数年前に、就職活動中の日本人女子学生と話をした時の話です。
彼女は、小学生から高校3年生まで海外のインターナショナルスクールで過ごし、SATで高得点を出し、帰国生入試で慶応大学の法学部に進みました。最初、日本語の授業で難しい言葉がよくわからず苦労したそうですが、すべての授業を録音して、放課後にもう一度y聞きなおしながらノートをとっていた頑張り屋さんです。就活時には非常に高い英語力と日本語力が身についていました。
難関と言われる外資系企業や日本企業を中心に回っていましたが、就職面接で最終面接に進む頃にはいつも見たようなメンバーばかりが残っていたそうです。
それは、日本語ができる外国人留学生(特に国費で留学している留学生)、一流大学に通う帰国生、そして女子学生、だそうです。(がんばれ 男子学生!)
一流大学の男子生徒であればいい就職ができる時代はとうに終わったことを、長男の就活前に知ったことはとても参考になりました。
長男はかなり早くから危機意識を持って、部活練習や授業の合間に、かなり真剣に就職活動をしていました。近いうちに彼の就活体験を投稿してもらおうと思います。
長男の話によると、内定を総ナメにした強い集団があるそうです。
それは帰国入試で国立大学に合格したグループです。
帰国生で大学受験する生徒の多くは6月に高校を卒業したのち帰国し、夏から秋にかけて私立大学の帰国入試を受験します。そこで受験を終えてしまう生徒もいる中で、国立入試を目指す生徒たちは、2月末から3月初めの国立入試に向けてひたすら小論文や面接などのトレーニングをします。
長男は高校3年生の11月に、IBディプロマの試験を終え卒業し、すぐに単身で帰国し、東京で一人暮らしをしながら御茶ノ水にある駿台国際センターで国立大学受験に向けて勉強をしました。試験準備に充てられる時間が短く、国立大学からは合格をいただけず私立大学に進学しましたが、この時、国立大学に合格した生徒さんたちの就職状況がとても良かったそうです。
帰国生は就職に有利ですが、高い英語力と日本語力があると一層有利なようです。
言葉はコミュニケーションのツールですし、高い言語能力なしに深く思考し人に伝えることは困難です。
帰国生でなくても、留学をしたり、国内で努力することで、英語力を伸ばすことは可能です。吸収力と定着力の高い中高生のうちから頑張ってください。
ゲームやSNSでは高い語学力は身につきません。読書をしてください。
英検に挑戦して、語彙力や読解力を高めてください。
留学をして、自分の英語の能力が海外では小学生並みであることに気づいてください。
英語力がなくても就職に成功する人はたくさんいます。
でも、努力を要した高い語学力は評価の対象になりますし、語学は10代の方が身につくので中高生のうちに英語をしっかりと学び、世界の人と触れ合うことはマイナスにはなりません。
春のシンガポール留学、現在のところ、男子9名 女子6名です。中学生が多いです。
1月以降になると、航空代金が上がってしまいます。
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