今年の中学入試で、2月1日の試験で1都5県の95校が英語を試験科目に取り入れ、「思考力」を重視した出題も増えました。いずれも2020年度に始まる大学入試の新テストを見据えた動きだそうです。
私は3人の息子を小学校の時は4、5年生の時から受験塾に通わせました。
私立中学受験をする子が多い地域で(お友達がみんな遊んでくれなくなる)、お値段の割に長い時間子どもを預かってくれて(その間仕事ができた)、うまく励ましてくれて(塾は子どもをおだてるのが上手)、学力がついた(子どもの暗記力はすごい)ので、私は中学入試は否定しません。
単に勉強だけではなく、タイムマネジメントや困難を乗り越える力もついたと思っています。実際に子どもはたくましくなったと思っていますし、中高生と過ごしていると中学入試を経た生徒の方が精神的に大人だなと思うことがあります。
思考力は知識の上に成り立つと思うので、知識をつけておくことは大切です。
でも、お子さんの中には、中学入試の問題が合わない人もいるでしょう。
この時期に勉強ではなく、他のことをさせたいと思われるご家庭があって当然です。
また、理社などは特に暗記中心だったので、これからのスマホでなんでも検索できる時代には向きませんね。しかも9歳以降は英語力がとてもよく身につく時期です。
今回の入試改革は、子どもにとって負担が増える、と考えるのではなく、選択肢が増えたと考える方がいいと思います。
英語の試験を実施しない学校の方がまだずっと多いのですが、新しい選抜方法をとった私立中学で生徒たちがどう成長していくのか楽しみです。
この改革は日本人の英語力を変えると思っています。
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