みんなこの日のために、肌を隠す洋服を持ってきています。
人の話を聞いていない生徒が一名
(私の息子です)
次男はホテルに戻り、
私たちはブギス駅から歩きます。
(2016年追記:モスクではこのような服装の人のために上から着る服を貸してくれるのでどんな服装で行っても大丈夫です)
方向感覚のある生徒が先導してくれます。
今回の旅行で私はいつも誰かに先導を頼みました。
従来のただ先生やガイドについていく形では自信がつきません。
みんな一人一回は、地図や路線図を見ながら
リーダーになりました。
最終日には自由行動をとれたのも、
頭の中に路線図が入ったからだと思います。
次男がつくのを待って会議室に入ると
楽しみにしていた話が少し始まっていました。
今回、子供たち(というか遅刻ばかりの息子)に言ったのは、
遅刻するということは、相手の大切な時間を奪うこと。
心してもらいたいです。
今回ガイドをお願いしたのは、
シンガポール時代のお友達、アズリーナやすこさん
敬虔な仏教徒のご家庭の出身ですが、
マレー系シンガポール人と恋に落ち、
いろいろ試行錯誤しながら、
今、幸せなイスラム教徒になられた経緯を
話してくださいました。
あまりに感動的な話に、私は最後は涙が止まりませんでした。
できたら、シンガポールに住んでいる人たちにも、聞いてもらいたいと思います。
私は仏教徒ですが、イスラム教の人を一層理解することができ、好きになることができました。
イスラム教徒は、アダムとイブの存在を信じています。
箱舟を作ったノアも、海を渡ったモーゼも、イスラムの教えの中にいるそうです。
(礼拝をするのではないので義務ではありません)
でも、この時間にぴったり礼拝できなくても、次の礼拝時間までにすればいいそうです。
文化的は衝突はありません。
私がシンガポールを尊敬する最大のポイントです。