シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

大学入試の英語民間試験について(かなり意見を変えました)

(11月3日追記: GTECの問題も英検と似ていて、良質の問題でした。



大学入試の英語民間試験が混乱しています。

問題は当初より指摘されており、是正しなければ混乱することは当初から明らかでした。

でも後戻りしてはいけません。

この問題は、受験生のみならず、日本全体の問題です。

日本人の英語力、国際化の問題だからです。

なぜ、センター試験ではなくて、民間の検定試験がいいのか?


1)受験英語の弊害

日本人の英語ができない理由の一つが

使わない表現を暗記させられる受験英語です。

ネイティブも通訳も解けない、塾や学校の先生にはわかる、採点しやすい問題が出題されます。

そのため、高得点を狙う生徒は、重箱の隅をつつくような難問対策の勉強を課されます。

勉強すればするほど、自然に話せなくなります。

詳しくは、昨年10月に書いたブログ「2020年度入試改革 受験英語からの脱却」をお読みください。

2)ライティング問題の必要性

センター試験(共通試験)のもう一つの問題は、記述問題がないことです。

当日採点できるマークシート方式では、まとまった量の文章を採点するのは物理的に無理です。しかし、自分の考えを論理的に組み立て、表現するライティングやスピーキングの能力は非常に大切です。

3)高3だけのの一発勝負

本来、英語は大学入試のためにあるものではなく、積み上げていくものです。


つまり、センター試験と異なり、民間検定試験にはメリットがたくさんあります。

  1. 質の高い問題で、受験テクや奇問対策ではなく、使える英語力を習得できる。
  2. 採点に時間を取れるため、ライティングやスピーキングで思考力や論理性を測ることができる。
  3. 何度でも挑戦可(小学生から準備ができる)
などです。

ですから、民間試験採用の流れは止めるべきではありません。

なぜ、こんな混乱が起きたのか?

私はあると思っています。

それは、
1)検定試験を英検の一つに絞る。国が実施する。(11月2日 追記)
11月3日 GTECの問題を解いてみて、英検で高得点を取れる生徒はGTECでも取れると思いました。問題を民間に作らせて、国が利益なしで安く実施してくれればいいとは思います)
2)スピーキングを必須にしない。(英語力向上には必要ですが、大学受験生全体に受けさせるのは物理的に無理) (11月3日 CBTで英検でもGTECでもできますね!)
3)英検は受験料を半額にする。(漢検も半額になりました)

です。

1)の、検定試験を一つに絞る について
理由は前述したように、生徒や学校のの経済的精神的負担を減らし、大学側が受験生の英語力を評価しやすくするためです。

大学入試に利用できる試験は以下の6検定 (料金はCEFR B1レベルで比較)
  1. ケンブリッジ検定(PET 11800〜)
  2. 英検(英検協会)(2級 5800円 準会場5400円 スピーキングは合格者のみ)
  3. GTEC (ベネッセ)5040円
  4. IELTS 25380円
  5. TEAP (英検協会)(6000円 RL 15000円RLWS)
  6. TOEFL (TOEFL)235ドル
1、4、5、6は、いい試験ですが料金が高く、受験会場も限られているため留学したい生徒、海外の学校からの生徒が受験すればいいと思います。

残るは、2の英検と3のGTECです。英検の方がいいと考えます。理由は後で書きます。
GTECのテストも見ましたが、素晴らしいテストでした。英検でもGTECでもいいです。


2)の、大学入試にスピーキングを必須にしない について


スピーキング能力は大切です。
でも、それは、大学入試で一斉に測らなければならないものでしょうか?
大学側が、受験生に求める能力は、ペラペラ話せるか、ではなく、
まとまった文章が読めて、書けるか? 英語の講義が理解できるか、だと思います。

スピーキングは、通常の英検試験で合格した人だけが二次試験で受けるので十分です。
受験生が少なければ、じっくり話させることもできます。

論理的な文章を自分の言葉で書ければ話せます。

また、スピーキングの試験官や試験会場を受験生全員分、準備することは不可能です。
そのことについてはこの記事に詳しく書かれています。

IT技術の発展で、スピーキングも機械でテストで採点きるようになっていますね)

3)の、受験料を半額にする、について

漢検だって受験生が増えた結果、収益が増えすぎて、半額になりました。
英検も、受験生が増えて、スピーキングが必須でなくなれば、半額にできるのではないでしょうか。儲かるからいろんな業者が名乗りを上げるのです。
子育て家庭をこれ以上苦しめないでください。

なぜ GTECではなく、英検か? (11月2日 追記: 国が行い、良問で、記述問題があればよし)

この中で、私が英検をすすめる理由は次の通りです。


  1. 問題の質(妥当性、信頼性、実用性)が高い。(次の投稿で詳しく書きます)
  2. 市販の問題集が多く、2級以上は塾不要。自学自習できる。受験テクニックは不要。英語に必要な4技能(読む、聞く、書く、話す)を高めることで得点がのびる。
  3. 大学で学ぶのに必要なアカデミックな英語能力を試している。
  4. 歴史もあり、就職などにも利用できる。
  5. 過去問が無料公開されていて対策が立てやすい。
  6. 子供からお年寄りまで受けることができる。生涯学習に適している。

GTECはすごい勢いで学校教育に浸透しています。
学校全体で一斉に受けることも多いようですが、費用を最終的に払うのは保護者です。
4、5、6のメリットはありません。

昔の英検は、級の合否しかありませんでしたが、今は、得点が細かく算出されます。
このような結果がきます。

準2級(Grade Pre2)に、ややギリギリ(+2)で合格ということがわかります。



リーディング(語彙力・読解力)とリスニングが弱く、ライティングが強いことがわかります。
あと、正誤得点表もきますが、ちょっと慣れれば、それを見ただけで、生徒の弱点がわかります。

この生徒の場合、今回は準2級に合格しましたが、語彙力、読解力、リスニングを高めないと2級にはまだ遠いことがわかります。
中学の基本勉強が理解できていれば、市販の問題集と単語集とオンライン英会話で自然に英語力をつけていけば、2級にも準1級にも合格できます。
かなりの時間と努力が必要です。
でも、若いうちは、外国語習得に時間をかけるべきなのです。
そして、かけた時間は将来に役立つものでなければなりません。

6年以上勉強したら、読めて、書けて、聞き取れて、話せなければいけないのです。











子どもに木登りをさせましたか?

私の普段の1日はこんな感じ
朝  ヨガ (LAVAでバカーサナからのジャンプバックはクリア)

午前中 幼稚園の遠足でボランティア
(木登りができない子がほとんどで驚き)

13時から アリューシャでネイル (難民さんの貴重な話が聞ける上にとっても上手で安い!)

(普段、この時間帯は、教育相談を受けたり、ブログを書いたりしています

15時から21時 TV局で仕事 (今日は五輪ネタ!)

遅めの夕飯 (三男の話はいつも最高に楽しい。)

多動の私にとって、

健康 家族 仕事 趣味 友達 

すべてを満たす理想的な1日でした! 
さて、私が近所の幼稚園でボランティアをしている理由は、
三度のご飯よりも、子どもが好きだからです。
道ですれ違うだけでニコニコしちゃうし、電車で泣いていたら100%泣き止ませています。

今日の遠足で行ったのは、青山一丁目のそばにある都立青山公園(地元では青葉公園と呼ばれています)
ここには木登りに適した木がたくさん生えていて、下の地面もふかふかで安全です。
昔は園内に図書館があり、毎週通っては、木の上で本を読んでいました。
うちの子たちは、3人とも、保育園の時には一番上まで登れていました。

園長先生に、子供達に木登りさせてもいいですか?と聞いたら、OKが出たので、木登りさせてみました。
ところが、
年長さんになってもまったく登れない、
登ったことがないのか、登り方を知らない子がほとんどでびっくり。

親たちは何をやってるんだーい(怒)

今、幼稚園や保育園では、モンスターペアレンツやクレーマーのせいで、怪我をさせられない。
それはいろんなご家庭があるから仕方がない。
そもそも、人手が全く足りていない。
本当に、少ない教員数でよく頑張っていらっしゃると思います。

だから、ちょっと危ないことは親がさせなくちゃいけないのです。

木登りは、子育ての基本中の基本です。

木登りをさせる時、一つだけ教えます。

常にしっかりした枝を掴む。

(これだけです。こんなことも知らずに両手を離して頼ってくる子たちもいました。)

基本を教えたら、見守る。(やってみせることもあります)

学んで欲しいことは、自分の身は責任を持って、自分で守ること。

掴む枝は自分で判断する。

勇気を出す。

力を込めて頑張って登る。

そして、見えた先の景色を楽しむ。

達成感を感じる。

これは全ての教育に共通することではないでしょうか。

子どもたち、本当に嬉しそうでした。

私も嬉しくなりました。

これが、私の教育方針です。

もう一つの例です。

幼児のうちから交通ルールを幼児から叩き込みます。

教えたことは、交差点の渡り方、プラットホームでは決してふざけないこと。

それができるようになったら、就学前でも好きなところに行かせます。電車もOK。

スマホは持たせません。毎日が冒険です。困ったら、自分で考える。人に頼る。

誘拐されたらどうしよう、とも思いました。

が、ここは私のリスクテイクでした。

誘拐される可能性は1%以下。

家でゲームにお守りをさせていたら社会性がつかない可能性は90%以上です。

週末、一緒に公園に行って、木登りをさせていますか?

子どもがゲームばかりしているのは、保護者が面白い遊びを提供してあげていないからではないでしょうか。

忙しくて疲れてできない?

私は、近所の子供達をまとめて博物館に連れて行ったり、連れて行ってもらったりしていました。

育児は育自。

親のチャレンジ精神やソーシャルスキルが試されています。

大人になっても、学んで成長し続けましょう!

11月16日(土)14時から16時まで、赤坂の公園で子どもたちの野外遊びのボランティアをしています。

https://www.akasaka-parks.jp/event/





春のシンガポール・インドネシア留学 募集を開始しました。

平日のランチタイムは保護者向けの教育相談 

11月10日と17日は20時からZOOMで説明会を開きます。(慣れていないのでドキドキです)


詳しい情報はこちらをご覧ください。

説明会や相談会も開いています。 

お問い合わせはこちらです。

お申し込みはこちらです。
ぜひ、ご参加下さい!

10人くらい登らせてあげました。達成感に満ちた顔を見るのが好きです。
都会っ子には貴重な体験になるはず




リサーチ結果: 子育てでやり直したいことは?

クイズです。

40歳以上の子どもを持つ家庭の調査で、

「子育てでやり直したいこと」で最も多かったのはなんでしょう?

1)家族の時間を多くとる。
2)さまざまなことに挑戦させる。
3)塾に通わせる。
4)外で遊ばせる。

どれだと思いますか?





答えは、

1) は 20.8%
2) は 43.3%
3) は 7.2%
4) は 6.3%

つまり、「さまざまなことに挑戦させる」が1位です。

調査の記事はこちらです。

いかがですか?

お子さんに挑戦させていますか?


私は、息子たちに様々な挑戦をさせてきました。

(私にとってはごく常識的なことですが、非常識だと取られる方もいらっしゃると思うので、ここで書くことは控えさせていただきます。 笑)

おかげでみんなチャレンジャーに育ちました。



ご縁のあったお子さんをチャレンジャーに育てたいと思っています。

留学は大きな挑戦です。

可愛い子には旅をさせろ

とはよく言ったものです。

私は引率する生徒たちにもレベルに合わせた挑戦をさせます。

ほとんどの生徒は、出発までは不安だったと言います。

学校の修学旅行と異なり、ひとりでの参加だからでしょう。

でも、安心してください。

私はひとりひとりに目を配ります。

なぜなら不安なうちは挑戦できないからです。

大抵の生徒たちは、すぐに気の合う友達や居場所を見つけます。

それを確認したら、様々なプチ挑戦をさせていきます。

男女隣同士に座って食事をする。

現地の学生とペアになって英語で話す。

異文化の中でホームスティをする。

まだまだあります。お楽しみ。

生徒たちは、挑戦を楽しみます。

全員が行ってよかったという感想をくれます。

子どもたちは本来、チャレンジすることが好きなのです。



春のシンガポール・インドネシア留学 募集中です。

詳しい情報はこちらをご覧ください。

説明会や相談会も開いています。 

お問い合わせはこちらです。

お申し込みはこちらです。

ぜひ、ご参加下さい!

綱渡りも挑戦のひとつです。





外国語の環境に浸る楽しさ

今日は久しぶりに月に一回のフランス語の日に参加。
フランス語仲間と昭和記念公園へ行ってきました。
台風にも負けず、黄色いコスモスは見頃でした。

紅葉にはまだ早かったのですが、とても気持ちが良かったです。
夏の間、フランス語を使っていなかったので最初は苦労しましたが、フランス人同士の会話を聞いているうちにフランス語で考えられるようになっていって、そのうち話しに加われるようになり楽しかったです。




留学中の生徒たちが楽しそうなのも同じ理由だと再確認しました。
大切なのは英語を話せる環境に入れること。



私が企画引率する留学では、生徒とほぼ同じ数の現地の学生がいます。
ここでは写真に写っているのは日本人が20名 シンガポール人17名(見分けがつきませんね)

外交的な生徒はすぐに打ち解けて話すし、シャイな生徒で向学心のある生徒たちは英語の会話に耳を傾けます。

今日、私がフランス人と話した内容は、
日本とフランスとスウェーデンの産休育児制度の違い。
結婚・離婚制度の違い
台風で日本語の情報しかなくて恐ろしかったこと(とくに大音量マイクのアナウンス)
旭日旗について
天皇制について

日本人の生徒たちがシンガポール人の生徒たちと話している内容は、趣味の話が多いようです。
話す内容を持っていることも大切ですね。






私の失敗談

春や夏のシンガポール留学に参加した生徒たちから英検の結果が届いています。

留学参加前は、3、4級レベルだった中2の生徒さんたちが、4人準2級に合格しました!

中3も2級に合格、おめでとう! 

一方、今回、2級や準1級の受験者からは残念な知らせが届いています。

私もフォローが足りなかったと反省しています。

生徒たちにも伝えてありますが、2級以上の合格は容易ではありません。

しかも、自分を律して勉強しなければいけません。



落ちてしまった生徒たちへ

落ちてしまった理由はなんでしょう? LINEで聞かせてくださいね。

人間は失敗からの方が多くを学びます。


今日は私の失敗の話を書きます。

私は、小学4年生の時にそろばんの検定試験で私だけ落ちました。

それは普段の練習でずるいことをしていたからです。

6年生の優しいお姉さんがいつも私の隣に座って、私の代わりに練習問題をやってくれていたのです。

おかげで練習の時は私は好成績でしたが、当然、本番の試験で私の指は動きませんでした。

クラスで一人、ひどい点数で落ちたときの恥ずかしさを今でも忘れられません。

みんなでの帰り道「この中でひとりだけ落ちた子がいる」と私をからかったオザワ君の顔、その時の空き地の光景は今でも覚えています。


こんな感じの空き地の近くでからかわれました。
オザワ君、ありがとう。

以来、私は試験の準備にずるいことは決してしなくなりました。

いつ思い返してもいい経験です。

生徒たちには言っていることですが、英検にはギリギリで受かるよりも再挑戦して余裕で受かる方がずっと力がつきます。
(ギリギリで英検1級に一発合格してしまった私と次男はその後目標を失いました。)

英語の学習には地道な努力が必要です。

2級以上は、文法の知識はあるので、どれだけ英文を普段読んで語彙を増やすかです。

巷には試験やテストを軽視する人もいますが、私はそうは思いません。

年に3回の英検の試験に挑戦することによって、どの試験にも必要な骨太の力がつきます。

直前に頑張って受かる試験ではありません。

今から、1月に向けて頑張りましょう。

私ももう少しフォローできる方法がないか、考えています。

何かアドバイスがあったらこちらで聞かせてください。




















ボランティアから得られること

地域ボランティアのメンバーになりました。
昨日は、近所の幼稚園のお芋掘りのお手伝いをしてきました。
園児は可愛いし、 メンバーは素敵な仲間だし、幼稚園の先生は大変なお仕事なので、役に立った感があって最高の気分です。

ここでこんなことを書くと、いいことしたって自慢したいの? と思われてしまうかもしれないのですが、そうではありません。

承認欲求とかではなく、自然と湧き上がる幸福感があるのです。
(少なくとも私には・・・)

インドネシア留学でも、ボランティアをしてもらうのですが、その時の高校生たちの満足そうな顔を思い出しました。

楽しそうな顔とは違う、自己肯定感で満たされた、ちょっと恥ずかしげで、でも嬉しさが隠せない、そんな表情でした。

先日、大学3年生の男子学生を持つお母さんから就活の相談を受けました。

その男子学生は、ある有名外資系企業のインターンを希望していました。
そのエントリーシートに、ボランティアの経験とそこでの経験から得たことを書くように求められたのですが、書くことがなくて結局インターン選考にも落ちてしまったそうです。

誰かの役に立ちたいという気持ちを持って行動を起こせる、
そんな大人になってもらいたいと思って、プログラムを企画しています。

孤児院訪問を終えたあと 与えたもの以上に得たものが多かったと思います。



















高校生と社会人を繋ぐ団体

子ども達も、社会人、大学4年生、高校1年生になり、私の子育ては終わりました。
私は卒母しています。
3人とも英語力は私を超え、読む本も難しく、親として伝えることは全て伝ました。
教えることはもう何もありません。

三男はまだ高校1年生ですが、彼の周りには、実に多くの社会人がいて、三男を褒めたり、励ましたり、導いたりしてくれています。

時代の変化が早い今、親の世代の価値観の多くはすぐに時代に合わなくなります。

将来、どの道に進もうか実感がわかない高校生に必要なのは、様々な業種で働く大人の姿を見ること、話を聞くことです。
就活のOB訪問では間に合いません。
なぜなら、どんな仕事に就きたいかをイメージすることは、大学の学部選びに欠かせないからです。

幸い、自分の持てる力を使って高校生の力になりたい、と考える大人が実に多いのです。
私もその一人です。
自分の子どもたちの教育は終わりましたが、他のお子さんたちには教えることがたくさんあります。
事実、私の留学に参加して英語を勉強するようになったという感想を多くいただきます。

高校生になったら、親や学校だけで育てるのではなく、いろんな社会人に会わせたいものです。

色々な団体があるようですが、息子が今、お世話になっている団体を紹介します。

日本若者協議会(リンク
様々な政党の人と話をする機会を持つことができ、偏りなく、政治を学べます。

高校生のGrowth Hub (リンク
海外進学情報や留学イベント情報をいつも流してくれます。

Another Teacher (日本総先生化プロジェクト)(リンク
様々な業種のポジティブな若い社会人が多く、仕事の相談のみならず恋愛相談にも乗ってもらうこともあるようです。
現在、クラウドファンディング中 是非ご協力ください。

もしも、敷居が高い、と思うのであれば、高校生が主催するイベントに出るのはいかがでしょう。

Suatainable Game(リンク): 主催者はなんと中学生! でも大学生や社会人を巻き込んで、課題発見力やプレゼン力を高めるイベントを開いています。

CUE TOKYO (リンク)息子が主催するグループです。高校生目線で刺激的な大人を呼んで、話を聞くイベントをひらいています。

これらの団体はイベントを開いているので、是非フォローしてみてください。



モスクでイスラム教徒の方から話を聞く中高生。親や先生以外の大人から、子ども達は多くの価値観を学びます。その価値観は多ければ多いほうがいいですし、違えば違うほどいいと思っています。様々な考えの人の話を聞きながら、子ども達は寛容さを身につけて、成長していきます。


留学中の2週間、一人一人の生徒たちにたくさんのことを伝えます。

私の考えが絶対正解とは思いません。
息子にアドバイスをくれる若い社会人にだってそんなことは期待していません。

でも、様々な考えの人に会って、自分が当たり前だと思っていたことが違うと気付ければそれでいいのです。
学ぶ意義に気づかせてくれればいいと思っています。

この春休み、また日本人の中高生に、それまで知らなかった世界を体験させたいと思っています。

春のツアーのご案内はこちらです。











ラグビーワールドカップで来日中のラグビーファンと友達になる。

ラグビーワールドカップが始まりましたね。
私の生活圏は観光客がもともと多い地域ですが、マッチョな外国人が増えました。
シンガポールにいた時は、長男がオーストラリアンスクールでラグビーをしていて、
今は、次男が大学でラグビーをしていることもあり、私はラグビー観戦が大好きです。
もっというと、ラグビープレーヤーが好きです。尊敬しています。
あれだけ体を大きくするのは大変です。(アジア人はなかなか太れません)
重くなければ当たり負けします。
タックルするには勇気が必要です。
スピードも必要です。
スタミナも必要です。
知力も必要です。
そして、One for all, All for one の精神。
自分が犠牲になりながら、仲間を守りながら、前進するプレーは観ていて感動します。

さて、昨夜は、家族でスコットランドとサモアの試合を見ました。
家で観てもよかったのですが、せっかくなので近くのバーで観戦することにしました。
私たちはお店の隅の席だったのですが、その隣が外国人のカップル。その隣が日本人のグループでした。
外国人は、ドイツとアメリカで18年ラグビーをしてきたというアメリカ人とアイルランド人の奥さん。
日本人は、ラグビーにとても詳しい4人グループでした。でも、残念ながら英語がそれほど話せません。
私たちが訳すと両者で盛り上がるのですが、訳さないと歓声しか交わせないのです。
言語という高く厚い壁を目の当たりにしました。
ラグビーの知識、ラグビーを愛する気持ちは、こんなに共通しているのに、通じない。
もどかしい気持ちが伝わってきました。
2019年秋、翻訳機はスポーツバーではまだ使えませんでした。

三男が言いました。
「お母さん、英語ができて本当に良かったよ」

試合終了後、日本人グループは「バーイ!」と挨拶をして店を去り、
私たち家族は、外国人カップルとしばらく話をし、散歩し、連絡先を交換しました。
そして、その晩には次のようなメッセージをもらいました

「本当にありがとう。あなた方に会えてとても良かった。今回の旅で一番の思い出だ。今は、日本がアイルランドに勝ったことを嬉しく思っている。」

これは、このサプライズ勝利が、今回のW杯のみならず、日本ラグビーの将来にとってどれほど重要な意味を持っているのかを説明したからです。

福岡の試合を観戦した後、また東京に戻ってくるので一緒に観戦したいと言ってもらえました。
私には街で道案内をしただけで、今も連絡を交わし合うほど仲良くなった外国人が他にもいます。理由はひとつ。英語が話せたからです。
私よりも素晴らしい中身を持った日本人はたくさんいます。
でも、「伝わらなければ、ないのと同じ」なのです。少なくとも、今は。

中高生に英検2級や準1級を目指せというのは、挨拶だけではなく、自分の考えや文化を話しあえる人になってほしいからです。
異国の人たちとなんでも話し合えるというのは本当に楽しいです。
世界の潮流を知ることができます。
私は20年以上前から共働きが当たり前になるとわかっていました。
また、進んだ教育を子供達に受けさせることができたのも英語での情報収集ができたからです。
違う文化や宗教の人と語り合うと自分を知ることもできます。

英語でコミュニケーションが取れる中高生を増やしたいと心から思っています。

「中高生のためのシンガポール・インドネシア留学」募集を開始しました。
詳しくはこちらです。


 日本人、アメリカ人、アイルランド人、イギリス人、ラグビーを愛する気持ちは共通ですが、共通言語は英語です。










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