ところが、就職、特に男子学生の就職は、はるかに困難になりました。
有名大学に入っていれば大企業に就職できる、というのは今では幻想です。
有名大学出身でも就職は困難で、そうでない大学ではもっと困難というのが現実です。
シンガポール留学に参加してくれる中高生にはいつもその現実を話しています。
就職の競争はとても厳しいです。親子でそのことを認識してください。
そしてその競争は、中高生の時にはもう始まっています。
なぜなら、就職で問われるのは、大学入試のような筆記試験ではないからです。
何度も何度も厳しい面接を繰り返し、人間性が問われます。それまでの生き方が問われるのです。
私の家には以前から商社に勤める若い新入社員の方がよく来てくれるのですが、彼らと話をしていると皆、本当にずば抜けたものを持っていて、商社希望の長男が就職するのは難しいと内心思っていました。
長男は早稲田大学政治経済学部で体育会所属、英検1級、TOEIC980点。
ひと昔の感覚ですと、就職は簡単だろうと思われますが、違います。
幸い、この6月に商社から内定をもらいましたが、外資系企業や他業種や同業他社からは不採用通知をもらい、就職活動の競争は熾烈だったそうです。
特に、純ジャパと呼ばれる日本でだけ教育を受けた学生の就職は、本当に可哀想なくらい大変な戦績だったと長男は漏らしていました。
大学3年生になって親子で焦らないように、現実的な話をここでは書きます。
追記)
ちなみに私は大企業に就職するのが成功だと言っている訳ではありません。
(私はITベンチャーに行ってもらいたかったのですが、適性がなかったようです)
ここでは、親世代とは事情が全く違うこと、時間のかかる準備があることををお伝えしたいと思います。
就活生の多くが受けるSPI試験の問題例、このような問題を短時間にどんどん解いていきます。(中学入試をした生徒が有利??)ちなみにこの問題の答えはCです。 |
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