シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

分断の時代に必要な寛容の心とは

先週は、イントレランス(不寛容)について考えた週でした。
仕事ではミネソタ州のジョージ・フロイド関連の映像や、香港の国家安全法のインタビューを翻訳し、社会の分断を憂いました。プライベートでは、ギャラクシー月間賞をとった「イントレランスの時代」と、無声映画「イントレランス」を見ました。
人種差別、ヘイトスピーチ、いじめ、社会的弱者への不寛容には断固反対です。ダメなものはダメです。
私がこんな当たり前のことを書くのは、アメリカ人から「人種差別に声を上げないことは、実質、人種差別を認めていることと同じ」というメッセージをもらったからです。
あと、私は上昇志向が強すぎて、すぐに弱者のことを忘れてしまうので気をつけなければと思っています。
誰の心にも差別意識(優生思想)はあります。でも、それを抑えて寛容になることで平和で生きやすい社会が築かれます。
ところで、皆さんは、外国人に日本の宗教観を説明できますか?
クリスマスを祝い、仏式のお葬式をして、新年に神社に行く理由が説明できますか?
日本に目立った宗教対立がない理由を説明できますか?
日本人は対立を嫌い、異なる宗教に寛容です。
このTED Talkに答えがあります。今こそ、この価値観を、世界に伝える時です。
もちろん、一神教の人には理解が難しいと思います。
でも、他者を敬う、という考え方は、どの宗教でも教えられていることです。
ぜひ英語字幕でご覧ください。そして英語で日本人の宗教観を語れるようになってください。
https://youtu.be/8mAPA3YKC_A

追記: その後考えたのですが、外国人や障がい者を受け入れる、という点では、日本はこれまで住んだことのあるフランス、シンガポール、アメリカのなかで最も不寛容だと気付きました。帰国子女が帰国してからいじめにあうケースが昔からあとを絶ちません。
親も先生も口を酸っぱくして異なる文化や他者を受け入れることをこの和尚さんのようにいい続け、行いで示すことが求められますね。

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