シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

ちょっと足の届かない深さまで進む。



私は「意識の高い人」が好きなので、自然と周りにはそういう人が増えます。
今回はそんなお友達が紹介してくれた言葉を紹介します。
私の背中をどんっと押してくれた言葉です。



もし、君が今の活動範囲で安心していられるなら、そこは君が活動する正しい場所とはいえないね。自分が大丈夫って思う場所より、もう少しだけ水深の深い所に行ってごらん。足が届かないと感じたら、そここそが正しい場所、エキサイティングなことができるよ。デヴィッド・ボウイ (新美訳)

私が引率をする上でいつも気をつけていることは、生徒たちのコンフォートゾーンを広げることです。
日本の自宅から出て、ホームスティをすること、日本語の通じない学校に入れること、受からなそうな英検の級に挑戦すること、怖いジェットコースターやスライダーに乗ること、異性と話すこと、外国人と話すこと、引きこもりがちな生徒が生の人間と話すこと、、、

すべてが挑戦です。私は、毎日、毎日、励まします。その生徒に適切な負荷をかけます。
デビッドボウイが言うように、ちょっと足の届かないところに連れて行くのです。
できるだけ一人一人の個性を見極めて課題を見つけていきます。
そこで生徒たちは、初めて手足をバタバタ動かし始めます。そして、浮く感覚を喜びます。


中高生は私に背中を押されることが好きです。
「えー」とか言いながら、終わった後のアンケートでは「ーーができるようになって嬉しかったです」と書いてきます。アンケートをもらわなくても、挑戦した後の表情を見れば満足していることがよくわかります。
赤ちゃんを見てください。
放っておいても、ハイハイし、立ち上がり、歩き、言葉を吸収し、自分でやりたがりますよね。
そんな姿を見ていると、それが人間の本能なんだと思います。人間は成長したいと望む生き物なのです。

「うちの子、やる気が無くて」とぼやく親御さんもいらっしゃいます。
でも、この時期は、親から独立したい時期なので、親から頭ごなしに言われることは嫌なのです。
親御さんは、美味しいものを食べさせて、子どもの頑張りや苦労を認めてあげて(褒めてあげて)、夜はしっかり寝かせて、(ゲーム機器やスマホを寝室に持って行かせている人はいませんか?)、元気に学校に行かれるようにしてあげてください。

さて、人に言っているばかりで、ふと自分を振り返ってみると、今年になって幾つかの数値付きの目標を立てて毎日頑張っていますが、アメリカ生活に慣れたせいか、まだまだ余裕があることに気がつきました。まだまだ安心感を感じるのです。

自分の足が届かなくなるまで追い込んでみよう、と思い立ち、まずは、英語教職資格講座を受講し始めました。すでに英語とフランス語と日本語の教職資格を持っていますが、アメリカの授業がなぜ楽しいのか学びたいと思ったからです。
土日の朝9時から夕方6時まで、日本人は私だけ、ほとんどがアメリカ人です。
英語の勉強になりますし、日本とは教え方が異なり参考になります。
文法や教授法はすでに予備知識と経験があるので、アメリカ人に負けない成績を取っています。
私の強みは英語を文法から学習したこと。文法を意識せずに獲得したネイティブよりうまく教えられるのです。
来週の英語のプレゼンと模擬授業はドキドキですが、万全の準備をして臨もうと思います。

近所の日本人に英語を教え始めました。初回は日本語も含めましたが、次回からはすべて英語で教えます。もちろん、シンガポールのテキストを使って。

7年生の生徒たちにテキサスの歴史の指導も始め、教科書を再び要約し始めました。

そうしたら三男がインフルエンザにかかり、学校から悪いテストの成績の連絡が来ました。
これはこれ以上手を広げるなというサインです。(本当は大学に通う予定でしたが)

これからアメリカで学んだ英語教授法をここでしばらくお伝えします。
日本の先生方に見てもらえると嬉しいです。

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