シンガポール英語集中講座のすすめ

世界一安全で教育水準の高いシンガポール。成長著しい東南アジアの中心として飛躍的な発展を続けるシンガポールに、ビジネスや観光だけでなくハイレベルな教育を目指して今世界中から多くの人々が集まっています。
シンガポールでの3年間の駐在中、インター校に通った中高生の子どもの英語力を現地の授業についていけるレベルにするために見つけた教育効果の高い語学学校を、帰国後、日本の中高生にも紹介したいと思い短期留学を企画しました。今年はこれまでとは異なるツアーです。英語の勉強は日本からでもできます。次回のツアーのご案内はこちらをご覧ください。

写真で見る「中高生たのためのシンガポール留学」その1





2018年3月24日(土)16時集合。今回は成田空港から
この後、子供たちは自分たちで、出国を済ませて搭乗口に進みます。私は保護者と話をして後から行きます。基本的に引率者についていくのではなく、自分で表示を見て進んで欲しいからです。中高生は老人よりよっぽどしっかりしていますし、空港は迷うわないようにできています。小さな冒険、成功体験が、生徒たちに自信をつけていきます。


搭乗口では、早速宿題のチェック。できてなければ搭乗できません(笑)

到着が夜半のため、一泊目は私のお気に入りのリゾートホテル「アランダカントリークラブ」。広いリビングに寝室が2つ。最大8人が泊まれます。

朝食は近くのフードコートで。となりは異性か外国人というルールがあります。
自分の世界を広げて、コミュニケーション力を高めるためです。

初日はマーライオンパークに行きます。シンガポールに来たぞーっていう気持ちになるからです。




次は国立博物館。今回は現地の大学生(ナンヤンポリテクニックの学生)にガイドを頼みました。25名の日本人に12人の大学生が来てくれたので、1対2です。彼らは事前に展示を見学して勉強してから参加してくれました。日本占領下のシンガポールに関する特別展を見ました。生徒たちからは「パールハーバーは知っていたけど、マラヤ作戦は知らなかった。」「攻められる側から戦争を考えられてよかった」という感想をもらいました。
バスも、となりは異性か外国人。社交的な生徒はすぐに仲良しになります。これが英語が話せるようになる第一歩。



ランチは、インド料理屋さんのビュッフェ。ナンが美味しい!スパイシーなカレーにも少しずつ慣れてもらいます。

インド人街を散策します。これは寺院にお供えする花輪。インド人街はスパイスの香り、花の香り、汗の匂い(?)(笑)、私は大好きです。

生徒たちはヘナタトゥーをします。ガイドに頼んで2ドルにしてもらいました。

次にサルタンモスクに行きます。

日本人のボランティアガイドさんがいろいろと説明してくれます。「1日5回のお祈りは面倒じゃないですか?」という質問がでたり、イスラム教で信じられている天使と悪魔の話もしてくれました。私は瞑想好きの仏教徒であり、神社の氏子ですが、イスラム教もキリスト教も本当にいい教えだと思っています。
イスラム寺院では、女性の服装で肩や膝が出ているとこのような衣装を着せてもらえます(笑)


イスラム教イコール過激派という偏見をなくす、というのも私のツアーの目的の一つです。
こんな短時間では難しいとは思いますが、教えられることは教えます。

夕方 ホームスティに到着。同じ敷地で12家族が生徒たちを受け入れてくれます。

これは、ふた家族合同の夕食。マレーチキンカレー(ココナツの風味が美味しい)ロティプラタ、野菜炒め、フィッシュボールスープ、エビ炒めなど食べきれないほどでした。生徒からは毎日「食べきれない」という声が。

ここのご家庭では、シンガポールのお鍋


ここの家庭には子どもが3人 とても楽しそうです。


3月26日 (月)語学学校YPLSの初日はいつもクラス分けテストから始まります。会話のレッスンであれば厳密なクラス別けは必要ありませんが、ここの授業は、文法、語彙、読解、英作文。明確なクラス分けが必要です。そのために私は出発の2ヶ月前から、英検の過去問を解かせたり、オンライン英会話をさせたりして、生徒たちのレベルを把握します。それでも、開始後に入れ替えなどがいつも必要です。

ランチはタイのグループとバディを組みました。生徒たちは1日6時間の授業、息抜きのランチも英語で大変ですが、できるだけ英語漬けにしたいと思っています。


このバディ企画はタイのチームにとても好評で、来年の春休みは放課後も一緒に行動しようと誘われました。

午後の授業開始前にちょっと撮影。このクラス(準1級を目指すレベル)の日本人は10名! 毎回、生徒のレベルが上がっています。


放課後は、1時間、学校に残って、なんヤンポリテクニックの学生と宿題を済ませ、チキンライスの名店 ウィーナムキーに行きました。

たくさん、話をしました。学生たちは毎回、私のツアーに参加してくれます。

帰宅後は、9時までフリータイム。早速、夜のプール。ほぼ貸切状態です。

ドリアン体験。ドリアンは匂いが独特なので避ける人が多いのですが、食べてみると本当にフルーツの王様です。濃厚で甘くて少し苦いクリームチーズといった感じです。私もナンヤンの生徒たちも大好きです。今回は比較的多くの生徒が食べられました。なんでも挑戦!がこのツアーの永遠のテーマです。

3月27日(火)ホームスティのコンドミニアムの1階に集合して登校しますが、毎日私がペアを作って二人で登校します。

この企画は毎回好評です。自分の知らない世界を知ったり、共通の趣味があることがわかったりして楽しいようです。コミュニケーション力を上げる効果があります。

順2級最後列で授業を観察しました。これは英作文のクラス。内容はこの前の投稿

「学校で試験は無くすべきか。」それほど難しいテーマではありませんが、英語の文法がしっかりしていないと英語は書けません。

この日の放課後も宿題を学校で学生たちと済ませて、コンドミニアムのクラブハウスで卓球をしたり泳いだりしました。今回は夕方に毎回小雨が降って、テニスができなかったのが本当に残念でした。

卓球も水泳もしない生徒はクラブハウスで、ナンヤンの学生とおしゃべりします。これは私がアメリカから持ってきたアンゲームというカード、いろんなお題で自分のことを話します。このカードは「もしもあなたが高校の校長だったら、何がし対ですか?」

「どんなダンスが好き?」


私は新しくホストファミリーになってくれたご家庭は必ず訪ねます。そして食事もご馳走になります。
とても楽しいひと時です。

食後のプール。

3月28日(水)ペアを変えて通学です。

駅まで歩いて5分。一駅で学校に着きます。芝生の香りがとても気持ちのいい道です。

午前中の授業が済むと、タイ人とランチ

授業はハードです。





放課後は、コンドの中にある公園でナンヤンの生徒たちとあそびました。(動画をたくさん撮りました)

ホームスティで、ナンヤンの生徒と一緒に夕食を食べました。

この日は、一人の生徒の誕生日。サプライズでお祝いしました。男子が集まります。
女子に囲まれて。やっぱ、こっちの方が嬉しいよね。
プール上がりのケーキは美味しいね。
3月28日(木)また登校は異なるペアで

タイの生徒と食べるランチも今日が最後。タイの生徒からプレゼントをもらっている生徒がたくさんいました。たった4日のランチタイムだけでも、仲良くなれて連絡先を交換しあえば、この次にタイに行きたくなるでしょう。



放課後はオーチャードに買い物組とドービーゴートにレーザータグシューティングゲーム組に分かれます。私は外から戦い合う生徒たちを観察。保護者の方々には動画をシェアしています。動き回る生徒、待ち伏せする生徒、個性が出て面白いです。


チーム戦もして、最後には個人の順位もでます。今回の1位と2位はシンガポールの生徒。来年は頑張ろう!
とてもスリルがあって女の子たちからも大好評でした。


夕食は、プラザシンガプーラのフードコートで食べました。留学期間中、私がこんなに働けるのは、栄養満点のローカルフードのおかげです。

生徒たちにもいっぱい食べるようにいつも言います。

ナンヤンの生徒とガッツリ食べます。


こうして、日本人だけのツアーですが、ローカルの学生、タイからの留学生、ホームスティの人たちと交流しながら、生徒たちはどんどん社会性を高めていきます。
毎日が盛りだくさんで生徒も私も体力勝負ですが、一生に一度のシンガポール留学(といっても今回もリピーターがたくさん)、なんでも挑戦して、楽しみます!

生徒たちは本当に楽しんでくれています。
でも本当に楽しいクライマックスはこれからです!!!!


3月30日(金・祝)ユニバーサルスタジオ セントーサ
3月31日(土)4月1日(日)ビンタン島ツアー
4月2日(月)最後の授業 ガーデンバイザベイ マリナベイサンズ 
4月3日(火)リゾート ワイルド・ワイルド・ウェット BBQの報告はこの次に。





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