私は卒母しています。
3人とも英語力は私を超え、読む本も難しく、親として伝えることは全て伝ました。
教えることはもう何もありません。
三男はまだ高校1年生ですが、彼の周りには、実に多くの社会人がいて、三男を褒めたり、励ましたり、導いたりしてくれています。
時代の変化が早い今、親の世代の価値観の多くはすぐに時代に合わなくなります。
将来、どの道に進もうか実感がわかない高校生に必要なのは、様々な業種で働く大人の姿を見ること、話を聞くことです。
就活のOB訪問では間に合いません。
なぜなら、どんな仕事に就きたいかをイメージすることは、大学の学部選びに欠かせないからです。
幸い、自分の持てる力を使って高校生の力になりたい、と考える大人が実に多いのです。
私もその一人です。
自分の子どもたちの教育は終わりましたが、他のお子さんたちには教えることがたくさんあります。
事実、私の留学に参加して英語を勉強するようになったという感想を多くいただきます。
高校生になったら、親や学校だけで育てるのではなく、いろんな社会人に会わせたいものです。
色々な団体があるようですが、息子が今、お世話になっている団体を紹介します。
日本若者協議会(リンク)
様々な政党の人と話をする機会を持つことができ、偏りなく、政治を学べます。
高校生のGrowth Hub (リンク)
海外進学情報や留学イベント情報をいつも流してくれます。
Another Teacher (日本総先生化プロジェクト)(リンク)
様々な業種のポジティブな若い社会人が多く、仕事の相談のみならず恋愛相談にも乗ってもらうこともあるようです。
現在、クラウドファンディング中 是非ご協力ください。
もしも、敷居が高い、と思うのであれば、高校生が主催するイベントに出るのはいかがでしょう。
Suatainable Game(リンク): 主催者はなんと中学生! でも大学生や社会人を巻き込んで、課題発見力やプレゼン力を高めるイベントを開いています。
CUE TOKYO (リンク)息子が主催するグループです。高校生目線で刺激的な大人を呼んで、話を聞くイベントをひらいています。
これらの団体はイベントを開いているので、是非フォローしてみてください。
モスクでイスラム教徒の方から話を聞く中高生。親や先生以外の大人から、子ども達は多くの価値観を学びます。その価値観は多ければ多いほうがいいですし、違えば違うほどいいと思っています。様々な考えの人の話を聞きながら、子ども達は寛容さを身につけて、成長していきます。 |
留学中の2週間、一人一人の生徒たちにたくさんのことを伝えます。
私の考えが絶対正解とは思いません。
息子にアドバイスをくれる若い社会人にだってそんなことは期待していません。
でも、様々な考えの人に会って、自分が当たり前だと思っていたことが違うと気付ければそれでいいのです。
学ぶ意義に気づかせてくれればいいと思っています。
この春休み、また日本人の中高生に、それまで知らなかった世界を体験させたいと思っています。
春のツアーのご案内はこちらです。