シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

子どもの英語力を伸ばす方法

今週、単身でヒューストンに来ている国立医学生。
到着した時は、本当に英語ができませんでした。
そのために、あちこちで、英語が通じず、困った思いや失敗をしていました。見ていてハラハラしましたが、失敗は彼の貴重な糧になると見守っていました。
ところが、ところが、たったの一週間で、メキメキと英語がうまくなっているのです。
受験英語のあと凍結していた英語に解凍スイッチが入ったようです。
そして、今日はお世話になった方をお招きしてパーティをしたのですが、そこで、彼は英語でプレゼン。そして、質疑応答の時に「アメリカで働きたい」という、1週間前には、本人も私も、誰も考えなかった一言が!

若者は本当にすごい!!!

やっぱり、私は研修旅行を作るのが好きです。
どんなに大変で手間がかかっても、子どもの可能性って本当に素晴らしい。

これで、彼が帰国後も本気で英語を勉強して、アメリカで医師として働くために必要なUSMLEに合格したら、そして、全米屈指のテキサスチルドレンズホスピタルで働いて、学んだものを日本に持って帰ってきたら、そして、「6年生の時にした、ヒューストン研修が転機になりました」なんてコメントされたら、、、、夢は広がります。


さて、私が考える、若者の英語力を伸ばす方法です。
(よく、大人から、英語力をつけたい、と相談されますが、正直、もう遅いので、そのお金があったらお子さんに投資してください)

1)日本語が通じない環境に入れる。

日本を一歩出れば、もう日本語は通じません。
スマホの翻訳アプリも、緊急時の会話にはまだ使えません。
伝わらない悔しさ、伝わった嬉しさが、語学を学ぶ原動力になります。
また、英語が流暢な人の姿を見て、憧れの気持ちを抱くことも動機になります。
この感覚は日本に留まっていたら、なかなか体験できません。
ぜひ、お子さまを海外に出してあげてください。日本人で固まらないツアーで。
それが無理なら、オンライン英会話を毎日続けさせてください。
2級以上なら、DMM英会話のデイリーニュースがオススメです。
三男にはほぼ毎日させています。

2)学校の英語。文法をおろそかにしない。

医学生が英語を急に使えるようになっているのは、基礎の文法をきちんと学んでいたからです。今、アメリカで日本人小中学生に英語を教えていますが、文法を学ばないうちは本当に英語が伸びません。
私がシンガポール式の英語を勧める理由は、文法をきちんと教えてくれるからです。

3)リミッターを外す。

ヒューストンに来ている小児科志望の医学生。
アメリカで全米トップの病院で働いていらっしゃる名医のもとで研修することで、見えないリミッターが外れ、目標が一層高くなることを私は望んでいます。

最初私は、日常会話もままならない彼に英語で医学研修やプレゼンは無理なのでは?とプロジェクトチームのしのぶ先生にいいました。
それでも、しのぶ先生は「やるっきゃないでしょ。」と笑って答えるだけでした。
医学生は、とても素直で、前向きな生徒で、言われた課題に全て挑戦し、今は、ホームスティ先でプレゼンを作っています。見ていて本当に感心します。私の中にあるつまらないリミッターが外れました。本当に子どもの力って限りないって思います。

私の留学でも、名門校に通っていて英検2級で満足している生徒が、シンガポールに行き、2級は小学3、4年生レベルと知った時、また、中学生でも準1級に近い英語を力を持っている日本人生徒達に出会った時、彼らの中でリミッターが外れます。そして、もっと上を目指すようになるのです。

大人の仕事は、子どもを過保護に守ることではなく、子どもの力を信じて、難しい環境に入れることなのかもしれません。

4)小さな達成目標を与えていく。

上を目指す、とわかっても、なかなかやらないのが子どもです。
でも、そんな時のために、年に3回も英検テストがあるのです。
英検テストは2級からは独学で対応できます。
単語を覚え、英文を読んでいくしかないのです。
シンガポール留学を終えた生徒は全員、6月の英検に向けて独学中です。

5)大人が時々チェックする

独学中といっても、やる生徒とやらない生徒がいます。そこはまだ子どもです。
留学の時にした決意が、その後、続く生徒とそうでない生徒がいます
ちょっとした声かけが必要な生徒もいます。スマホに流れてしまう子もいます。
私には1回20-25名の生徒がいるので、大変で、正直これは私の課題でもあります。
でも、アメリカの先生を見ていると、本当に細かくチェックしているなぁと感心します。

まだまだありますが、この辺で。



私の「中高生のためのシンガポール留学」は、たった2週間の留学ではありません。
事前に、英会話のレッスンを受けさせて、留学後は、全員英検の過去問提出や英作文の課題が出されます。ほぼ半年のプログラムです。
そして、英検の合格発表のあとは、みんなでまた集まってお祝いをします。

多分、他の留学会社さんはこんなことまでやらないと思います。
でも、私はやるからには結果を出したいのです。
若者の人生に、少しでも良い刺激を与えたい、何か良い変化を起こしたい。
彼らが社会に貢献できる人になることで、日本を、世界をよくしたい、と考えています。

今年、多くの参加者が、とても良い大学に進学しました。
お礼メッセージをたくさんもらいました。
本当に嬉しいです。

夏のシンガポール留学。
おかげさまで現在19名! 今月で締め切ります。 (締め切りました!)
詳しくは、こちらのページをご覧ください。






P.S.
ここまで読んで、子育てはそんなに簡単じゃない、って思われた方、
どんな子どもも、良い刺激を受けて反応してくれるとは限りません。
反応が鈍くなっている原因はゲームやSNSかもしれません。
ぜひ、こちらをお読みください。









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