以下、部分引用です。
西村特命教授らの研究グループは、日本人の子育ての方法がこどもにどのような影響を与えるかを明らかにするため、独立行政法人経済産業研究所のプロジェクト「活力ある日本経済社会の構築のための基礎的研究」の一環として2016年1月にウェブ調査を実施。「両親が私を信頼していた」「家族は私に関心がないと感じた」など子供時代の親との関係を尋ねた質問に対する男女各5000人から得た回答から、「無関心(関心)」、「信頼」、「規範」、「自立」の4つの因子を抽出し、さらに「時間共有の経験」、「叱られた経験」の因子から、研究グループ子育てのタイプを以下の6つに分類しました。
- ■支援型
- 高自立、中自立、高信頼、高関心、高共有時間
- ■厳格型
- 低自立、中・高信頼、厳しい・やや厳しい、中・高関心、高規範
- ■迎合型
- 高信頼、中信頼、全く厳しくない、高共有時間、中共有時間
- ■放任型
- 低関心、全く厳しくない、低共有時間、低規範
- ■虐待型
- 低関心、低自立、低信頼、厳しい
- ■平均型
- すべて普通
その結果、関心をもって見守る「支援型」の子育てを受けた方が、所得や学歴、幸福感のすべてにおいて高い水準にある一方で、関心を持って厳しく指導する「厳格型」の子育てでは、所得と学歴は高いが、幸福観が低く、ストレスがあることがわかりました。
(引用終わり)
私はスマホ利用に関しては「厳格型」ですが、その他のことでは支援型だと自負しています。
ですから今回の調査結果がとても嬉しいです。
子どもを信じていろいろ挑戦させるのが好きなのです。そのように育てられてきましたし、子どもが何か達成した時の嬉しそうな表情を見るのが好きだからです。
私が企画している「中高生のためのシンガポール・インドネシア留学」では、子ども達は毎日いろんな挑戦をします。
異性と話すのが苦手な子、ジェットコースターが苦手な子、英語を話すのが苦手な子、いろんな子が私に背中をどんどん押されたり、できる子を見て刺激を受けたりして、いろんな苦手を克服していきます。
大変な思いをさせればさせるほど、「楽しかった!」という反応が返ってきます。
そして保護者の方々から「しっかりして返ってきました」というコメントをいただきます。
今の日本人(特に男子)に足りないところはそんなところだと思っています。
豊かな日本。放っておいては、快適な環境から出ようとしないものです。
でも、安穏としていては成長は望めません。
就職試験で焦っても遅いです。
シンガポール・インドネシア留学2019春
すでに7名のお申し込みをいただいています。
最低催行人数まであと8名です。