朝、8時半に集合。
今回は、チャーターバスで学校に行きます。(前回は地下鉄でした)
9時に授業開始、最初はレベル判定テストです。
私の留学は2週間だけではありません。
それだけでは、足りないとわかったからです。
留学の最低1ヶ月前からは、オンライン英会話で、耳を慣らし、自分の言いたいことを少しは言えるようにしていきます。英検の過去問を提出してもらい、だいたいのレベルを測ります。
シンガポールの塾でのレベル判定テストはクラス分けに使われますが、日本で私が判定していたのとだいたい同じような結果が出ます。
今回は参加者が例年よりも若いせいか、
3分の1が、シンガポールでの小学2−3年生レベル。
半分が、4−5年生レベル
3人が、6年生から中学生レベルのクラスに入りました。
生徒達はここで気がつきます。
自分たちの英語力が国際的に見てどんなに低いかを。
世界的に見ても、日本人の英語はかなりお粗末です。
使う機会がないから仕方がないとは思いますが、なんとかならないかといつも思っています。
オンライン英会話で毎日先生と新聞や本を読んで、意見をまとめて、英作文をして、添削してもらう。というのが、今の所、私が考えるベストな方法です。
英語の添削をしている間に、国営住宅HDBの展示場を見学します。
先生は全員にカメラをもたせて、面白いと思ったところを写真に撮らせます。
私が面白いと思ったことは、ここ10年くらいに作られた住宅にはすべて、シェルターが付いている、ということ。爆撃された時に逃げ込むためのシェルターです。核シェルターなのかどうか確認するのを忘れてしまいましたが、すごい備えだなぁと思いました。
また、独身者は広い家に住むことが許されず、結婚を決めたら、広いところが申し込めるようになるのですが、家が手に入るのが3年後、というのも驚きです。
とてもいいと思うことを2点。
シンガポールでは、親の住居の近くの住宅を購入すると安くなります。
そのため、多くのシンガポール人が親の側に住んでいます。
子育てや介護を社会に委ねるのではなく、それぞれの家庭内で行うことで社会的コストを下げています。
また、最近は駅の上に大型HDBの開発が進んでいます。駅、住居、ショッピングセンターやカルチャーセンターが揃っていて、本当に住みやすそうで、羨ましいです。
日本はシンガポールから学ぶことが本当に多いと思います。
午後の英語の授業は、英作文。
英作文は、日本ではなかなか学べないことなので、リクエストをして重点的に教えてもらうようにしています。
英作文をする前の、語彙や文法力がまだ足りないのですが、生徒たちは頑張っています。
放課後はリトルインディアに行きました。
まずは、リトルインディアのアーケードでヘナタトゥをしたり、値切りの練習をしたりしました。
言い値で買わず、同じ商品を他の店と比較して買う、というのは、とても必要な能力です。
夕食は、インドカレーを食べました。ビュッフェで何種類ものカレーがあったのですが、どれも辛かったです。
クローブ(丁子)は、食べられないことをまなびました。
帰宅後は、テニスやプール、また、宿題をしました。
お友達の息子のカイ君が、家庭教師となって、宿題が多い、上の三人に英語を教えてくれました。
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