シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

進んでいるアメリカの学校の連絡システム

長男は、シンガポールのオーストラリアン・インターナショナルスクールに通いました。
次男は、長男と同じ学校に1年、その後、シンガポールの地元中学に2年通い、東京の私立高校に通いました。
三男は、日本の小学校を卒業し、先週からアメリカの公立中学校に通っています。

海外の学校は3校目ですが、シンガポールの2校はMoodle、アメリカの学校はSkywardというシステムを使っています。

とても便利なシステムで、学校からの連絡はもちろんのこと、生徒個人の欠席や遅刻、毎日の成績、各教科の学習内容、宿題やテストの予定まで本人や保護者が見ることができます。

アメリカでは毎日のように小テストがあるのですが、希望すれば保護者にメールでテストの結果が自動的に送信されます。(毎日、毎週、毎月、といったように設定できます。また、70点以下または90点以上だったら連絡する、と設定している人も多いようです)

各教科の先生のページに行くと、先生の顔写真、メールアドレス、電話番号、ツイッターのアカウントも載っています。(日本では考えられませんよね!)

さて、三男は社会の地理歴史でちょうど日本のことをやっています。
ところが入学1週間のため、宿題が何なのかわからずに帰ってきました。
でも大丈夫。

社会の先生のページには次のような情報が載っています。

教科書のどこを読んでいけばいいのか、テストはいつなのか、すべてわかります。

そして、関心のある生徒は、ゲームで遊びながら知識をつけたり、子ども向けのニュースサイトを見たりすることもできます。


WORKING ON:
(今週の学習内容と宿題 今週はなんと日本と韓国)
Monday 4/18 No school! :) 
Tuesday 4/19 Japan   HW: Read green textbook pg. 764-771; answer #1, 2, 4, & 5 in COMPLETE SENTENCES for a daily grade- due tomorrow (4/19 日本について: 緑色のテキストを読んでくること、質問に完全な文章で答えること。平常点になります。締め切りは翌日)
Wednesday 4/20 Japan HW: Asia test next Wednesday 4/27; study guide due TUESDAY for a daily grade
(4/10 日本について:宿題、来週の水曜日にアジアのテスト、スタディガイドを火曜日までにすること)
Thursday 4/21 Korea  HW: Asia test Wednesday; study guide due TUESDAY for a daily grade
Friday 4/22 Korea HW: Asia test Wednesday; study guide due TUESDAY for a daily grade
(アジアのクイズのサイト)
Sheppard Software Asia Map Quiz Games:http://www.sheppardsoftware.com/Asian_Geography.htm
(子ども向けニュースサイト、外国人にもぴったり)
Current Event Resources: 
NewsELA   Your parent will have to sign up for an account- I recommend unchecking the part about receiving daily and weekly email notifications. This website is so cool- you can change the reading level of the article on the right side!
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こんな風に情報が公開されていたら、外国人で宿題が聞き取れなくても、ちゃんと把握することができます。
中高生ともなると、学校の宿題やテストがあっても「ない」ことにしてしまう生徒も多いのですが、ここまではっきりと書かれていると宿題をしないわけにはいきません。
シンガポールの学校でもそうでしたが、宿題の提出の締め切りは厳しいです。大人になる練習ですよね。
こんな風に導かれていったら、勉強が楽しくなってきますよね!
そして親も安心です。

日本では、子どもが何を習っているのかもわかりませんし、どんな成績なのか、学校によってはどのくらい欠席、遅刻をしているのかすら、学期末になるまで分からない、といった学校もあります。

ずっと前に、東京ビックサイトで開かれていた教育関係者向けの展示会をでMoodleのブースがありましたが、その日はガラガラでした。どのくらい導入されているのでしょうか。
まずは学校と保護者が、連絡方法を改善することを考える時期に来ているのではと思います。






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