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大阪の公立小中でスマホ解禁のニュースにショック

2018年12月4日付の新聞
大阪府立公立小中学校で、2019年春からスマホや携帯が持ち込めるようになるそうです。

(以下、引用)
大阪府豊中市の女性(42)は中学1年の長男(13)の安否確認がなかなかできなかった。小学6年の長女(11)がいつ帰宅するか分からず、自宅を離れられない状況の中で「不安でたまらなかった」と振り返る。中学校に立ち寄った同級生の保護者から連絡を受け、長男の無事を確認できたのは約1時間半後だった。
府教育庁には地震後に「スマホや携帯電話の持ち込みを認めてほしい」との声が保護者から寄せられた。庁内ではスマホなどを授業中に隠れて使わないか、インターネットへの依存が高まらないかなど解禁に後ろ向きな意見も相次いだという。最終的には「ルールを定めて管理すれば、災害や事件が起きた際の連絡手段として利点が大きい」(担当者)と判断した。
(引用終わり)

全く信じられないことです。
災害時など、通信状態で携帯を持っていても連絡が取れなくなることが多いし、公立小中学校なら基本的に徒歩で自宅に帰るか、学校に行くことができるのではないでしょうか。

アメリカの中学ではスマホの持ち込みが許されていました。車での送り迎えの生徒が多く、待ち合わせのタイミングなど連絡を取り合う必要があったからですが、弊害も多かったです。

災害時に子どもと連絡が取れなかったと言って、大阪教育委員会にスマホを持たせて欲しいと要求した保護者とその圧力に負けた大阪教育委員会に問いたいです。

スマホを手にした小・中学生ががどんなサイトにアクセスしているのか知っていますか?

アメリカの中学ではランチタイムに アダルト映画を見ているグループもいたそうです。
それほどスマホの内容は、周囲にはわかりません。

スマホを使った誘拐で悲惨な結末を迎えることがあります。(アメリカの中学の保護者会に警察が来て話をしてくれましたがぞっとするような事件でした。)

災害時に子どもと連絡が取れないことよりも、歩きスマホや有害サイトの事故の方がよっぽと危険で可能性が高いと思いませんか?

学校でスマホを管理せねばならなくなった先生方のエネルギーがどれだけ奪われるのか考えられましたか?

学校へのスマホの持ち込みを認めることで、経済的や家庭の方針でスマホを持てない生徒がどんな思いをするか考えたことがありますか?

良識のある PTAや学校が今回の決定に従わないこと。スマホ利用を許した学校のケースをしっかり実証して、他の都道府県が追随しないことを願います。

引用元  2018年12月4日付 日本経済新聞




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