IB教育について
三男は、千代田高等学院という新設IB校で、長男や次男が海外で受けたIB教育という教育を受けています。IB教育はとにかく「考える力」を鍛える教育で、脳みそのコアの部分に効く感じです。
生徒全員がラップトップ(iPadはだめ。三男はMac pro)を持ち、Google Classroomを使って課題を提出します。プログラミング授業もあり、この1ヶ月で、子供達のITスキルは劇的に上がっています。
校長の荒木先生は、生徒たちにとっていいことはどんどん取り入れてくださいます。
IBの先生はあまり教えません。でも、とてもいい質問をします。
先日出た課題は「『機能と環境』について考察せよ」。
答えの決まったプリント問題にはなんの興味も示さない三男ですが、こういう課題は大好きです。
「機能と環境」についての切り口をどうしようかと1日悩み、最先端企業のオフィス環境について調べようと決めると、あらゆる本や資料を青虫のように読み漁ります。4000円もする本なので買わないでというと、図書館で見つけて借りて来ました。
嬉々として分厚い先端企業のオフィスの本を読んで考察いる息子を横で見ていて、本当にこの子にはIB教育があっていた、いい学校に出会えてよかったと思います。この課題だけで、建築、色彩、医学、デザイン、色々な分野に関心が広がっているのがわかります。勉強が楽しくて仕方がないそうです。
日本語IBなので、母国語で調べて考えられるのもいいです。
大人のIB教育はないのかと羨ましく思ってしまうほどです。
中高生のお子さんが勉強に関心がないとしたら、それはやっても意味がないって思っているからではないでしょうか。
千代田高等学院はまだ進学実績がないので、3年後に三男がどの大学にはいるのか全く未知ですが、全く不安はありません。
どの大学に行くかが大事なのではなく、高校3年間の間に、考える力や人と協力する力を身に付けること、自分が学びたいことを見つけることのほうが大切だと私たちは考えているからです。
長男の時もIBは帰国入試には不利だと言われていましたが迷わずIB校選びました。結果は大成功でした。進学先もよかったのですが、何より本を深く読めるようになったのは彼の一生の財産です。
まだ知られていないために、去年は定員割れしてしまいましたが、学費が安いのに、朝7時半から週6日、授業をしてくださるお得感満載の学校です。
学校の情報はツイッターやフェイスブックでも公開されています。
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