シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

シンガポール留学 2017夏 始まりました。(参加者の保護者むけかなり長文です)

7月29日 6時33分の名古屋駅発の新幹線に名古屋からの4人と京都、大阪からの2人を乗せて、今回のシンガポール留学は始まりました。
羽田空港に到着すると、自分たちでチェックインを自動チェックイン機で始めます。もちろん、手伝いませんが、中高生はこういう機械には大人よりも強いです。
全員集合したところで、旅行会社エデュースの井野さんから、搭乗にあたっての注意事項が伝えられます。そして、ご家族と写真を撮って出発です。
搭乗ゲートでは、基本的な会話表現を暗記してくるように宿題を出していたので、その確認をしました。完璧に覚えていた生徒が半分。うろ覚えの生徒が残りの半分、数人はほとんどやっていませんでした。そういう生徒には時間を与えてもう一度テスト。最終的には全員合格して搭乗です。
機内では、みんな比較的よく寝ていたように思います。でも、7時間弱のフライトで食事のサービスが2回入るので、それほどの時間は眠れません。
到着は予定通り6時半。初めてのタラップです。バスで移動して、全員無事に入国。
自分たちで両替も難なくこなします。今回の生徒たちもみんなとても自立しています。
ところが、ここで一つ問題が起こります。
一人の生徒の荷物が、他の人に持って行かれてしまったのです。これには私も困りました。似た荷物が残っていたので、その荷物の持ち主に連絡を入れてもらうと(荷物には電話番号が付いていたのです)、連絡が取れて、荷物は無事に戻りました。
出発が予定よりも1時間遅れたため、朝のマーライオン撮影をスキップして、シンガポール人の人気の朝ごはん バクテー屋さんに行きます。クラークキーにあるSONG FAは予約が取れないのですが、今回はガイドが店長さんと友達ということで、26名の席を確保。外では人が行列を作っていたのですが、5つのテーブルを確保。それぞれのテーブルには、男女が混ざるようにします。結構みんなすぐに打ち解けていますね。
バクテーとはスペアリブの煮込みです。ここのお店のバクテーは潮州流で白胡椒が効いています。福建流はしょうゆ味で黒いです。私は断然、潮州流が好きなのでとても嬉しかったです。 機内の朝ごはんが結構しっかりしたものだったのですが、お代わりをしている生徒もいました。豚足は私も初めて食べました。とろっとろで八角のスパイスが効いた角煮風味。これは数人が食べられなかったようです。上に乗っているパクチーも中高生には難しいかな。少しずつエスニックの味に慣れていってほしいと思います。
10時から国立博物館に行きました。半分に分けて、日本語ボランティアガイドの真弓さんと妙子さんにガイドをしてもらいました。ナンヤンの学生も6人来てくれました。今回はリピーターが5人いて、ナンヤンの生徒も彼らと会うのをとても楽しみにしてくれていました。
博物館では、これまで、英語のガイドにお願いしたり、自分で回ってもらったりしましたが、今回は日本語の説明です。実は私はシンガポールに住んでいた時、到着翌日にこの日本語ガイドツアーに参加しました。そしてシンガポールの歴史を学びました。その後も何度か日本語ガイドツアーに参加しました。そのくらいこのガイドは面白いのです。私も知らない情報が満載で、もっと話を聞きたかったのですが、携帯電話のSIMカードが破損していて手間取り、日本のチームラボがファーカーコレクションをベースに作ったStory of the Forest だけを見ました。とても綺麗な映像空間でした。生徒たちが寝っ転がってくつろぎながら見ている姿が印象的でした。
終わった後は、ガイドのお二人に、お礼とフィードバック。何が面白かったか、それぞれ一人ずつ伝えてもらいました。人気が高かったのは映像空間ですが、独立を決めた時のリー・クアン・ユーの涙の会見や、第二次世界大戦の銀輪部隊などを挙げていた生徒もいました。それにしてもみんな声が小さいなぁ。お礼やフィードバックはもっとはっきり言ってもらいたいところです。
12時からは、ナンヤンの学生とランチです。25人の生徒を、6人の学生に振り分けて、チームを作って、フードコートで食事をしてもらいました。ローカル料理を、チームに分かれて食べていました。みんな一生懸命、シンガポール人学生の話を聞いていました。笑い声が聞こえて嬉しかったです。
2時前からはシンガポールリバーのクルーズです。これも日本語の説明にしました。暑いかなと心配したのですが、潮風があって、日差しのテラスの席をとった生徒がいたほどです。後できいたところ、今日はこれが一番良かったと言っていた生徒がいました。
マーライオン公園で下船して、マーライオンと写真を撮ります。いつもは深夜便到着の朝8時前に来るようにしているのですが、それよりも空いていました。暑い日中はツアーも来ないようなのです。
3時からは、旧フォード博物館、という日本の占領中を取り上げた博物館に行きました。この頃になると生徒たちの疲れも限界。クーラーの効いたバスの中で寝てもらいました。ホウジンとユウマを除いて全員爆睡です。できるだけ寝かせてあげたかったのですが、40分ほどで博物館に到着。寝かせてあげたかったのですが、バスがアイドリングができないということで全員降りてもらいます。博物館は改装したばかりでとても綺麗でした。英検準1級を目指すか持っているレベルの生徒は英語のガイドを、そのほかの生徒は私と一緒に展示の説明を読みながら、私が日本語に訳して行きました。
一人一人の生徒に1パラグラフずつ読ませて、単語を確認しながら読んでいきました。
占領(occupation)、侵略(invasion) 、空襲 (air raid) 、降伏(surrender) いろいろな単語を覚えました。準1級レベルの単語です。
そこからバスに乗り、予定通り5時にホームスティに到着。それぞれ引き取られて行きました。ホストファミリーからは、家でくつろぐ生徒たちの写真が送られてきます。
私はこの一日に撮った写真とビデオ260枚を保護者の方々に一刻も早くシェアしたいと思ったのですが、Google photoの設定に手間取り、エイ シが側溝に片足落ちてすりむいたので(大したことありません)、シェアできたのは日本時間の23時ごろ。
みなさん、お子様方はみんな元気です。
おやすみなさい。

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