率する「中学生のためのシンガポール・インドネシア留学
11月から募集を開始しています。
ガイドの一方的な説明は最低限にして、現地の学生たちとできるだけ生徒たちを自由に歩かせて、自分で何かを見つけて語るスタイルを取っていますが、学生たちとの交流時間を増やせば増やすほど生徒たちの学習意欲が帰国後も続くことがわかっていました。

ツアーの予定をご覧ください。未定にしている日があります。
現地で話し合いで生徒たちに行きたいところを決めてもらおうと思っています。
もしも 話し合いがまとまらなかったら?
大丈夫です。
私のツアーには、参加生徒の数の5倍もの人が現地でサポートしてくれています。
それぞれが行きたいところに行かれるように、現地の学生を案内役としてつけますよ。
いつも、みんな仲良くなりすぎて、結局一緒のところになることがほとんどですが(笑)

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